【カプコン編】目覚めよ休眠IP! 復活希望のシリーズ作品をご紹介【CAPCOM】

どうも、ほんまぐろです。

2023年5月25日に放送された「PlayStation Showcase 2023」で、か新作ゲームの発表が行われました。

マーベルスパイダーマン2がほぼほぼメインでしたが、個人的に一番嬉しかったのが「ドラゴンズドグマ2」の最新トレーラーが公開されたことです。

カプコンが発売したオープンワールドゲームであり、当時「オープンワールドと言えば洋ゲー」という風潮だったゲーム業界において珍しい和製オープンワールドだったと記憶しています。

作品的にはオープンワールドとしては粗がかなり多かったものの

  • ハイ・ファンタジーを全面に出した世界観
  • 豊富なキャラクリ要素や簡単で爽快なアクション
  • オンラインでの緩い繋がりを楽しめるポーンシステム

と言った光るものを確かに感じる良作として楽しめる作品でした。

そんな初代から実に10年以上もの歳月を経て復活した今作「ドラゴンズドグマ2」

個人的には非常に楽しみにしています。

 

このように各ゲームメーカーには「かつて人気を誇ったが今では続編もなく停滞してしまっているゲーム」、所謂「休眠IP」と呼ばれるシリーズ作品が多く存在します。

https://jp.ign.com/okami/39308/news/ip

引用:IGN:「カプコン、休眠IPの再活性化に意欲を見せる」

そこで今回はカプコンに焦点を絞り、カプコンが寝かし込んでいるかつての名作シリーズの中から個人的に復活して欲しいシリーズ作品単発で終わらせるには勿体ない作品をその魅力と共にご紹介して参ります。

条件としては「PS4以降の現世代ハードで新作・リメイク・リマスターが発売されていないゲーム」となります。

その他のメーカーに関しては別の機会にご紹介致します。

 

クロックタワー

スーパーファミコンで発売されたホラーゲーム。

「迫りくる殺人鬼から逃げつつ、閉じ込められた舞台からの脱出を目指す」というホラーゲームとしては非常によくある内容ですが、このゲームでしか味わえない独自の要素が存在します。

それが「カーソルを使った指示」

プレイヤーが画面に表示されるカーソルを操作して調べたい場所や移動したい場所をクリックすると、画面の中の主人公がそこまで移動し指示した物に対するアクションを行うというものです。

引用:ファミ通より「『クロックタワー』が発売された日

プレイヤーが主人公を操作するのではなく、画面の中のキャラクターに指示を出す事で動くという一風変わったシステムは「殺人鬼から逃げ惑う画面の中のヒロインを応援したくなる」という心理を絶妙に表現した画期的なシステムなのです。

殺人鬼「シザーマン」から逃れる際に連打するシステムもその名も「RSIシステム(RENDA SEZUNIHA IRARENAI)」という絶妙にバカゲーっぽいプレイヤーの心理を突いたシステムを採用しています。

この画期的なホラーゲームはPS2で発売された「3」を最後にぷっつりと途絶えてしまっております。

肝心のゲーム性が従来のシリーズから大きく変わってしまった為、ファンからNOを突き付けられてしまったのも原因の一つなのでしょうか…。魔法少女まじかる☆アリッサ

 

アスラズラース

人に仇なす魔物「ゴーマ」と、それに対抗する戦士・八神将の一人「アスラ」との戦い、そして裏切られたアスラの復讐を描くアクションゲーム。

特記すべきはそのド派手極まるアクションムービー

自身の何十倍もの大きさをぶっ飛ばすのは勿論の事、最終的には惑星サイズの敵すらパンチ連打でぶっ飛ばすスケールの大きさを誇ります。

更にアイキャッチを挟んだA・Bパートに分かれていたり次回予告があったりなどアニメのような演出も特徴の一つです。

早い話が「CGアニメ風ゲーム」

アクションパートこそあれど前述の通り大半はムービーとなっている為、ゲーム要素は少なめです。

更にそのムービーにも鬼のような量のQTEが挟まる為、アニメとしても集中して見れないという中々に辛い作品です。

世界観やキャラクター・BGM等は非常に良いものが揃っているので、仮に新作を出してくれるのであれば、是非QTEをゴッソリ削った上でサイバーコネクトツーらしい爽快なアクション要素をドサッと入れてくれると嬉しいですね。

