ロックマンXシリーズ各ナンバリングの特徴・評価・おススメ作品のご紹介

どうも、ほんまぐろです。

4月14日から開催されているカプコンスプリングセールが、明日4月27日で終了となります。

https://www.famitsu.com/news/202204/14258251.html

引用:ファミ通【“カプコン スプリングセール”がPS Store、ニンテンドーeショップで開催】

デビルメイクライやバイオハザード等どれもお得ですが、個人的に一番おススメしたいのはそう、「ロックマンX アニバーサリーコレクション」です。

DL版とはいえそれぞれ2,000円もせずに買えてしまうのは非常のお得です。

今回はこのロックマンXアニバーサリーコレクションの特徴、そして収録されている各作品の特徴とおすすめ度をご紹介して参ります。

 

ロックマンXとは?

そもそもロックマンXとはどういう作品なのか?

カプコンから発売されている横スクロールアクションの金字塔「ロックマン」

そんなロックマンシリーズの続編にあたる作品です。

初代ロックマンが

「世界征服を企むDr.ワイリーとその部下のロボットをロックがやっつける」

というアンパンマンの如き単純明快で明るい作風であるのに対しXシリーズは

「AIに異常が発生し人を襲うようになったロボットを処分する組織に属するエックスが悩みながらも戦う」

非常にシリアスです

戦うべき相手のロボットも

  • 人間を守ることに疑問を覚え反旗を翻す奴
  • 自分なりの正義で人間と敵対する奴
  • 単純にバグってる奴

等、完全な勧善懲悪でもありません。

そんなハードでシリアスな重い世界観が大きな特徴の作品群になります。

そしてもう一つの大きな特徴がアクション性。

「横スクロールで移動しながらバスター射撃でステージを攻略する」という方法は初代ロックマンと変わらないものの、そこにダッシュと壁蹴り、パーツシステムが加わった事によりアクション面が大幅に進化。

  • 壁けりで壁に張り付くことで敵の攻撃を回避
  • ダッシュで敵の弾幕をすり抜けて急接近

と言った、実にハイスピードでスタイリッシュなアクション性を楽しむことが出来ます。

 

アニバーサリーコレクションの違い

現在発売されているアニバーサリーコレクションはVol.1とVol2の2種類がありますが、それぞれ収録されている作品が異なっております。

ロックマンXシリーズには1から8までの計8タイトルのナンバリングが存在しており

Vol.1には「X1からX4まで」

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Vol.2は「X5からX8まで」

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がそれぞれ収録されております。

単純に気になる作品が収録されている方だけを購入するのもいいですし、Vol.1とVol.2が一つに纏まったタイトルも存在しておりますので、そちらを購入して全部楽しむというのもおすすめです。

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では、それぞれに収録されている各ナンバリング作品の特徴、及び独断と偏見に満ちたおすすめ度をご紹介させて頂きます。

 

ロックマンX

おススメ度★★★☆☆

攻略難易度:★☆☆☆☆

記念すべきシリーズ第一作目。

イレギュラーを取り締まる組織「イレギュラーハンター」に所属するエックスと、その上司でありながらイレギュラーとして人類に反旗を翻したシグマとの最初の対決を描きます。

シリーズの売りであるダッシュがデフォルトで使えずパワーアップパーツを入手しないと使用できなかったり、ボスを倒すと入手できる特殊武器を弱点ボスにあてた時の「のけ反り」が非常に長く簡単にハメ殺せるボスが多い等

初代だけあって難易度はかなり低い部類に入ります。

頑張れば初見4~5時間で全クリ、慣れれば3時間も掛からず全クリできるレベル。

ペンギーゴは踏み台

言い換えればそれくらいスピーディにアクションする事が出来る、という事なんですけどね。

ストーリーもエックスの苦悩や親友である先輩ハンター・ゼロとの友情等短いながらも見ごたえ十分です。

 

ロックマンX2

おススメ度:★★★★★

攻略難易度:★★★☆☆

シリーズ2作目。

前作ラストで大破してしまった親友・ゼロのパーツを巡る争いを中心に描かれます。

アクションゲームとしては珍しくルート分岐が存在し、「ゼロのパーツを全て集めたかどうか」で「ゼロがボスとして復活するかどうか」という内容が代わってきます。ラスボスは相変わらずシグマ。

