どうも、ほんまぐろです。
本日地上波にて「アニソン総選挙」なる番組が放映されると聞き、SNSにて情報収集をしておりました。
様々な人の意見や思い出の曲を聴いているうちにいてもたってもいられなくなり、この記事を書いた次第です。
90年代という時代
今回自分が紹介するのは90年代のアニソンになります。
何故90年代なのかと言うと、まぁ単純に自分が一番アニメに触れていた時代だからというのもあるのですが、それ以上にアニメや漫画等のサブカルチャーが世に大きく進出してした時代でもあるからです。
下記の画像は、90年代の週刊少年ジャンプにて連載されていた作品群になりますが
強すぎる
野球でいうと1番から9番まで全員王貞治状態といっても過言ではありません。
この年代にスラムダンクやドラゴンボール、ONE PIECEと言った今尚人気を誇る作品が多く生み出されました。
この年代のアニメ・漫画ブームが全ての始まり、とまでは言いませんが、この盛り上がりをきっかけに社会へ普及していったとは言ってもいいと思います。
今回は、そんな90年代を彩った作品のうち、「楽曲の素晴らしさ」や「作品の知名度」等を加味した、独断活動偏見に満ちた90年代アニソンランキングBEST10を紹介して行きたいと思います。
第10位
【輪廻-revolution】
(少女革命ウテナ より)
少女漫画雑誌「ちゃお」にて連載されていた作品。
格好いい女性像や書き割りのような背景等、宝塚歌劇のような演出が特徴の作品です。
「少女漫画だからって格好良くしちゃいけないなんて決まりはねえよなぁ?」というスタッフの気持ちがビシビシ伝わってくるような非常に勇ましい曲調となっています。
冒頭で歌われる「潔く 格好良く 生きていこう」を体現するかのようなウテナの格好よさを是非堪能して頂きたいです。
第9位
【ゆずれない願い】
(魔法騎士レイアース より)
カードキャプターさくらで有名な漫画家集団「CLAMP」による作品。
ジャンルとしては魔法少女モノですが、異世界転生や巨大ロボット等、様々なジャンルが同様に描かれているのが特徴です。少女漫画にロボットをブチ込むあたりさすがのCLAMP。
OPの曲「ゆずれない願い」はアニソンとしては異例のCD売上120万枚越えを記録し、紅白歌合戦にも出場した程です。
抜群の作画と歌唱力はとても少女漫画原作とは思えない程です。
楽曲に剣戟や魔法のSEが入っている90年代あるあるを押さえているのもGOOD
第8位
【輝きは君の中に】
(忍空 より)
90年代のジャンプを支えた作品の一つ。
忍術と空手を合わせた最強の武術「忍空」を極めた主人公達の物語であり、ギャグとシリアスがいい塩梅で織り込まれたストーリー、そのギャグシーンで描かれる度を越してリアルな変顔などで有名な作品です。
この作品は「輝きは君の中に」の他に2代目OPやED曲など計4曲の楽曲が使用されていますが、その全てが紛れもない名曲という驚異の10割バッターっぷりを発揮している作品でもあります。
気になる方は一度調べてみてください。
第7位
【勇気100%】
(忍たま乱太郎 より)
言わずと知れたNHKの誇る長寿アニメ。
原作は「落第忍者乱太郎」という名前ですが、そのままだと放送コードに引っかかる恐れがある為に「忍たま」へと変更されたそうです。
ちなみに原作漫画はTV版以上にギャグに磨きがかかっており、非常に楽しめる作品ですのでおすすめです。
ジャニーズ最古参である光GENJIを初代とし、時代が変わるたびにHey!Say!JUMPやSexyZoneといった歴代のジャニーズグループで歌い継がれて来た名曲です。
天才テレビ君とセットで試聴していた30代の方も多いのではないでしょうか。
第6位
【おはよう。】
(HUNTER × HUNTER より)
幽遊白書で大ヒットを飛ばした漫画家・冨樫義博が続いて連載を始めた作品。
常軌を逸した休載ペースで有名な作品であり、1年間まるまる連載しなかっただの、休載している間に始まった鬼滅の刃が連載終了したなどの逸話を残しています。
そう言った話題になりがちですが、練り込まれた設定やバトル描写・心理戦等は非常にクオリティが高く、落書きレベルの状態でジャンプに掲載されても売上が伸びてしまう程に人気です。
初代アニメに使用された「おはよう。」も爽やかさ全開な名曲であり、つい練習してしまった人も多いと思います。
そしていざカラオケで歌おうとしたら出だしがアニメ版と全然違っており泣く泣く演奏停止ボタンを押した人も多いと思います。
第5位
【ウィーアー!】
(ONE PIECE より)
