どうも、ほんまぐろです。
3月10日に発売されたポケモンカードゲームの強化拡張パック「トリプレットビート」
本家最新作「スカーレット・バイオレット」に登場する御三家がメインとなっている事もあり、ポケカプレイヤーの人もそうでない人も気になる人が多いのではないでしょうか。
かくいう自分もバイオレットを遊んでホゲータの可愛さにどっぷりハマってしまった為、絶対に「ホゲータでデッキを組む!」と決心していました。
今回は実際にホゲータを使ったデッキを組みましたので、そのデッキレシピや実際に使ってみた感想を紹介して参ります。
デッキレシピ
デッキレシピはこんな感じ。
ホゲータを軸と言いつつも所詮はたねポケモンなので、実質的なメインはその最終進化となる「ラウドボーンex」となります。
カード紹介
次にデッキに入るカードをそれぞれ紹介致します。
【ラウドボーンex】
今回のデッキにおけるメインアタッカー。
特記すべきは「340」という莫大なHPです。
これはVSTARポケモンは愚かVMAXポケモンすらしのぐほどに圧倒的なHPで、ちょっとやそっとの攻撃ではまず撃破されません。
それでいてVMAXと違い撃破されても取られるサイドが2枚で済むというのも非常に大きい。
更に技「バーニングボイス」は2エネルギーで270という超火力を出せる為、大抵のexポケモンはワンパン、VSTARやVMAXポケモンも一撃で瀕死にまで追い込むことが可能です。
ただし、このラウドボーンには大きな欠点があります。
それは「バーニングボイス」のダメージが自分に乗っているダメカンの数だけ減少してしまうという事。
例えば同じラウドボーンexの「バーニングボイス」を喰らった場合、「340-270=70」となりたったの70ダメージしか出す事しか出来ません。
そこら辺のたねポケモン並みに貧弱なアタッカーと化してしまいます。
この「バーニングボイス」を如何にフルパワーでぶつけるか、というのがこのデッキの至上命題となります。
【エンテイV】
ラウドボーンexが2進化ポケモンという事もあり、序盤はなかなか攻撃できない場面が多いと思います。
そんな時に輝くのが「エンテイV」
特記すべきは特性「しゅんそく」で、バトル場に出していればターンの最初に引けるカードの数が2枚になります。
この「1枚の差」はかなり大きく、その1枚でキーカードを引く事でラウドボーンの爆発力に繋げていける…と言っても過言ではありません。
技「バーニングロンド」も2エネで最大220ダメージとそこそこのダメージを与えられるため、序盤の牽制に最適です。
【ビッパ/ビーダル】
戦闘能力は大したことないですが、特性「はたらくまえば」が非常に強力です。
2体並べれば2回まで手札を補充できるので、キーカードを非常に引きやすくなります。
特に炎デッキは現状エネルギーの加速手段が乏しい為、「加速出来ないなら出るまで引けばいいじゃない!」というマリーアントワネット理論に頼りがちな為、相性は抜群です。
【マグマの滝壺】
炎デッキにとって非常に貴重なエネルギー加速手段です。
エネルギーを付けた際にダメカンが2個乗ってしまうという点がラウドボーンと相性が悪いものの、エネルギーが無ければそもそも攻撃すら出来ないので遥かにマシです。
バトル場に瀕死のラウドボーンがいる場合は、「活力のうた」でベンチのラウドボーンについたダメカン2個を掃除してから退場する、という手もありです。
【モミ】
ただでさえ堅牢なラウドボーンexを更に固くするサポートカード。
必死で撃破寸前まで追い詰めたラウドボーンが完全復活した時の絶望感、半端ないです。(体験済み)
エネルギーがトラッシュされてしまうのは難点ですが、手張り+マグマの滝壺で比較的簡単にリカバリーできる為そこまで苦にはなりません。
【ふしぎなアメ】
本デッキにおける最重要カード。
ラウドボーンは2進化ポケモンであるため、ホゲータ→アチゲータ→ラウドボーンと順番に進化を重ねると攻撃できるまで3ターンも掛かってしまう為、非常に出だしが遅れてしまいます。
