華麗なる逆転裁判再び!ロストジャッジメント プレイ感想(最後ネタバレ有り)

どうも、ほんまぐろです。

9月24日に発売された「LOST JUDGMENT -裁かれざる記憶-」

こちらをクリアしましたので、感想を書いていきたいと思います。

サブクエストは少しだけ触れましたが、基本的にストーリー一本に絞ってプレイし、おおよそ30時間にてクリアとなりました。

基本的にはネタバレなしですが、シナリオ部分に関してはネタバレ有りにて書いていきたいと思います。

ネタバレ有りは事前に告知しますので、未プレイや未クリアの方は飛ばして頂きますようお願い致します。

 

キャラクターに関して

前作である「ジャッジアイズ -死神の遺言-」は元SMAPの木村拓哉さんが主人公キャラクターである「八神隆之」そのものとして登場し、それを実際に操作してゲームを遊べるという部分が非常に話題となりました。

最初は何を喋っても何をやってもキムタクにしか見えず、「キムタクがゲームキャラとして動いている事への新鮮さ」くらいしか感じ取れませんでしたが、

八神を始めとする登場人物達の魅力、濃厚なサスペンスドラマ然とした濃いシナリオ等そのゲーム性にぐんぐん引き込まれていき、最終的には「八神そのもの」にしか見えなくなるくらいキャラクターに感情移入させられていました。

今作でもその魅力は絶大で、人の心や社会に潜む闇に探偵のプライドを持って真っ向から立ち向かう八神の生き様をまざまざと見せつけられました。

もはや「キムタクで釣っている」のではなく「八神レベルの人生にはキムタレベルでないと釣り合わない」と言っても過言ではないくらいです。

勿論八神以外の登場人物も非常に魅力的でした。

頼れるお茶目兄貴の海東さん、ツンデレリーゼント・東君、カポエラ窃盗団の杉浦君達、前作組は変わらず頼りになりましたし、前作じゃ一介のNPCだった九十九君がドラえもん枠ハイテク枠として活躍していたのが印象です。

新規キャラクターも非常に魅力的でした。

山本耕史演じる横浜の便利屋・桑名の、飄々とした言動に潜む底知れない闇深さ

玉木宏演じる半グレ集団「RK」のリーダー・相馬の一目で分かる「あ、こいつヤベェ奴だ」感

そしてもう一つの主要舞台となる誠稜高校のメンツ等、実に魅力的なキャラクターが沢山登場します。

 

戦闘システムに関して

前作で登場したバトルスタイルが2つ。

タイマンを得意とする「一閃」と対複数を得意とする「円舞」に加え、今作では新たに「流」が登場しました。

受け流しからのカウンターや投げ技に重点を置いたスタイルで、全方位ガードからの受け流しや相手の武装解除等、非常に使い勝手のいいスタイルでした。

というか使い勝手が良すぎてとりあえずコイツ使っとけばOKレベル。

もちろんボス戦はそれだけでは倒せない為、他のスタイルもうまく使いこなさないといけませんが。

それにしても前情報では「相手を傷つけるよりも無力化する事に重点を置いたスタイル」とどこかで読んだ気がしますが

 

 

 

 

 

変わらず殺意の波動に満ち溢れていました。

その他のシステムに関して

今作では新しいシステムが多く登場しますが、個人的に嬉しかったのがスケボーの登場。

今まではタクシーでのファストトラベルか徒歩しか移動手段が無かったのですが、スケボーの登場で移動の煩わしさが劇的に改善されたと思います。

スケボーで信号無視した挙句、車に撥ねられるキムタクという強烈なシーンを生み出してくれたのもポイントデカいです。

その他にスニークミッションやアスレチックアクションが登場しましたが、正直これらは微妙だったかなぁ…。

スニークミッションもアスレチックアクションも、スパイダーマンやアンチャーテッドのような大作アクションゲームで楽しめますし、正直それらの下位互換でしかなかったと思います。