1997年に連載が始まり、20年以上たった現在もなおジャンプを支え続ける伝説の名作。
日本を代表する作品の一つであり、魅力的なキャラクター達や様々な感動を伴ったストーリー等、多くの人々を夢中にさせ続けています。
長寿番組だけあって様々なアーティストがOP曲やED曲を歌っていますが、ヒトヒトの実(モデルおっさん)を食べてしまった心は少年のままである30代の自分にとって、やはりこの初代OP曲が別格です。
冒頭の語り部分、代わる代わる戦う戦闘シーン等、胸を躍らせながら見ていたのを今でも覚えています。
第4位
【ブルーウォーター】
(不思議の海のナディア より)
NHKから放送された、エヴァンゲリオンを生み出した庵野秀明氏によって作られた作品。
ジュール・ベルヌの小説「海底2万マイル」を原案としていますが、庵野氏の趣味によるSFや特撮、アニメ等様々な要素が盛り込まれている作品になります。
OP曲「ブルーウォーター」は出だしの透明感のあるアカペラとバックに広がる広大な海が非常に綺麗で、初めて見たときは思わず見惚れてしまいました。
そしてCDを聴いてメチャメチャ地味な出だしにされていて落ち込むまでがワンセットです。
第3位
【残酷な天使のテーゼ】
(新世紀エヴァンゲリオン より)
これをランクインさせずしてアニソンは語れない。
GAINAXによって送り出されたアニメであり、SFアニメの金字塔。
従来のロボット作品とは一線を画す異質なメカデザイン、謎が謎を呼ぶ伏線に溢れたシナリオ、難解だが厨2心を掴んで離さない心理学・哲学用語等、様々な面で多くの視聴者を虜にし、90年代最大の社会現象を引き起こしたとまで言われる作品です。
OPに使用されている曲も非常に印象的であり、断片的に映し出される物語の根幹に関わる単語や映像と相まって観る者をグイグイ引き込んでいきます。
大抵のアニソンランキングでトップ付近にいる常連ですが、まさにそれにふさわしい曲となっています。
第2位
【Butter-Fly】
(デジモンアドベンチャー より)
謎の生命体・デジモンの住むデジタルワールドを救うために選ばれた子供達とそのパートナーデジモン達の冒険を描いた作品。
子供達の友情や成長、パートナーデジモン達との絆を丁寧に描いたシナリオ、ポケモンとは違う「格好良さ」を意識したデジモン達のデザイン等は抜群の完成度を誇り、放送から20年経った現在も劇場版やリメイク作品等が製作されています。
このように様々な点で人気を博している本作ですが、その中でも主題歌の「Butter-fly」は伝説的な人気を誇り、カラオケランキングやアニソン特番等では常にトップを争う楽曲になります。
20代後半~30代前半の男性に「butter-flyと言えば?」と質問し、「木村カエラ」と返ってくる可能性は0%です(断言)
第1位
【CHA-LA HEAD-CHA-LA】
(ドラゴンボールZ より)
説明不要のウルトラZ
日本・海外問わず世界中で絶大な人気を誇り、1995年に連載を終えて以降も続編や新作、ゲーム等が絶えず生み出され続けています。
勿論アニメも大人気であり
- 40カ国以上の国々で放映されていた
- 6年以上に渡って放送された
- CMを挟んで気を溜め続ける以上な尺稼ぎ
- わざわざ前後の番組をずらして放送時間を確保していた
- フランスでは視聴率が80%を超えたこともあった
- 気を溜め出したら別場面に飛ぶ異常な尺稼ぎ
- 元の場面に戻ってもまだ溜めている異常な尺稼ぎ
- トイレに行って戻ったらまだ溜めている異常な尺稼ぎ
等の数々の伝説を残しています。
このアニメで使用された曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は、老若男女問わずどの世代も聞いたことがある曲だといっても過言ではないレベルの知名度。2020年現代において、親と子が一緒に歌えるのは当然として、世界中のアニメファンが日本語で一緒に歌えるアニソンという前代未聞の偉業を成し遂げた楽曲なのではないでしょうか。
以上が個人的90年代アニソンランキングBEST10になります。
これ以降も様々なアニメ作品が世に送られ、同じ数だけ様々なアニソンが世に送り出されました。
もちろん90年代以降のアニソンにも素晴らしい楽曲はたくさんあります。
が、やはり自分にとってこの年代のアニメ、そしてアニソンは自分を形作った特別なものだと思います。
そういった思いを、今後の若い人達にもぜひ味わって欲しいものです。
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