どうも、ほんまぐろです。
先日行われた一大ゲームショウ「東京ゲームショウ2022(以下TGS)」が開催され、多くの情報が公開されました。
その一つが「インフィニティストラッシュ ダイの大冒険」の最新PVです。
2021年12月に「1から作り直す」という号令の下発売日が未定となってしまった本作ですが、今回最新のPVが公開されました。
それを見た感想を書いていきたいと思います。
先に言っておきますがちょっと厳しめの意見が多いのでお気を付けください。
追記:実際に購入して遊んでみた感想記事は下記を御覧ください。
良かった点
まず最初に良かったところを挙げたいと思いますが、やはりグラフィックでしょうか。
初報でかなりのバッシングを喰らった粗いグラフィックですが、「1から作り直す」という号令は伊達ではなくかなり向上していました。
クロコダインにフレイザード、ハドラー、バランetc…
なぜか敵の方が迫力のあるグラフィックに仕上がっています。
あとはモーションさえしっかり作りこんでくれれば、歯ごたえのあるボス戦を楽しめるのではないでしょうか。
…はい、良かった点は以上です。
気になった点
グラフィックはかなり向上しました。
しかしそれ以上に不安になった点が多々あります。
一つずつ挙げていきましょう。
【雑魚敵の描写数】
まず一番気になった点。
PVでは通常のステージであろうアクションシーンが映っていましたが、雑魚敵の数が余りにも少なすぎる。
一つのエリアに5~6体程度しか湧いていない状態です。
2016年にドラクエのアクションゲーム「ドラゴンクエストヒーローズ2」が発売されました。
そんな6年前のゲームにすら大きく劣っている始末です。
これはかなり気になるなぁ…。
この物量であれば、所謂「無双系」としてのゲームとしては少なすぎますし、逆にエルデンリング等、歯ごたえのあるアクションゲームにしては多すぎる印象。
つまりどっちつかずの中途半端な印象なんです。
流石に製品版では激増しているとは思います(していて欲しい)が、作り直したうえで満を持してこれを出してきたのが凄く不安です。
【プレイアブル数】
キャラゲーに必要なのは「その作品のキャラクターを実際に動かせる感動」です。
つまり操作できるキャラクターが多ければ多いほど楽しい。
しかし今作では主要キャラである「ダイ」「ポップ」「マァム」「ヒュンケル」の4人のみ
ちょっと少なすぎる気が…
同じく主要人物であるレオナ姫やクロコダインすらもプレイアブルではないというのは意味が分からない。
これが原作やアニメが始まって間もない作品であれば分かりますが、原作は20年以上前に完結し、アニメですらあと数話で完結します。
そんな状態で何を出し惜しみしているんだ…?
恐らくは「オリジナルストーリーによるお祭りゲーではなく、原作のストーリーをなぞる形式だからアバンの使徒である4人がメインになるから」なのだとは思います。
しかし、であれば後述のオリジナル要素に不満が出ます。
【オリジナル要素】
今作のオリジナル要素の1つである「記憶の神殿」
入るたびに形状やギミック、敵が変化する所謂ランダムダンジョンです。
「ヒュンケルVSハドラー」といった原作にはないオリジナルの戦いが楽しめる…と公式では謳っています
が
少ないプレイアブルキャラで何を楽しめと…?
そんなもんプレイアブルキャラが多ければ多いほど楽しいに決まってるじゃないですか。
ファンなら「オリジナル要素ならハドラーやバランを操作して遊びたい」と思うもんでしょう。
というか、「破邪の洞窟」っていう最高にぴったりのダンジョンが作中に登場しているのにそれをチョイスしないのはどういうセンスなんだ…?
