どうも、ほんまぐろです。
2024年12月6日(金)に「テラスタルフェスex」が発売となります。
このテラスタルフェスexは年に一度発売される「ハイクラスパック」です。
1パック当たり550円と高めですが、通常の倍である10枚入っている上に必ず1枚レアカードが封入されています。
更に「仲良しポフィン」や「夜のタンカ」、「プライムキャッチャー」等デッキを作る上で欠かせない超重要な汎用カードが再集録されている為新規の方にも非常にお勧めできる、まさにテラスタルの様に豪華なパックとなっております。
ポケポケがリリースされて間もない今日、アプリでポケカに興味を持った人もこのパックをたくさん買っておけばとりあえずデッキが作れるので、そういう意味でも非常にお勧めです。
ポケポケの対戦より数倍面白いですよ!!!!
更に今回の目玉として、屈指の人気ポケモンであるイーブイとその進化系達がexカードとして登場します。
そこで今回は登場するイーブイ達の性能や相性のいいカード達を初心者目線で紹介して行きたいと思います。
このテラスタルフェスからポケカに入りたいと考えているけどどうデッキを組んでいいか分からない…
そんな方は是非参考にして頂けると幸いです。
デッキを組む上での基本的な内容は下記の記事をご覧ください(古いですが基礎は書いているつもりです)
イーブイex
特性「にじいろDNA」は一見難しそうに書いていますが、簡単に言うと
「このイーブイexから更に他の進化系ブイズexに進化させることができるよ」
という意味です。
通常exポケモンは普通のたねポケモンからしか進化させることができません。
イーブイで言うと
このような「exとついていないたねポケモンカード」です。
しかしこのイーブイexは特性の効果によりイーブイex自身も進化元のカードとして扱うことができます。
その恩恵として
- exポケモンなのでHPが200と高く倒されにくい
- 「テラスタルタイプ」の効果によりベンチではダメージを受けず倒されにくい
等が挙げられます。
更に「通常のイーブイ」と「イーブイex」は別のカードとして扱われる為、本来4枚までしか入れる事ができないたねポケモンを8匹まで入れられる事と同じ効果を持っているのです。
そして通常イーブイの中には特性「ブーストしんか」を持つイーブイがいます。
この効果も併せて進化のしやすさは他の進化系デッキとは比べ物になりません。
これらの特性を活かした「ブイズだらけデッキ」なんかを作るのも面白いかもしれません。扱うのは非常に難しいですが
技自体は3エネ200とそこまでコスパがいいわけではないので、素直に別のブイズへ進化させて戦いましょう。
ただ、イーブイ自体は無色ポケモンなのでグッズ「ガラスのラッパ」に対応しています。
これによりトラッシュのエネルギーをイーブイに加速できるため、進化先のブイズを含めたテラスタルポケモン特有のエネ管理の難しさを克服できるようになっています。
序盤はガラスのラッパでイーブイにエネ加速をしつつ、エネが貯まったら別のブイズへ進化・攻撃がセオリーになりそうです。
シャワーズex
上技「ヘビースコール」は相手のexポケモン全員に60ダメージを与えていく、所謂「ダメカンばら撒き」系の技です。
ばら撒き系の技としてはかなり多めのダメージを与えていく事ができますが、デメリットが何点かあります。
一つ目はexポケモンにしか効かない事。
最初の方にイーブイで触れた通り、exポケモンは基本的に180~の高いHPを誇る為、60ダメージを与えていくのはあまり効率がよくありません。
二つ目は「テラスタイプ」の存在。
最近のexポケモンは「テラスタイプ」である事も多く、テラスタイプ共通の能力である「ベンチにいる時ダメージ無効」に阻まれる可能性が高くなります。
下技「カーネリアン」3エネで280と非常に高く、exポケモンを含む大抵のポケモンを一撃で倒せる高火力技となっております。
メインアタッカーとして使う場合は序盤は上技でダメカンをばら撒きつつ、高耐久の相手には下技でトドメを刺していくといった動きになりそうです。
サブアタッカーとして扱う場合は後述しますが、同時登場となる「ブースターex・サンダースex」や「グレイシアex」と併せて使うのもいいかもしれません。
サンダースex
上技は2エネで60ダメージ+ベンチのエネを2枚までトラッシュし、トラッシュした分×90ダメージを追加する技。
つまり2エネトラッシュで60+90+90=240ダメージとなります。
たねexポケモンのHPが220~240ラインである事が多い為、たねexポケモンがメインのデッキ相手に速攻を仕掛けていく事ができます。
