どうも、ほんまぐろです。
2025年6月6日に発売した拡張パック「ブラックボルト」「ホワイトフレア」

イッシュ地方のポケモン達が勢揃いする拡張パックであり、汎用性の高い特性もちポケモンやトレーナーズカードが多数追加されました。
その中でも特に注目しているのがポケモンのどうぐである「ブレイブバングル」です。

デメリット無しでexポケモンへのダメージ+30という、シンプルながら非常に大きな火力上昇グッズの登場により、個人的に今回大幅な強化を得たと感じでいるデッキがあります。
それが「ヒビキのバクフーンデッキ」です。
金銀世代である自分にとって、バクフーンは初めて選んだ御三家という事もあり非常に愛着があり、登場してからはずっと愛用しておりました。
今回このヒビキのバクフーンがブレイブバングルによってどれほど強くなったかを紹介します。
バクフーンの強み

そもそもヒビキのバクフーンの強さは何か。
それは技「バディブラスト」にあります。
これはトラッシュにあるサポートカード「ヒビキの冒険」の数×60のダメージを与える技であり、時間はある程度かかりますが非エク且つ1エネというコスパの良さでありながら最大280ものダメージを叩き出せるその火力の高さが最大の強みです。
更に肝心のサポート「ヒビキの冒険」もグッズロックによりポケモンの育成がしづらい最近の環境においては非常に有能な効果を持っており、安定してバクフーンを育てる事が可能です。

更に進化前の「ヒビキのマグマラシ」の特性「たびのきずな」を使う事で自由に「ヒビキの冒険」を持ってくる事ができる為、盤面にマグマラシが1匹いれば安定して盤面を育成する事が可能という、安定感の高さが光るデザイナーズコンボになっています。




一度盤面が完成してしまえば1エネで280を連打してくる非エクが群れを成して襲ってきます。
その性質上、たねポケモンや1進化主体のデッキであれば非常に優位にサイドレースを進める事ができます。(相手がこちらを倒してもサイド1枚ですが、こちらは280ダメージによるワンパンで2枚軽々ゲット)
バクフーンの弱み
バクフーンのバディブラストはトラッシュにあるヒビキの冒険の枚数を参照する性質上、序盤はそこまで火力を出せません。
また、サイドにヒビキが冒険に出てしまっている場合は最大火力に達せず、綿密な立ち回りを要求されてしまいます。
この「ヒビキ君サイドで冒険現象」は結構な確率で起こる為、割と終盤まで火力不足に悩まされがちです。
更に2進化ポケモン等の280ダメージでワンパン出来ない相手が来た場合、こちらの攻撃が完了する前に盤面のバクフーン達を枯らされてしまう事が多々あります。
総じて
- 火力を出すまでの遅さ
- ワンパン出来ない相手への対処
がネックとなっており、それを解決する為にエーススペックはマキシマムベルトを採用する事がほぼ必須となっていました。

しかし、ブレイブバングルの登場により容易に火力を+30する事ができるようになったため、エーススペックをマキシマムベルトで固定する必要が無くなりました。
その結果、実に多彩な戦術を組める奥深いデッキへと進化したわけです。
デッキレシピ

デッキレシピはこのような感じ。
メインアタッカーとしてバクフーンを据え、補助としてピジョットexのマッハサーチを活用した形が一番動きやすいと感じました。
キーとなるその他のカードは下記の通りです。
【ピィ】

後攻1ターン目の「にぎにぎドロー」が非常に強力。
2進化ポケモン特有の速度の遅さを改善してくれます。
スボミーを入れるパターンもありますが、個人的に今の環境的にむずむず花粉の通りが悪い(グッズロックに対抗できるようデッキが組まれている)為、少しでも速度を上げられるようにピィを採用しています。
【シークレットボックス】

2進化デッキの速度の遅さを劇的に改善してくれる一枚。
特にこのデッキでは「ヒビキの冒険」をトラッシュに送る事が肝心なので、好きなタイミングでヒビキの冒険をトラッシュしつつ必要なカードを揃える事ができるシークレットボックスとは相性抜群です。
その他にも序盤からカウンターキャッチャーと併せて相手の手札に干渉していけるアンフェアスタンプも非常に強力。
【ツールスクラッパー】

個人的にパワーウェイトが付いた「シロナのガブリアスex」や勇気のお守りが付いた「ロケット団のミュウツーex」が非常に辛い為、それらへの対抗措置として1枚は入れておきたいカードです。
戦い方
基本的には後攻を取りましょう。
ヒビキのヒノアラシとポッポを盤面に並べ、ピィのにぎにぎドローかエヴォリューション、どちらかを撃てるよう狙っていきます。
2ターン目からはマグマラシに進化させてヒビキの冒険をかき集めつつ、ピジョットexを立てていきましょう。
早ければこの2ターン目からマッハサーチでハイパーボールやシークレットボックスを持ってきたうえで、ヒビキの冒険をトラッシュに送る事を意識していきましょう。
ただし、調子に乗って爆速でヒビキの冒険を捨てていると盤面の育成が満足にできないまま開戦となる為、相手の育成状況を良く見てトラッシュしましょう。
「2枚トラッシュできるが敢えて1枚だけトラッシュ」等の判断が重要です。
盤面が形成できたら、後はブレイブバングルを装着したバクフーンで相手を殴り倒していくだけです。
ブレイブバングルのおかげでexポケモンに対してはトラッシュのヒビキの冒険の枚数に応じて
- 1枚:130ダメージ
- 2枚:190ダメージ
- 3枚:250ダメージ
- 4枚:310ダメージ
までダメージを伸ばす事ができます。
ミュウexであれば2枚で、オーガポンみどりのめんexであればわずか1枚で早くもワンパン圏内に持っていく事が可能です。
3枚トラッシュで大抵のたねexポケモンを倒せる為、サイドでヒビキ君が一人冒険していても問題なく戦えます。二人以上で冒険していた場合は諦めましょう。
2進化ポケモンのHP330ラインに対しては
「280+バングル30+グラビティマウンテン」のコンボで殆どをワンパン可能です。
グラビティマウンテンが無い場合でもドラパルトの様な320ラインであればバングル+ビクティニ1匹で届くようになる為、今までよりも格段に処理が簡単になりました。
330ラインにはギリギリ到達していない為
- マシマシラのアドレナブレインで30返す
- リベンジパンチで予め40乗せておく
- ビクティニを2枚採用する
等の+αが必要になってきそうです。
以上が大まかな動き方になります。
ブレイブバングルの登場により、マキシマムベルトに頼らずとも2進化相手に互角に立ち回る事が可能になりました。
空いたエーススペック枠に好みのカードを入れて更に動きやすくするもよし、相手を妨害するもよし
縦横無尽に立ち回っていきましょう。


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