どうも、ほんまぐろです。
2026年1月23日より、ポケモンカードゲームにおける「Gレギュレーション」のカードが使用できなくなります。
そこで今回はGレギュレーションのカードの中から特に印象に残っているカードベスト20を振り返りがてら紹介しようと思います。(自分が主に使っていたデッキを基に)
また、最後には来年以降の個人的な環境予想もしてみようと思います。
第20位
【ミライドンex】

記念すべき「exシリーズ」初登場となったカード。
初登場ながらぶっ壊れ級の特性タンデムユニットにより波乱の幕開けを予感させた一枚です。
そしてその予想通り、圧倒的な利便性の高さから雷デッキにはマストのカードとなりました。同時登場したぱっとしないコライドンexが可哀そうすぎる
エレキジェネレーターやテツノカイナexと組み合わせた速攻デッキとして、大型大会でも大活躍していた印象です。同時登場したぱっとしないコライドンexが可哀そうすぎる
第19位
【ワザマシン-エヴォリューション-】

2進化ポケモン主体のデッキの「準備に時間がかかる」というデメリットを劇的に改善させた1枚。
「ペパーでエヴォ+ポフィン」や「ペパーでエヴォ+大地の器」と言ったド定番のスーパーハッピーセットが使えなくなる2進化デッキの明日は…!?
第18位
【勇気のおまもり】

シンプルながら最強の効果を秘めた唐揚げ1枚。全国のユウキ君が宣言しずらいカードでもあります。
ポケカにおいて汎用カードでHP+50はぶっ飛んでる。
低耐久のたねexを軒並み1・2進化exレベルの耐久まで引き上げられるのはシンプルに強い。
それくらいポケカにおける「1発耐えられるかどうか」は重要という事ですね。
自分はたねex主体の速攻系デッキを好んで使っていたので非常にお世話になりました。
第17位
【フトゥー博士のシナリオ】

登場した時は「まぁどっかでつかわれるんじゃね?」程度の評価だったと思います。
しかし昨今のデッキはどいつもこいつもやたら縛ってくる為、今では1枚は入れておきたい必須級のカードにまで成長しました。
レギュ落ち後はボタンで代用が効かない事もないですが、「たねしか使えない」「エネルギーをトラッシュできない」等細かい所で使用感が違ってくる為微妙なところです。

第16位
【ネストボール】

「最初の7枚にチラッと見えると口角がちょっと上がるカードランキング」なら第2位に入っていたであろう汎用カード。
やはりノーコストですきなたねポケモンをサーチできるのは本当に汎用性が高く安心感があります。
最も「手札からベンチに出した時使える」系の特性が発動しないのはネックでした。
こういったボール系カードは途切れず出ているイメージですが、ネストボールのレギュ落ち後はどのようなカードが出てくるのか気になります。
ポケパッドも破格の性能ですがルール持ちを持ってこられない為、クイックボールの再録を期待したいです。
第15位
【スーパーエネルギー回収】

「手札2枚をトラッシュ」が痛いですが、トラッシュから4枚もエネルギーを回収できるのは本当にありがたかった。
特にライコを使っていた身としてはこれが落ちるのは正直痛すぎる…エネルギー回収に戻ります。
第14位
【カウンターキャッチャー】

「スカーレットex」「バイオレットex」から始まったexシリーズのテーマは「逆転」だそうですが、このカードはまさにそれを象徴する1枚だったと思います。
下手にサイドを1枚でも取ったらポンポン飛んできて崩されて、縛られて、捲られて、泣かされて…
速攻系デッキ使いは常にコイツを考慮しなければならないレベルで汎用性の塊でしたし、ゲームを決定づける1枚となる「逆転の切り札」だったと思います。
第13位
【ペパー】

ポケカにおいて「1枚が2枚になるカードは強い」というのは常識ですが、こいつは持ってきた1枚が更に2枚・3枚と繋がる為ハチャメチャに強い。
ネストボールの項目で書いた「最初の7枚にチラッと見えると口角がちょっと上がるカードランキング」の圧倒的第1位は間違いなくコイツです。
「ペパー使います。シークレットボックスとエヴォ持ってきます。シークレットボックス使います。」
この宣言たぶん6224回は聞いた。
第12位
【大地の器】

このカードが発表された時ポケカプレイヤーは全員「どこが古代!?全デッキに入るだろコレ!!」と思ったはずです。当たりましたね?これがディメンションハンドパワーです
好きな基本エネルギー2枚をサーチできる汎用性の高さから、やはり古代デッキ関係なくほぼすべてのデッキに採用されるカードとなりました。
出た当時は1枚500円とかしていた気がします。
第11位
【テツノカイナex】