下技はシャワーズ同様の高火力技。
序盤は上技で速攻を仕掛けつつ、終盤は下技の高火力で仕留める、分かりやすい切り込み隊長&フィニッシャーとして活躍できそうです。
「フラッシュスピア」でベンチのエネルギーをトラッシュする飛鳥がある為、重要なのはエネ加速です。
サンダース自身が使うエネは「炎」「水」「雷」の3タイプなので、
- 雷エネの加速:エレキジェネレーター
- 炎エネの加速:マグマの滝壺
- 水エネの加速:セグレイブの特性「きょくていおん」
等で加速していくと良いかもしれません。
または前述した「ガラスのラッパ」を活用したイーブイへのエネ加速も十分活躍が見込めます。
ブースターex
上技は2エネで130ダメージを与えつつ自分のポケモンに2エネ加速させる事ができる技。
HPの低いたねポケモンを倒しつつ自身のポケモン育成もできる、序盤においては非常に優れた技になっています。
進化前イーブイへのガラスのラッパや進化後のマグマの滝壺も併せると高確率で2ターン目から発動していく事ができる為、その後の安定感がグッと上がります。
- 加速させるエネに指定色が無い
- 技のエネが「炎」「水」「雷」と「シャワーズex・サンダースex」と共通している
という特性上、「シャワーズ・サンダース・ブースターをアタッカーとした3色デッキ」を作ることができます。
序盤はブースターでエネ加速し、相手のデッキ内容に応じてアタッカーを3匹から選んでいくという非常に対応力の高い戦い方ができそうです。
公式もそれを狙っていそうです。
エーフィex
上技は160ダメージを与えつつ相手の手札をトラッシュできる、所謂「ハンデス」と呼ばれる技。
運が絡みますが相手のキーパーツを引っこ抜いて動きを一気に止める事も可能です。
特にデッキに1枚しか入れる事ができない「エーススペックカード」を捨てる事ができれば非常に大きい。それはもう凄く恨まれます。
下技は相手の進化ポケモンを強制的に退化させる技。
昨今の進化デッキ、特に2進化デッキは「ふしぎなアメ」を使用したワープ進化を基本としている為、一度退化させると再び進化させていく必要があります。
そうして相手の動きが止まっている間に態勢を整える時間稼ぎの為の技です。
同じような効果として「わざマシン・デヴォリューション」が存在します。
※わざマシンはポケモンに装備させる事でマシンのカードに書かれている技を使うことができるようになる装備カード
一見似たような効果ですが、最大の違いは
- デヴォリューション:剥がした進化ポケモンのカードを相手の手札に戻す
- アマゼツ:剥がした進化ポケモンのカードを相手の山札に戻す
という点です。
デヴォリューションは退化させても手札にカードが残る為、再び「ふしぎなアメ」を使えばすぐに復帰できます。
しかしアマゼツは進化カードがデッキに戻ってしまう為、進化させるには再び進化ポケモンのカードをサーチしてくる必要があります。
この手間がかなり大きい。
特に「ナンジャモ」や「アンフェアスタンプ」と言った相手の手札に干渉できるカードと併せて使うと効果は絶大。
2進化ポケモンをメインとしたデッキはそのまま何もできずに沈黙…なんて事も十分考えられます。
ネックとしては必要エネが「草」「超」「悪」とエネ加速が非常に辛い点。
「イーブイ+ガラスのラッパ」は勿論の事、超エネルギーはネイティオの特性「アカシックセンス」
草エネルギーはオーガポン(みどりのめん)exの特性「みどりのまい」+「エネルギー付け替え」
等で補ってあげると良いかもしれません。
ブラッキーex
上技は160ダメージを与えつつ相手をこんらん状態にする技。
※こんらん状態のポケモンは技を使う時にコインを投げる必要があり、表が出れば技は成功、裏が出れば技は失敗+自分に30ダメージという特殊状態
効果は優秀ですが必要エネが3と重い為割に合わない印象です。
下技はエネを全てトラッシュしてサイドを1枚獲得するという非常に特殊な技。
「雷」「超」「悪」と3種類のエネを付け、更にそれを全て捨ててようやくサイド1枚獲得は正直割に合わなすぎる。
ただし、使いどころがないわけではありません。
例えばミミッキュやミロカロスex、ニュートラルセンターと言った「相手からのダメージを無効化する効果を持ったカード」が相手の場合です。
これらを使ってくるデッキは大抵、攻撃してサイドを取るよりも相手が攻撃できない状況を作り上げて詰ませる事を念頭に置いたデッキが多いです。