 

ブレスオブファイア

カプコン初の本格RPG

「竜」を作品の根幹とし、主人公・リュウとヒロイン・ニーナを始めとした個性的なキャラクター達と作品ごとによって大きく異なる世界観が特徴となっています。

比較的王道なファンタジー路線の1~3、情け容赦なさ極まる無慈悲な世界観の4、そのどれとも全く異なる異質な世界観と中毒性の高いシステムが売りの5と、作品ごとによってガラッと異なる作風を楽しむことが出来ます。

ただし、最新のナンバリング「6」をよりにもよってソシャゲで出すという呪砲レベルの愚行により現在シリーズは完全に途絶えています。

もし新作を出すのであればサービス終了した「6」は完全に無かったことにして、新たなナンバリング「6」として是非出して欲しいところです。

 

課金へのこだわりは捨ててね。

 

ビューティフルジョー

ゲーム性としては比較的シンプルな横スクロールアクションのゲームとなっていますが、最大の特徴は何といってもそのコンセプト。

「日本の特撮を映画の要素を使ってアメコミ風に再現する」というごった煮の極みのようなコンセプトとなっており、一見すると煩雑で分かりづらそうですが実際は非常に魅力的な世界観に仕上がっています。

主人公ジョーは「VFXパワー」と呼ばれる能力を駆使して華麗に戦います。

VFXパワーは

  • 敵の動きを遅くする「スロー」
  • 自身のみ早く動ける「マックススピード」
  • 攻撃の派手さと攻撃力を底上げする「ズーム」

等、映画でお馴染みの演出を能力として使用する事が出来ます。

それらを活用した、所謂「魅せプレイ」を追求して戦っていくのが本作における大きな醍醐味の一つとなっているのです。

こちらはPSPで「バトルカーニバル」が発売されて以降休眠状態となってしまっております。

SNSでの動画投稿が当たり前となった現代と「魅せプレイ」は相性抜群だと思うので、是非現世代機向けのリマスターか新作を出して欲しいところ。

 

DEMENTO

もともと「クロックタワーシリーズ」として製作が進められていましたが、諸事情により別タイトルとして発売されたホラーゲーム。

イベントシーンの監督に竹中直人氏を起用している事でも有名です。

ステージ毎に異なる追跡者達が主人公フィオナを執拗に追い回す為、逃げたり隠れたりしてやり過ごしつつ城の謎を解いて脱出する事が目的のゲームです。

無音のなか唐突に現れる追跡者と共に不協和音の様なBGMが鳴り響くと非常に焦る。

更にベッドの下やクローゼットに隠れると隙間から相手の動きが見える等のホラー要素もより一層恐怖感を高めてくれます。

ここまでですとほぼ魔法少女まじかる☆アリッサクロックタワー3と同じですが、従来のソレとは大きく異なる点があります。

それが「ヒューイ」と呼ばれる犬の存在。

城内で偶然助けた犬ヒューイをパートナーとする事ができ、城内での探索や追跡者への攻撃等を行ってくれます。

フィオナの命令に忠実に従ったり甘えたりして来るヒューイは非常にリアルで、犬好きには堪りません。

このようにホラーゲームとしての怖さだけでなく、ヒューイの犬としての可愛さ、フィオナのエロ可愛さも楽しむことができる珍しいゲームとなっています。

 

今後に期待

以上が個人的に復活して欲しいIP群となっています。

上記のタイトルたちは勿論の事、ロックマンXや大神等のリマスター作品が出ているタイトルの新作も是非出して欲しい。

ちょっと前のカプコンであれば全然あまり信用できず疑って掛かるところでしたが、最近のカプコンは出すゲーム出すゲーム軒並み良作と言う非常に優良なメーカーへと成長しております。

その調子で新規IP・休眠IP、共に魅力的なタイトルをバンバン出していって欲しいものです。

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