「この技で倒したらサイド1枚多く取れるよ」という技を持つカードは過去にもいましたが、基本的にはダメージが非常に低く狙って出すのは至難の業でした。
しかしこいつは120もの強烈なダメージを叩き出す事ができる為、多くの2進化デッキ達を震え上がらせる最恐の力士として君臨しました。
4エネと重いエネ要求も前述したミライドンex+エレキジェネレーターのコンボで比較的達成しやすく、まさに速攻デッキの理想像だったと思います。
そして個人的に一番の推しポイントが「ごっつあんプリファイ」という技名
これ考えた人にノーベル平和賞を送りたいレベル。トランプに送るより100倍マシでしょう
第10位
【博士の研究】

不動の最強汎用ドローサポート
自分がポケカを始めたVMAXクライマックスからずっとお世話になったこのカードも遂に引退を迎えます。
悲しい…。
これから代わりのドローソースを使う度に
「そっか…博士はもう…居ないんだよな…。」
って寂しく笑ってしまう事間違いなし。
ただ再録される可能性もある為、来年以降も「ごめん、やっぱり帰ってきたわ☆」ってなる事を期待しております。
第9位
【ピジョットex】

特性「マッハサーチ」が非常に強い…とかの次元ではないレベルで強かった。
毎ターン足りないパーツを確実に補えるため安定感が半端なく、汎用性で言えばタンデムユニットなんか目じゃないレベル。
おまけに逃げエネは0だし、技もそこそこ強いと本当に隙の無い汎用サポートポケとして最後まで活躍していました。
第8位
【リザードンex】

初登場時は「エネ加速は優秀だけど素点180で序盤どう戦えと?」と意外と評価は低めだった印象です。
今はご存じの通り環境トップをひた走る、Gレギュを代表するポケモンの1枚と言っても過言ではないレベルで活躍してくれました。
特にその型の多さから来る動きの読みづらさは異常。
ピジョリザ、ボムリザ、マシラリザ、アンフェアリザ、マキシマムリザ、激流リザ、インフェルノリザ、etc…
家系ラーメンのコールか?
第7位
【イキリンコex】

「困ったらとりあえずイキる」が自分の中のポケカの半分を占めていると自負しています。
それほどまでに特性「イキリテイク」が便利だった。
ライコデッキとは切っても切れない縁で、何度イキッたか数えきれません。
現実でイキれない陰キャポケカオタクの自分が唯一イキれる。そんな1枚だった。
ブログ書きとしては「行き凛子」と誤変換するのがデフォでしたが、それももうおしまいです。
さようなら凛子
第6位
【オーリム博士の気迫】

こちらもライコデッキとは切っても切れない縁を持つ最重要カード。
古代ポケモン限定とはいえ、トラッシュからエネを1枚ずつ加速した上に3枚ドローできるとか書いてあることがインチキすぎる。
タケルライコ初登場時からスナノケガワexと組み合わせて使っていた最古参ライコプレイヤーとしては、この御方の気迫に何度救われたか数えきれません…。
使いすぎて、使う度に「気合を入れな!」という田中敦子さん(妄想CV)のボイスが脳内に溢れ出る術式を得てしまった。
第5位
【サーナイトex】

ポケカ界の女王(帝王?)、遂に引退
様々なエスパータイプのポケモンをその特性で縦横無尽に活躍させた伝説の1枚が遂に終わりを迎えます。ついでに猿もいたわ
「エネ加速できるけどダメカンが乗るよ」というデメリットがデメリットにならないのは本当に異常だと思います。全てあの猿が悪いよ猿が
「リファイン」もちのキルリアが前回のレギュレーション変更で使えなくなった時は「流石にもう終わり」と断じられたこともありました。

が、結局は博士の研究やリーリエの決心でぶん回すスタイルで最後の最後まで環境トップを走り続けました。何なら最後にレイスポスとかいう引退記念品まで貰えてました。
第4位
【セグレイブ】

個人的にサーナイトよりも印象に残っている1枚。
特性「きょくていおん」による無限エネ加速が本当に衝撃的でした。
詳しくは第3位のカードと共に紹介致します。
第3位
【パオジアンex】