そんな時でもこのブラッキーexの技「オニキス」は攻撃が通じずともサイドを無理やり獲得する事ができる為、詰みを回避する事が可能なのです。
トドロクツキexやサザンドラexと言った既存の悪タイプアタッカーをメインとしたデッキのサブアタッカーに採用する事で、相手の意表を突いたオニキスから勝ちへ繋げる事が可能となるかもしれません。
もしくは同様に「サイドを無理やりとる」系のヤドランと組ませても面白いかも。
リーフィアex
上技は相手全員についているエネルギー×60ダメージを与える技
ベンチだけ、バトル場だけではなく「相手全員」というのが非常に大きいです。
普通のデッキであれば攻撃準備中のベンチも含めて3~5エネ程度が付いているのが普通なので、180~300程度のダメージを2エネで撃てるのは非常にコスパが良い。
特に現在のポケカ環境の中心にいる「タケルライコ&オーガポン(緑)デッキ」はその特性上場にエネルギーを潤沢に用意しておく必要がある為、物凄い火力をお見舞いする事ができます。
下技は230ダメージとたねexポケモン程度ならワンパン出来る中打点の火力に加え味方全員のHPを100回復する破格の回復性能を持った技。
エーススペックである「ポケバイタルA」が1匹150回復である事を考えれば、技とはいえ全員100回復の凄さが分かるかと思います。
ポケバイタルAがエーススペックのくせにしょぼいというのは禁句
こちらも現環境の中心にいる「ドラパルトexデッキ」相手には非常に相性が良い。
ドラパルトexが技「ファントムダイブ」でダメカンをばら撒いてきても、仮にブラッキーexを2体立てる事ができればグルグル回してモスアゲートを連打しているだけで非常に優位に立てます。
更にこれまた環境の中心にいるリザードンexに弱点を付ける為、こちらも同等に戦えそう。
現環境におけるトップ層達相手に優位に立てる可能性があるのはリーフィアさの大きなメリットと言えるのでは無いでしょうか。
相性のいいカードとしてはやはりオーガポン(みどりのめん)exでしょうか。
エネ加速とドローを同時にできる特性「みどりのまい」が偉過ぎます。
グレイシアex
上技は110ダメージを与えつつ、相手のベンチポケモンにも30ダメージを与えるベンチ狙撃性能を持った技。
ダメージ自体は低いですが進化前のたねポケモンのHPラインは60前後が多いので、大抵は2,3発で倒す事ができます。
下技はダメカンが6個乗っている(=60ダメージを喰らっている)相手を問答無用で気絶させる技。
強制気絶なのでどれだけHPが高くても一発KO出来るのが魅力です。
問題はダメカンを6個乗せる手段。
パッと考えられる方法としては
- 自身の技「フロストバレット」を2回当て、60ダメージを喰らわせた相手を気絶させる方法。
- シャワーズの技「ヘビースコール」で予めダメカンを6個乗せておくことで起動する方法
- ユキメノコの特性「いてつくとばり」を複数並べて起動させる方法
- サマヨールの特性「カースドボム」とルチャブルの特性「フライングエントリー」を足して起動させる方法
等が挙げられます。最後のは面倒くさすぎるな…
いずれにせよ効率よくダメカンを6個乗せる手順が確立できれば、相手の耐性を無視してガンガン攻めていける攻撃的なデッキが出来上がるでしょう。
ニンフィアex
他のブイズは今回で新登場となりますが、ニンフィアのみ先行してスターターデッキに収録されています。
上技は160ダメージを与えつつ相手からのダメージを100軽減させるダメージ軽減効果を持った技。
100軽減という効果は軽減技のなかでもかなり大きく、「ガチガチバンド」等も使えばかなりの耐久力を誇ります。
下技は相手のポケモン2匹を選択して根こそぎデッキへ戻すという強烈な技。
エーフィexのアマゼツとはまた違った妨害技となっています。
これを喰らった相手はたねポケモンからサーチし直す必要がある為、特に2進化系のデッキは育成に膨大な時間を要します。
ただし円属して「エンジェライト」を使うことは出来ない為、使用後の次のターンをどう凌ぐかを考える必要があります。
上述した「相手からのダメージを無効化するカード」類を使って防御に徹し、相手の攻撃リソースを全て枯らす妨害系デッキを目指すと良いのではないでしょうか。
以上がブイズ達の性能を簡単に纏めた内容です。
どのブイズも非常に面白い性能をしている為、「ネタデッキ」「ファンデッキ」に留まらない性能を発揮するデッキとして活躍するのではないでしょうか。
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