ポケカにおける1ターンは非常に重要なので、3ターンも待ち呆けているとほぼ確実に追い詰められます。
そこで間のアチゲータをすっ飛ばして進化出来る「ふしぎなアメ」を使うことで、後攻であれば最速で2ターン目に進化でき、2ターン目からガンガン攻める事が可能になります。
【ジェットエネルギー】
ラウドボーンやエンテイVは逃げエネルギーが3と非常に重たく、一度バトル場に出したら簡単には引っ込める事が出来ません。
そこでこのジェットエネルギーを手札から付ける事で、無条件でバトル場とベンチを入れ替える事が出来ます。
貴重な3エネルギーを無駄にせず入れ替える事が可能なのは非常に大きい。
特にエンテイVはバトル場に出すことが重要ですし、そこに炎エネルギーを1枚付ければすぐ攻撃に移行出来る為相性は抜群です。
戦い方
【序盤】
序盤はまずはエンテイVをバトル場に出すことを最優先で考えましょう。
ネストボールやジェットエネルギーを駆使して早々にバトル場にエンテイVを引っ張り出し、ベンチでホゲータを育てていく形になります。
ラウドボーンもハイパーボール等で手札に呼び込んでおきましょう。
【中盤】
今回のデッキではアチゲータを1枚も入れていない為、いかに「ふしぎなアメ」を早く引けるかが重要になります。
そこでサポートカード「ペパー」を活用しましょう。
ペパーを使えば「ふしぎなアメ」と「森の封印石」を併せて持ってくる事が出来る為、その後の動きが抜群に良くなります。
エンテイVに装備させた「森の封印石」で足りないパーツを補い、バトル場にラウドボーンexを配置できれば攻撃準備完了です。
後はひたすら「バーニングボイス」の高火力でガンガン攻めるのみという非常に炎デッキらしい戦いを繰り広げましょう。
【終盤】
敵の攻撃でラウドボーンexが傷つき技の威力が低下してもすぐに継投できるよう、ベンチにもう1、2体ラウドボーンを育てておきましょう。
後はポケモン入れ替えやマグマの滝壺、モミと言ったサポートカードを駆使してエネルギーをやりくりし、間髪入れずにフレッシュなバーニングボイスをお届けする事が肝心です。
入れ替え候補
その他に採用できそうなカードも併せて紹介致します。
【ネオラントV】
このデッキに限らずどのデッキにも採用できる強力なカードです。
特性「ルミナスサイン」を使えばペパーやモミを持ってこれる為、更に自由なタイミングで進化や回復を行うことが出来ます。
序盤の整え、終盤の起死回生を導くキーカードとなり得ます。
【グレンアルマ】
マグマの滝壺に次ぐ貴重な炎エネルギー加速手段。
特性「火おくり」でベンチのエネルギーを自由に付け替えられる為、より攻撃スピードを高める事が出来ます。
ビーダルの「はたらくまえば」によるデッキ引きまくり戦法とはお好みで、といった感じです。
【イーユイex】
2023年4月14日発売の拡張パック「クレイバースト」に収録される新たなカードです。
技「フレイムサージ」によるエネルギー加速が非常に強力で、ベンチに控えるラウドボーンやエンテイV達を一気に育てていける強力な技となっています。
「ねたみこがす」も相手のキーカードを捨てる事が出来る可能性がある為、こちらも地味に便利。
エンテイVと合わせて序盤の妨害&育成を一気に賄える有能なカードではないでしょうか。
高火力&高耐久で押し切れ!
以上がラウドボーンexデッキを使った戦い方になります。
- 270ダメージと言うお手軽高火力
- 莫大なHPによる高耐久
という最強の鉾と盾を兼ね備えた強力なカードです。
半面、
- 2進化ポケモンという遅さ
- 被ダメで与ダメが低下する不安定さ
という運による展開の差が激しい不安定さもある為、油断は禁物です。
総じて
「ハマれば圧倒的に相手を蹂躙できるが、ハマらなければジリ貧で追い詰められる」
と言うムラッけの強いデッキになっています。
なので、そのムラを軽減できる安定した立ち回りを構築し、相手を骨の髄まで焼き尽くしていきましょう!
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