セグレイブと共にGレギュの中でも思い入れのある1枚です。
自分で持ってきた水エネを好きなだけ加速して大ダメージを出すという、所謂「青天井技」を初めて使ったのがこのパオジアンデッキでした。
「な、なんだこの爽快感は…!!」と当時初心者だった自分は衝撃を受け、青天井計・速攻系のデッキに魅入られたのもまさにパオジアンの影響です。
自分がポケカを始めて最初に出た大きい大会(スクランブルバトル)もパオジアンが相棒だった。
俺に青天井の楽しさを教えてくれて本当にありがとう。
第2位
【ナンジャモ】

1位と2位で大きな差はありません。
それほどまでに圧倒的な印象を残した1枚です。
序盤の手札リフレッシュ、中盤の妨害、終盤の逆転…全ての場面で強く使える最強の手札干渉カードでした。
更に初登場時のSAR価格が20~30万近くしたという事実は盤面を飛び越えて現実世界でも多くの衝撃を与えニュースにもなり、当時すでに争奪戦になりかけていたポケカに多くの転売ヤー・投資家を呼び込み、プレイヤーを阿鼻叫喚の地獄絵図へと叩き落したという良くない影響力も記憶に残っています。
転売ヤーがBOXを巡ってアカチャンホンポの行列で殴り合いの喧嘩を始めるというこの世で一番恥ずかしいニュースを生み出した罪は重い。該当BOXは黒煙の支配者なので直接ではないがきっかけはナンジャモみたいなもんなので同罪
良くも悪くもポケカを象徴する1枚だったなと。
第1位
【サーフゴーex】

サーフゴー自体は初めて登場してからは実はそこまでパッとはしていませんでした。
特性自体は強いですが、ハイパーボール等でサーチしなければならない為準備に時間がかかっていた為です。
そんなサーフゴーが頭角を現したのは
- 6月発売のブラックボルトに収録された「ゲノセクトex」と「ふうせん」
- 8月発売のメガブレイブに収録された「ソルロック」と「ルナトーン」
が登場してからとなります。
Gレギュ落ちまでもう半年を切るかという時期です。
しかしそれらが登場したことによりサーチ能力、ドロー能力が劇的なんて言葉では済まされないレベルで向上し、数多の環境デッキを怒涛の勢いで抜き、勝率・使用率共に文句なしのトップ。
圧倒的王者として爆速で頂点に君臨しました。
ここまで短期間で上り詰めたデッキというのはあまり記憶にないです。
ポテンシャル自体はあったが不遇の時代が長かったので、それを耐えた鬱憤を晴らすが如くの暴れっぷりは見ていて痛快でしたね。
レギュ落ちまでの残り短い時間も、是非ポップの心意気を持って走り抜けて欲しいです。

新レギュの環境
以上がGレギュ環境の思い出になります。
それを踏まえて来年の環境がどうなるか、非常に興味深いので少し考えてみたいと思います。
まず大前提として現環境を支配する「BIG6」と呼ばれる環境デッキの内
- サーフゴーex
- リザードンex
- サーナイトex
はレギュ落ちの為問答無用で終了となります。
残った
- タケルライコex
- マリィのオーロンゲex
- ドラパルトex
に関しても
- タケルライコ:行き凛子、大地の器、オーリム博士の気迫等が落ちる為山札圧縮能力が低下
- オーロンゲ:ペパー、エヴォ、カウンターキャッチャー等が落ちる為序盤の安定感と逆転能力が低下
- ドラパルト:ナンジャモ、カウンターキャッチャー、ルチャブル等が落ちる為ダメカンの調整能力と終盤の捲り性能が低下
と、どれも結構な影響を受ける為、構築の変更は必須となる印象です。
ただドラパルトに関してはメインエンジンとなるドロンチや優秀なバラマキ役のボムラインは残る為、今後も形を変えて生き残りそうな気配はあります。
ただし、カースドボム+ナンジャモ+カウンターキャッチャーというド鬼畜戦法が使えなくなるので、序盤から攻めていく速度重視になる可能性もあります。
また、2進化デッキに置いて必須だったエヴォリューションも落ちる為2進化デッキの速度自体は非常に遅くなると思います。
そうなると輝いてくるのがやはりたね主体の速攻デッキ、もしくは比較的育成の簡単な1進化デッキ辺りでしょうか。
前者は第一線で活躍中のタケルライコが引き続き牽引してくれそう。
オーリム博士の気迫の代わりにアカマツで無理やり動かす感じでしょうか。それでもドロー性能が非常に落ちるので苦しいですが…。
後者は最新弾で強化を受けたNのゾロアークや天敵であるサーナイトexがいなくなるメガルカリオex辺りが台頭して来そうです。
来年以降のポケカも目が離せません!



















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