どうも、ほんまぐろです。
Falcomの人気シリーズ最新作「英雄伝説 創の軌跡」が8月27日に発売されました。
発売日に購入し、本日クリアしました。
適度にやり込み要素も行いつつ、クリアまでの時間は50時間程です。
軌跡シリーズに関しては前回の記事で魅力等を紹介していますので、良ければ
そちらも合わせてご覧ください。
今回は創の軌跡をプレイした感想を前半ネタバレなし、後半ネタバレありで書いていこうと思います。
良かったところ(ネタバレ無し)
- ゲーム自体のクオリティ
ゲームとしてのクオリティは前作と比べて着実に進歩していました。
前作まではモーションキャプチャーが未導入だった為に全体的なモーションが非常に拙く、人というより人形が動いているような印象でした。
インタビューにてモーションキャプチャーを導入したと言っていた通り、イベントシーンでの動きはかなり改善されていました。
- シナリオに関して
ネタバレ無しの為詳細は省きますが今までの軌跡シリーズを総括するような内容でした。
キャラクター達の個別エピソードを楽しむシステムも搭載されている為、今までの軌跡を楽しんで来た人たちにとっては集大成のように感じれるかと思います。
また、個人的にシナリオライターの方の成長も非常に見受けられました。
前作までは
「久闊を叙する」「薫陶を賜る」「ああもう!(手をぶんぶん)」「…ぁ……(口パクパク」
と言った、周りくどいセリフや同じようなセリフ、古臭いセリフが想像を絶する頻度で繰り返され、非常に気になってしまっていました。
今回はそう言った表現がかなり抑えられており、非常に読みやすい文章になっていたのが個人的に嬉しかったです(新たな難点も出ましたが、そちらは後述)
- キャラクターに関して
軌跡シリーズの醍醐味ともいえるキャラクターですが、今作も多分に漏れず素晴らしい出来です。
操作可能キャラクターは50キャラ以上と、RPG史を紐解いてみてもなかなかお目にかかれないレベル。
過去の軌跡シリーズに登場したキャラクターの大半を操作できる為、こちらも過去作を遊んできたプレイヤーにとっては堪らない要素になったのではないでしょうか。
- 難易度に関して
今回はいつもと比べると高めなのでは?と感じました。
ボス戦ではちょっと気を抜くとすぐにパーティが半壊してしまう為、結構な頻度でロードしなおした記憶があります。
まぁ、それも敵が必中効果を持っていた場合に限りますが。
従来の作品通り回避が反則的に強く、
①「回避カウンターのダメージ激増」「敵の狙いを引きつける」のマスタークォーツをセット
②回避率上昇のクォーツをセットして回避率を100%以上にする
この2点を調整したキャラクターを敵陣に放り込んでおくだけで、後は鼻くそほじりながら○ボタンを連打しているだけで敵は勝手に崩壊していきます。
ボス戦もほぼこの戦法で完封可能。
酷い時は足で操作しながらスマホいじっていたりしました。
悪かったところ(ネタバレ無し)
- シナリオライターさんの新しい趣味
先ほど挙げた「シナリオの見やすさ」ですが、同時に気になった点も見受けれれました。
それが「強調表現」です。
こういう奴です
この文字の上に点を付けて強調する表現が異常に増えていました。
一度のイベントで2、3回は強調されるので、強調されすぎて逆に流して読んでしまい印象に残らなくなるという罠
ファルコムのシナリオライターさんは気に入ったり新しく覚えた表現を使いたくて堪らないのでしょうか?
- モッサリ具合
これも良いところで挙げた「挙動のクオリティ向上」ですが、確かにイベントシーンは向上していましたが、それ以外の部分は今までと正直そんなに変わらなかった気がします。
戦闘中の動作やサブイベント等のモッサリ具合に関しては前作以上に酷い気がしました。
今作ではすべての動作が倍速状態になるハイスピードモードがあるのですが、それを使う前提で作られているのでは?と勘ぐりたくなるレベルでモッサリです。
常に水中にいるようなモッサリ具合で、一度ハイスピード機能を使ってしまうともう元のスピードには戻れませんでした。
以上がネタバレ無しの感想になります。
この先はストーリーに関するネタバレを含みますので未クリアの方はご注意ください
結社関して
満を持して登場
かと思いきや、まさかのクリア後ちょっとだけ出てくるという前作と同じ登場の仕方でビックリしました。
パッケージまで出張っておいてそれはないでしょう……。
全然出番がなくてつまらないから気張ってパッケージに出ちゃおうと張り切る盟主様にちょっと萌えてきました
てっきり過去作の出来事に区切りをつけつつ、結社勢本格参戦で終わるのかと思っていたのですが、結局ノバルティス博士の個人的チャチャ入れで終わってしまい肩透かしでしたね。
ラスボスもポッと出の機械知性と並行世界のリィンという個人的にはあまり印象に残らないラスト。
世界の因果律をも巻き込む事件の黒幕が近所に住んでいた弁護士のおっさんというのに比べればまだマシでしたが。
ただ、まだ全てのキャラクターエピソードを解放できていないので結社関連や内容の薄かった新キャラ2人が所属していた暗殺組織等ももう少し開示されるかもしれないです。
それを期待しつつ、今後もやり込み要素をプレイしていこうかなと思います。
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