空中でのダッシュが可能となるエアダッシュやチャージショットを2回撃てるダブルチャージショットの登場等、前作から劇的にアクション性が向上しています。

相手の攻撃を華麗に回避しつつ、動き回るボスの行動を予測して連続でチャージショットをブチ当てられた時の爽快感が半端ない。

ボス戦も劇的に強い奴や死ぬほど弱い奴がおらず、どのボスも「頑張れば倒せる」レベルである為、絶妙な難易度となっています。個人的には毎回ヘチマから刈ってた

 

ロックマンX3

おススメ度:★★★★

攻略難易度:★★★★☆

第三作目。

スーパーファミコン用としては最終作となる作品です。ラスボスはやっぱりシグマ。

前作で大幅な進化を遂げたアクション性は更なる進化を遂げ

  • 横方向に加え縦方向にエアダッシュが出来る「ヴァリアブルエアダッシュ」
  • パワーアップ済みのパーツを更にもう一段回強化できる「パワーアップチップ」の登場
  • 癖は強いが範囲が広く掠めやすいチャージショット

と、更にテクニカルなアクションを堪能できます。

更に特記すべきは前作まではNPCだったゼロが限定的とは言え操作可能になった事でしょう。

エックスと同じくバスター攻撃に加え、一撃必殺の威力を誇るビームサーベルによる近接攻撃という今までのロックマンシリーズにはない楽しみを生み出したのは非常に大きいです。

ボス戦自体は難易度が結構高く、特殊武器を使ってのけぞらせないと苦戦する事も結構ある為難易度は高めです。

特殊武器を使えば大抵は楽勝ですが…。

 

ロックマンX4

おススメ度:★★★★★

攻略難易度:★★★★★

ハードがスーパーファミコンからプレイステーションに移った事により、グラフィックやアクション性、ストーリー性が大幅に進化した作品。ラスボスは懲りずにシグマ。

シリーズ初となるオープニングテーマ曲「負けない愛がきっとある」は今では大女優となった仲間由紀恵さんが歌っている事で有名です。

本人的には黒歴史な模様。

アクション面ではその場に滞空できるホバリングや、従来のチャージショットをストックできる「ストックチャージショット」と広範囲を一撃でせん滅できる「プラズマチャージショット」のどちらかを選択できる複数アームパーツ等が特徴です。

更に前作ではゲスト参戦程度だったゼロが本格的にプレイヤーキャラとして参戦。

バスター類は廃止され、セイバーを使ったゴリゴリの近距離格闘戦がメインとなる、Xシリーズにおける新たな方向性を生み出しました。ストーリーの優遇とも相まって完全に主役

ハードが進化したことによりステージギミックも大幅に増え、攻略の難易度は上がりましたが決して理不尽ではありません。

何度かチャレンジするうちに制覇出来てしまう絶妙な高難易度となっています。

ストーリー、難易度、アクション性、どれをとっても高水準なXシリーズ最高傑作ではないかと個人的に考えている作品です。

 

ロックマンX5

おススメ度:★★★☆☆

攻略難易度:★★☆☆☆

前作と同じくプレイステーションをハードとした5作目。ラスボスはみんなのシグマ。

大きな特徴として「制限期間」が存在しています。

今作ではコロニーが地球に落下するまでの時間が決められており、ステージを攻略する度に時間が減少していきます。

その時間が0になるまでに、ボスステージをクリアしてアイテムを集め、コロニーを粉砕する為のレーザーを作る必要があるのです。

このレーザーはアイテムを集めなくても自由に発射可能(1発限りで失敗するとバットエンド確定)で、その気になれば開幕直後にぶっぱする事も可能です。やんちゃエックス

アクション面ではしゃがみアクションの実装や今までは一つだけだったアーマーが複数登場。

ファルコンアーマーは自由な空中移動を可能とし、ガイアアーマーは禁断のトゲトラップ完全無効など、アーマーごとでガラッと異なるアクションを楽しむことが出来ます。

ストーリー面では「コロニーを撃墜できたかどうか」でルート分岐が発生しますが、どのルートもお世辞にも良いとは言い難く粗が残る終わり方となってしまいます。せっかく長年臭わせるに留めてきたゼロの正体が判明する重要なシナリオにも関わらず

 