少なくとも自分が如くシリーズに求めているのはそういう要素ではありませんでした

 

シナリオに関して【ネタバレ無し】

前作と同じく濃厚なリーガルサスペンスアクションが楽しめます。

一つの謎が解決するたびに新たな謎が浮かび上がり、それら謎の一つ一つが繋がっていき、最後は大きな闇として浮かび上がってくる。

ゲームという媒体にも関わらず、本当にドラマであるかのようなシナリオは見ごたえ抜群です。

また、今作は「虐め」という現代社会が抱える大きな問題に切り込んでおり、その象徴的な存在である学校が大きな舞台となっております。

人間的に未熟な高校生達と、酸いも甘いもかみ分けてきた八神達の交流は今までの作品にはない新鮮味がありました。

人間観察バラエティかな???

 

シナリオに関して【ネタバレ有り】

※ここからはネタバレ全開となります※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「事件の闇に潜む強大な存在」に立ち向かうのが本シリーズの魅力ですが、正直今回の相手はイマイチだったかなぁと。

実質的なラスボスは便利屋桑名でしたがどっちと言えば味方側の側面が強いですし、そのひとつ前の戦闘は相馬なのでそいつがラスボスかっていうとそれも違う。

相馬はただの手駒として動いていた潜入捜査官なのであって、その上層である公安の上司は結局手が出せずに終わりました。

検察側が根性見せて立ち向かうエンドではありましたが…。

そもそも公安の意見も分からなくもないっていうのが問題な気もします。

彼らがRKを使って東城会解散後の無法地帯を統治しなければ、もっとひどい事になっていたのは明白です。

彼らは決して「邪悪」ではない。

八神達が掲げる正義とはまた別の面を持った「正義」なんだと思います。

今回はそんな「どっちの言い分もわかるわ」って問題が非常に多かった印象です。

「虐め加害者がなんの罰も受けずに生きていられる法律は平等ではない」という桑名や被害者遺族達の意見も良く分かります。

特に最近は池袋の自動車暴走事故のように明らかに法が平等性を保てていない事が多く見受けられ、法や国に対する不信感が高まっている現状がありますし。

「でも、だからって個人が好き勝手に人を罰すれば日本は崩壊してしまう」という八神達の意見もよくわかる。

本当に難しい問題ですよね…。

作中でも言及された通り、そんな双方の意見をぶつけて摺り寄せて、落としどころを持っていくしかないんだと思います。

 

とまぁ、

シナリオ自体は非常によく書けてたなとは思いますが、進行に関しては結構無理があったような気もします。

特に八神はそんなに交流もない澤先生が殺害された後、「澤先生の事はいいのかよ!」とか「澤先生は何のために犠牲になったんだよ!」と事あるごとに澤先生を引き合いに出してくるのがちょっと不自然に感じました。

終盤の裁判シーンも、まるでナルホド君が乗り移ったかのようなその場しのぎかつ感情に訴えまくった論法で、都合いい展開だなーと思いつつ進めていました笑

まぁゲームなのでそこまで現実的にしなくてもいいとは思うので、これくらい粗があった方がむしろ燃えやすくていいかなとも思います。

 

総評

新バトルスタイルや新システムを多く引っ提げて登場した今作。

多少気になる点はあったものの、それを補って余りある魅力的なシナリオや戦闘の爽快感、キャラクターの良さを見せつけてくれました。

これほどのIPならば、ぜひ2作で終わりにせずに続編を作り続けて行って欲しいです。

ただ如くシリーズは続編が出るたびにシナリオの粗が大きくなっていく傾向があるので、ストーリー的に続きではない短編形式を取り入れたり主人公を交代させたりしつつ続いて行って欲しいです。

八神=キムタクをずっと続けるのはギャラ的に年齢的に厳しいでしょうし。

というわけで次回作は神室町警察署所属の警察官を主人公に据えるという事で

 

 

 

 

 

 

香取慎吾さんでよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)