どうも、ほんまぐろです。
2024年1月26日(金)にポケモンカードゲーム「ワイルドフォース/サイバージャッジ」が発売されます。
今回はそのうち「サイバージャッジ」に収録される「ガオガエンex」を使用したデッキレシピ・おすすめカードを紹介致します。
※「ワイルドフォース」「サイバージャッジ」に登場するその他のカードを使用した紹介記事は下記をご覧ください。
デッキレシピ
デッキレシピはこのような感じ。
メインアタッカーにガオガエンex、サブアタッカーにファイヤーを採用しております。
そしてこのデッキの大きな特徴は進化元であるニャビー&ニャヒートもアタッカーとして機能するという事。
また、ジーランスは「ワイルドフォース」にて新登場するカードを採用とします。(理由は後述)
メインカード
【ガオガエンex】
メインアタッカー枠。
2進化exポケモン特有の高いHPと、技「ブレイズボム」の240+火傷による実質260ダメージと高い攻撃力を誇ります。
一見すると5エネと技のハードルが非常に高く見えるものの、特性「ハッスルプレー」により相手のベンチにポケモンがいる程必要な無色エネルギーが減少するという非常に優れた特性のおかげで見た目以上に気軽に技を使用する事が可能です。
現環境ではビーダルやネイティオ、キュワワー、セグレイブ、ピジョットと言った特性目当てで並べられる「システムポケモン」と呼ばれるポケモン達をデッキに入れる事がほぼ前提となっています。
それらを並べる場合、相手のベンチが5体埋まる事もほぼ当たり前。
そうなると、260ダメージを僅か1エネで何のデメリットも無しに使えるという非常に強力なアタッカーへと変貌します。
逆に相手には260ダメージを気軽に押し付けてくるプレッシャーで「安易にベンチにポケモンを並べなくさせる」という縛りを課す事もできます。
更に、今回新登場する「ジーランス」の影響で更に多彩な立ち回りが可能となります。(詳しくは後述)
【ジーランス】
技自体は何のとりえもない文字通りの雑魚ポケモンですが、特性「きおくにもぐる」が「自身の進化ポケモンは進化前の技も使えるようになる」という非常にユニーク且つ有能な効果を持っています。
今回のメインアタッカーであるガオガエンexは「ニャビー」「ニャヒート」から進化します。
つまりジーランスが存在すればそれぞれの技を使用する事ができるという事ですが、どちらも非常に面白い技を持っています。
【ニャビー】
技「しかえし」は自身に乗っているダメカンの数×20ダメージを与える技。
HP70のニャビーの状態で使っても6×20=最大120ダメージしか与える事が出来ませんでした。
しかしこれをHP320のガオガエンexが使うと31×20=最大620ダメージという、最早プレイヤーにまで直接ダメージが届きそうなレベルの痛烈な一撃をお見舞いできる凶悪技に変貌します。
耐えきれるポケモンは皆無です。
そこまで浪漫を追い求めないにしても、現環境トップのリザードンexで考えると
- リザードンexの技「バーニングダーク」で180ダメージを受ける
- 次のターン「しかえし」で360ダメージでワンパン
という鮮やかな仕返しをかますことが可能です。
ちょっと小突かれたら全力でブチ切れて殴りかかって来るという、まさにヒール(悪役)ポケモンに相応しいキレッぷりです。
【ニャヒート】
技「ふんばりクロー」は「自身がワンパンされた時に残りHP10で耐える」という、原作ゲームで言う「こんじょう」を再現したような効果を持っています。
こちらもニャヒートの状態であればただ耐えるだけの技でしかありませんでしたが、ガオガエンexの莫大なHPとニャビーの「しかえし」を併せる事で上記の620ダメージぶちかましを現実的な技として使用する事が可能になるのです。
ガオガエンのHPを大きく削って来るであろう水タイプのポケモンで、最近の環境でよく見かける水ポケモンは「パオジアンex」「オリジンパルキアVSTAR」「かがやくゲッコウガ」等になります。
これらと対峙したとしても
- パオジアンやパルキアでワンパンされそうなら「ふんばりクロー」で耐え、ロマン砲と化した「しかえし」で逆にワンパン
- ゲッコウガの「げっこうしゅりけん」を180ダメージで耐え、「しかえし」360ダメージで暴れ散らかす
と、非常に柔軟に立ち回る事が可能です。
こうしてガオガエンexの技「ブレイズボム」で単純に殴るだけでなく、ニャビー&ニャヒートによるトリッキーな立ち回りで相手にプレッシャーを与え続けることが可能なのです。
サブカード
【ファイヤー】
ガオガエンはexポケモンである為、倒されるとサイドを2枚取られてしまいます。
「そのまま3体倒されて負け」という負け筋を消す為、こういった「ルールを持たないポケモン=サイドを1枚しか取られないポケモン」を挟むことが重要になってきます。
ファイヤーは「自身にダメカンが乗っていれば1エネで90ダメージ」と、ガオガエンの「ブレイズボム」による260ダメージと併せて大抵のポケモンを仕留める事が可能な非常にコスパに優れた技を使うことが可能です。
今回採用しているスタジアム「マグマの滝壺」とも相性抜群です。
その他には特性「フレアフロート」を持つファイヤーもおすすめです。
3エネと必要エネは高いですがベンチ狙撃が可能な優秀な技に加え、特性「フレアフロート」により逃げエネルギーがゼロになる為更に柔軟な立ち回りが可能になります。
【ワザマシン エヴォリューション】
2進化ポケモンをメインで使用する場合、主な進化方法は
- 「ワザマシン エヴォリューション」で1段階ずつ進化
- 「ふしぎなアメ」で中間形態を飛ばして一気に進化
のどちらかを採用する事がほとんどです。
今回ガオガエンはジーランスの影響により中間形態であるニャヒートも重要になってくる為、エヴォリューションを採用した形となっています。
その他には定番の汎用グッズ&サポートに加え、エヴォリューションをより持ってきやすくする為にペパーを4枚採用しております。
戦い方
まずはニャビーやビッパを並べ、そして素早くエヴォリューションを発動できるよう準備を整えましょう。
ガオガエンexに進化出来れば、後は相手の出方によって動きを変えていきます。
- 相手がベンチにポケモンを並べるなら「ブレイズボム」で攻撃
- 相手がベンチを並べないならファイヤーやニャビー&ニャヒートの技で攻撃
と言った感じです。
相手が「しかえし」を嫌がって攻撃に消極的な場合でも、スタジアム「マグマの滝壺」により自発的にダメカンを詰んでいける為、エネ加速と攻撃準備を同時に行うことが可能です。
別パターン(アメ型)
こちらはエヴォリューションではなく「ふしぎなアメ」をメインとしたパターン。
ニャヒートとエヴォを削った部分にアメを入れ、残りは自身の好きなカードを入れております。
自分の場合は足りない打点を補強する「まけんきはちまき」と困ったときに意外と助かる「ロストスイーパー」でしょうか。はちまき似合うなお前…
どちらも組んで使ってみましたが、個人的にはアメ型の方が使いやすい気はします。
マグマの滝壺を使うとニャヒートの「ふんばりクロー」が機能しなくなってしまうので、その部分で使いづらさが目立つのかもしれません。
ただどちらの型でも現環境デッキ達と十分に戦える性能は秘めていますので、プレイヤーのお好みでカスタマイズしてみて下さい。
以上がガオガエンexを使用したデッキレシピと戦い方のご紹介です。
ほのおタイプらしい爆発力とジーランスの特性を活用したトリッキーな動きを活用し、相手を翻弄&粉砕していきましょう!
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