どうも、ほんまぐろです。
先日「タケルライコex」に関して下記の様な記事を公開しました。
2024年5月に発売された「変幻の仮面」に登場したドラパルトexがあまりにも強すぎた影響で一気にシェアを伸ばし、そんなドラパルトをピンポイントで対策できるハピナスexも併せて増えているというカオスな環境の中、両方を相手に戦えるタケルライコexが再び熱くなっているという内容の記事です。
タケルライコexのデッキとしては
- スナノケガワexを採用した、相手にサイド2枚取られてから本領を発揮するデッキ
- オリジンパルキアVSTARのスターポータルによる水エネを餌としたデッキ
という2パターンが主流となっていました。
いずれもタケルライコの技「きょくらいごう」に使用する為のエネルギーを確保する事を目的としたデッキでしたが
今回変幻の仮面に登場した「オーガポンex(みどりのめん)」を相棒とした新たなデッキ構築が誕生した為、そちらを紹介致します。
※「ナイトワンダラー」発売後の環境におけるライコポンデッキに関しては下記の記事をご覧ください。
デッキレシピ
デッキレシピはこのような感じ。
メインアタッカーをタケルライコexが務め、サブアタッカー兼サポーターとして「オーガポンex(みどりのめん)」を採用しております。
メインカード
【タケルライコex】
メインアタッカー。
たねポケモンにも関わらずHP240、更にドラゴンタイプ特有の弱点無しを加えた非常に高い耐久力を誇ります。勇気のおまもりを装備させればそのHPは290にまで達する為、大抵の攻撃を耐える事が可能です。
更に上技「はじけるほうこう」による便利な手札リフレッシュ技、下技「きょくらいごう」による青天井火力という超火力技も持つ、最強の鉾と盾を持つポケモンとなっています。
急速に数を伸ばしているドラパルトexやハピナスexのような「一発耐えた後に盤面を操作していくアタッカー」には青天井によるワンパンで、
ドラパルトとルギア相手に有利に立ち回れることから再び増加傾向にあるミライドンexのような「やられる前にやる速攻アタッカー」には自慢の耐久力で耐えた後に撃破と、
どのような相手にも柔軟に立ち回る事が可能となっています。
【オーガポンex(みどりのめん)】
新規採用となるサブアタッカー兼サポーター。
特性「みどりのまい」により自身にエネ加速をしつつデッキを引ける加速兼ドローソースという、1枚で2役をこなせる便利なカードとなっています。
その気になれば自身も技「まんようしぐれ」で殴っていく事ができる為、中打点を確保できるサブアタッカーとしても活躍が見込めます。
サブカード
【ハバタクカミ・チヲハウハネ・スナノケガワ】
タケルライコ&オーガポンだけだとミミッキュに出張られた時点で詰む為、ミミッキュを突破できる非エクサブアタッカーを採用する必要があります。
タケルライコデッキと相性が良いのは「ハバタクカミ」「チヲハウハネ」「スナノケガワ」ですが
【ハバタクカミ】
- エネに指定が無いので草エネでも技が使える
- 90ダメージを与えつつダメカン操作ができる便利な技
- バトル場の特性を無効化する強力な特性
- HPが低いのでテツノカイナの餌にされる
- 無色とは言え3エネが重い
【チヲハウハネ】
- 2エネで火傷込み140ダメというコスパの良さ(テツノカイナexやガチグマexをワンパン可能)
- HP140でごっつあんプリファイを耐える
- 逃げエネ3が重い
- 技を使ったらごっつあんされる
【スナノケガワ】
・1エネで技が使えるお手軽さ
・場にエネが3枚以上あれば90ダメでミミッキュを突破可能
・逃げエネ2が重い
・ごっつぁんされる
と、メリットとデメリットが分かれている為お好みで決めてもいいと思います。
【オーガポン(いしずえのめん)】
特性「いしずえのかまえ」により特性持ちからのダメージを無効化できる為、リザードンex戦やレジドラゴVSTAR戦で輝きまくる1枚。
下手したらこの1枚で相手は詰みます。
みどりのめんによるエネ加速を多用する本デッキでは闘エネ1枚手張り→鬼の面使用により唐突に場に呼び出せる為、攻撃準備も比較的楽です。
【スーパーエネルギー回収】
今までのタケルライコデッキはトラッシュにエネルギーを送り、それを「オーリム博士の気迫」で加速するというのが主な流れでした。
なのでトラッシュにエネを可能な限り保持しておく必要があったのですが、今回のオーガポン採用型ではオーガポンへのエネ加速=ライコの火力UPとなる為、「きょくらいごう」の使用でトラッシュに送られた大量の草エネを回収できると非常に強い。
更にオーガポンの特性で加速すればその分ドローもできる為、非常に効率よく山札を掘り進める事が可能です。
【勇気のおまもり】
古代がメインという事もあり「ブーストエナジー古代」を装備させたい所ですが、ここは「勇気のおまもり」をチョイスします。
何故かというと、本デッキのメインエンジンであるオーガポンにも装備させる事が可能だからです。
特に対ドラパルトex戦では
- ファントムダイブでライコに200ダメージ、複数のオーガポンに10ダメージずつ与える