そしてもう一つのオリジナル要素「絆の記憶」
所謂「装備アイテム」であり、キャラクターのステータスや技の威力をアップさせる効果があります。
上記の記憶の神殿を攻略すると獲得できる報酬の様です。
記憶の神殿はこれを目当てに何度も挑戦するハクスラ的なステージとなっているんだと思います。
原作のワンシーンを装備するというアイディアは良いと思います。
ソシャゲでよくあるシステムじゃねぇかという部分を除けば
レアな魂の記憶はカラー原画で登場するというソシャゲっぷり
というかこのゲーム
もしかして元々ソシャゲとして開発されていたのでは?とすら勘繰ってしまいます。
【ストーリー】
今作のメインモードは原作を追体験するストーリーモードですが、そのストーリーは「鬼岩城」までしか収録されていないそうです。
なんで?(念押し)
ワンピース海賊無双の様にストーリーが完結していない作品のゲームであればまだ分かりますが、前述したように原作はとっくに完結しているんですよ?
アニメすら完結間近だというのに、なんで物語の半分くらいしか描かれないんだ?
鬼岩城までという事は超魔生物ハドラーやヒム達ハドラー親衛騎団も登場しないという事になります。
もちろんそこまででも十分名作ですが、そこから先が一番盛り上がる展開ではないのか…!?
というかそれなら初報で撃っていたメドローアは何だったんだ?
「ストーリーは無いけど人気のメドローアは外せないから技だけでも入れとけ!」って事なんでしょうか。
スクエニさん
【発売日】
最後に発売日出るかと思ったら未定でコケた。
いやいやいやいや、この期に及んで未だに未定!?
2023年に発売!とすらアナウンスできないのか!?
アニメも終わってすっかり落ち着つくであろう2023年(下手したら24年)にこんな中途半端な作品出して…
一体スクエニは何がやりたいんだ!?
今後に期待…??
以上が今回のPVを見て感じた正直な感想です。
- 少なすぎる雑魚敵
- 少なすぎるプレイアブルキャラ
- 中途半端で終わるシナリオ
- ソシャゲのガワを使ったリサイクルシステム
etc…
ぶっちゃけ不安しか残らなかった。
大人しくコーエーテクモに依頼して「ドラゴンクエストヒーローズ インフィニティストラッシュ」とかにしておけばよかったのではないでしょうか…。
仮にこのクオリティのまま発売するのであれば、(悪い意味で)想像を絶する作品になる予感。
そうならない為にも、製品版に向けてブラッシュアップ(どころでは済まないかもしれませんが徹底的に)していってほしい。
念の為言っておきますが、自分はダイの大冒険が大好きです。
こうやってダイやポップを動かして遊べる機会を与えてくれたことは本当に感謝しています。
だからこそ、メーカー側が本気で作っていない雰囲気が感じ取れてしまって嫌になるんです。
こういう厄介なファンの期待に応えられるよう、頑張って開発をお願い致します。
あといい加減発売日の発表を重要視しましょうスクエニは。
ドラクエ35周年特番から全然成長出来てないじゃないか…
アニメが終わって早2ヶ月。
正直、発売されるかすら怪しいと勝手に思ってます。
そもそも、鬼岩城までってどういうことよ・・・
ご覧頂きありがとうございます。
いっその事発売未定のままにして1から作り直して、2026年とかになっても良いので完全な形で世に出してほしいとさえ思ってしまいますね…。
このタイミングで鬼岩城止まりなのは凄く釈然としないです…!
これじゃない
我々が望んでいるのはRPGのドラクエとしてのダイの大冒険
アクションRPGの時点でもう興味がない
ツクール製のフリーゲームのダイの大冒険の方がまだ良い
ご覧いただきありがとうございます。
原作が技や世界観・ステータス表みたくゲーム本編に寄せてくれていたので、よりRPGとして遊びたくなりますよね。
アクションRPGもそれはそれで嬉しいのですが、肝心の出来が本当に心配です…。
退勤してプレイした。
まだ魔の森途中だが、なんだろうこのソシャゲ無料アプリは。
一巻から勇者修行まではいざ勇者としてキャラを盛り上げる大事な話なのに九割九部九厘九毛紙芝居なダイジェストは。アバンの声優はどうゆう気持ちでアテレコしていたのだろうか?
まだ普通のADV形式なら納得いくが、昔話の紙芝居形式で戦闘以外が続くなら終わりまで耐えられない。