ロックマンX6

おススメ度:★★☆☆☆

攻略難易度:★★★★

前作からたった3週間後のエックスを描く作品。シグマ。

粗があるものの話自体は大きく進展した前作の3つのルートのどれからも繋がらない始まり方というまさかの公式パラレルワールド扱いが衝撃的です。

エックスは前作でゼロから受け継いだ形見のセイバーを使う為、今作ではバスターとセイバーの両刀スタイルとなっています。

忍者モチーフのシャドーアーマーやセイバー重視かつ自由な方向に空中ダッシュが出来るブレードアーマー等、相変わらず個性的なアクションが堪能できます…が…。

そんなアクション性を馬乗りで一方的にボコすが如くの理不尽な難易度が目立ちます。

理不尽なステージギミックや無駄に強い道中の雑魚的、イライラ棒レベルで張り巡らされたトゲトラップ等…

「歯ごたえのある難易度」ではなく「理不尽」で「ウザいだけ」の高難易度となってしまっている印象です。

ストーリーも5に負けず劣らずの粗の多さで、コンビニから帰ってきたくらいのノリで復活するゼロを筆頭に全体的に練り込み具合が浅い作品。

 

ロックマンX7

おススメ度:★☆☆☆☆

攻略難易度:★★★★

ハードをプレイステーション2に移した最初の作品。シグマさんお疲れ様です。

最大の特徴はなんといってもアクセルの存在でしょう。

今まではエックスとゼロの二枚看板でしたが、今作より第3の主人公であるアクセルが登場しました。

アクション面でも二丁拳銃やローリングを活用したガンナーアクションを得意とし、エックスともゼロとも異なる新たなアクションを楽しむことが出来ます。

もう一つの特徴が3D化

今までは2Dを横スクロールで移動するアクションゲームでしたが、ハードをPS2とした事で3Dとなりました。

この3Dが非常に見づらい。

ダッシュジャンプやダッシュ壁けり等、ハイスピードで縦横無尽のアクションを売りとしているXシリーズにおいて3Dとの相性は致命的に悪く、ミスが頻発するようになってしまいました。

攻撃面でも近くの敵を自動でロックオンして攻撃するようになった為、「相手の動きを予測してバスターを撃つ」といういわゆる「置き弾戦法」が使えなくなり、とっさの攻撃ミスが頻発。

 

更に新主人公アクセルの目玉能力「コピー機能」も非常に使い勝手が悪くストレスしかたまりません。

極めつけは主人公としてシリーズを引っ張ってきたエックスが陰キャ・引きこもりと化してステージ終盤まで使えないという残念仕様。

こういった従来のシリーズとは比べる事すらできない程に様変わりしてしまった要素の数々が悉くストレスにしかならず、新旧問わずプレーヤーからは大ブーイング。

ナンバリングを重ねるごとに粗が目立ってきたシリーズにおいて致命的な打撃となってしまいました。

 

ロックマンX8

おススメ度:★★★★★

攻略難易度:★★★☆☆

Xシリーズ最終作。ラスボスはシグマ…じゃないだと?

前作で大不評を買った3Dを演出面にとどめ、ステージ自体は2D横スクロールアクションへと戻りました。

そのおかげで2Dならではのスピーディさが無事復活。

アクション面ではエックスが序盤から使えるという当たり前の事に感謝しつつ、ヘルメス・イカロスという2つのアーマーを軸に様々な機能を自分好みにカスタマイズしつつ戦えるパーツプログラムのお陰で非常に戦闘が楽しい。ごん太レーザー最高です。

前作では水中で素振りしてんのかと思うくらいもっさり挙動だったゼロや、持ち味のコピー能力が全然使えず劣化コピーエックスと言われていたアクセルも追加武装の充実によりきちんと差別化・アップグレードされ、エックスとは違う爽快アクションを楽しめます。

ストーリーに関しても毎回しつこく登場していたシグマをラスボスにせず、ちゃんとボスになる理由のあるキャラがちゃんとした理由でラスボスを務める等、斬新な面もありつつきちんとした骨のあるシナリオを楽しめます。

 

「ロックマンX」×「PS2の性能」

 

という、誰もが夢見た「新時代のロックマンXシリーズ」をようやく体験させてくれる作品に仕上がっています。

 

次のミッションは…

以上がX1~X8における個人的な評価です。

正直な話、Xシリーズを楽しみたいのであればアニバーサリーコレクションのうちVol.1だけ買っておけば間違いないです。

X1~X4というシリーズの中でも飛びぬけてクオリティが高い世代の作品が収録されているVol.1と比べるとVol.2はX8以外あまりお勧めできません…。

ただ、そのX8自体は前述の通り非常に完成度の高い作品となっていますので、そちらもぜひ遊んでほしい。

つまりはVol.1+Vol.2パックを買いましょう、という事です。

 

そしてカプコンさん

 

次のミッションは

 

 

 

コマンドミッションのリマスター化ですよ!!

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