- 次のターン、ボスの指令でオーガポンを呼び出してファントムダイブで200ダメージ、ライコに40ダメージ
という流れでサイドを一気に4枚取られる悪夢が発生する為、オーガポンのHPをお守りで強化する事で2パンラインから外す必要があります。
【ボタン】
高耐久力を持つタケルライコを更に堅牢にさせる一枚。
ダメージを受けたライコを回収し、再度展開させる事で疑似的な体力回復が行えます。
それ以外にも特性を使い終えたイキリンコの回収や、大量にエネが付いたオーガポンを回収する事で手札に草エネが大量に戻る為、再びオーガポン達の特性に使用する事も可能と様々な場面で活用できる相性抜群の一枚となっています。
【エーススペック】
- サイド2-2-2プランを通しやすくなる「プライムキャッチャー」
- 手札干渉で相手を事故らせ、こちらは更なる加速を狙える「アンフェアスタンプ」
- 相手の攻撃を耐えた後手札に引っ込め回復させ、再び出撃させる「ポケモン回収サイクロン」
- 基本的にサイドを2枚取られるポケモンがメインなため、技のエネルギー兼サイド計算を狂わせることができる「レガシーエネルギー」
- 山札を大量に引いてダブついた手札を整理しつつパーツを揃える事ができる「シークレットボックス」
と、どれも十分に強い。
ただ個人的に非常にお勧めなのは「シークレットボックス」
確定で「勇気のおまもり」と「オーリム博士の気迫」をサーチできる為、ポケストップで落とすという痛恨の一撃を防ぎやすくなるのが非常に大きいです。
トラッシュする為の3枚も闘オーガポンやエネルギー等であれば実質ノーデメリット。
常に安定してエネ加速や山札掘りを進める事が可能です。
オーガポンライコの強い点
上記の通り、今までのライコデッキにおけるエネ加速役だったスナノケガワとパルキアには
- スナノケガワ:「じりょくきゅうしゅう」によりトラッシュから闘エネを加速できるが、相手のサイドが4枚以下にならないと使えない為序盤の火力が出ない
- オリジンパルキアVSTAR:「スターポータル」によりトラッシュの水エネを3枚加速できるが、1度しか使えない上に進化する必要があるので準備がかかる
と、どちらも序盤の火力不足が目立ちました。
しかしオーガポンexであれば
- 特性により場に出た瞬間からエネ加速を行える
- 特性によりドロー回数が増える為、雷エネや闘エネ、オーリム博士の気迫も引きやすい
- スーパーエネルギー回収等を使えば再びオーガポンにエネ加速できる為、今までオーリム博士の気迫に頼っていたエネ加速部分の大半を肩代わりできる
と、序盤から自慢の超火力が使用可能になります。
序盤から火力を出す速攻デッキは世に多く存在しますが、このライコポンデッキは初速から出せる火力が桁違いに高い。
後攻1ターン目から210はおろか280、頑張れば350ダメージすら出せます。
この速度と火力は現環境では確実にトップクラス…と言うか頂点です。
相手が先行1ターン目で下手に場にVやたねexポケモンを置いておこうものなら、後半1ターン目から容赦ない速度と火力でいきなりサイドを2枚先行できます。
やる事がエネを加速して殴るだけなので非常にシンプル。
シンプル、故に突き詰められれば隙が無く非常に強い。
シンプルイズベストを体現したかのようなデッキです。
その性質上、たねexを多用するようなデッキやドラパルト、ハピナスのような「一発耐えてから相手の盤面を支配していく」耐久デッキにめっぽう強い。
半面非エクによる攻撃を主体としたデッキには対応しきれず厳しい。
特にフワンテの超火力でこちらをワンパンしてくるサーナイト相手にはかなり厳しい戦いを強いられます。
戦い方
盤面の理想は
- バトル場:タケルライコ
- ベンチ場:タケルライコ、オーガポン×3、かがやくゲッコウガ
が理想です。
後はオーガポンの特性「みどりのまい」でエネ加速しつつドローを進め、雷エネや闘エネを引きライコへ付けていきましょう。
後は「きょくらいごう」で相手のバトル場を破壊していくだけです。
「きょくらいごう」を使用した後は従来通りオーリム博士の気迫によるエネ加速を、
そして新たに加えたスーパーエネルギー回収により回収した草エネを再びオーガポンの特性で加速させていきましょう。
以上が新たにオーガポンex(みどりのめん)を採用したタケルライコexデッキの紹介です。
従来の方と比較してより多くのエネをより安定して加速できるようになり、自慢の超火力を安定して使えるようになりました。
更にオーガポンの特性やかがやくゲッコウガの特性、オーリム博士の気迫の効果により凄まじいスピードで山札を掘り進める事ができる為、手札干渉が飛んでこない限りは安定して盤面を構築していく事が可能です。
どれくらい凄まじいかというと毎回の対戦で山札の残りが2,3枚になるのが当たり前になるレベル。
セルフLO負けには注意しましょう
木から落ちる万葉の如き大量のエネ加速により盤面を整え、古代の咆哮による一撃で全てを撃破してしまいましょう!
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