フリュー新作「聖塔神記トリニティトリガー」は「あの頃のRPG」になれるのか【初見感想・評価】

どうも、ほんまぐろです。

カリギュラやアライアンスアライブを手掛けたメーカー・フリューが発表した「PROJECT-TRITRI」というプロジェクト。

どうやら90年代の王道RPGを現代に復活させる事をコンセプトとした新作RPGのようです。

そんなTRITRIの詳細が発表されました。

 

その名は「聖塔神記トリニティトリガー」

https://www.trinity-trigger.com/

引用:トリニティトリガー公式HP

今回はこのトリニティトリガーに関しまして、公表された詳細とそれに対する正直な感想を書いて参ります。

 

スタッフ

RPG黄金期に活躍した方々が再集結するようです。

具体的に挙げると

  • 世界観ビジュアル:結城信輝氏(聖剣伝説3、クロノ・クロス)
  • キャラクターデザイン:風間雷太氏(ゼノブレイド、パズドラ)
  • シナリオ:久保田悠羅氏(オクトパストラベラー、ブレイブリーデフォルトII)
  • 音楽:菊田裕樹氏(聖剣伝説2・3)
  • トリガーデザイン:にしだあつこ氏、北風友裕氏、水谷恵氏(ポケモンシリーズ)

なるほど

確かに豪華なスタッフです。

聖剣伝説、クロノクロス、ゼノブレイド、オクトパストラベラー、ブレイブリーデフォルト…

「古き良き」を体験するにはもってこいな人たちが結集しています。

 

ストーリー

その昔、秩序の神々と混沌の神々が世界の覇権をめぐって争っていた

大きな武器が地上に落ちていき、世界は崩壊をはじめる。
そこで各神はそれぞれの代理者・神々の戦士を選び、その者達の戦いをもって勝者と決めることとした。

時は流れ

小さな村で静かに暮らしていた青年シアンは
ある日自分が混沌の神々に選ばれた混沌の戦士であることを知る

自身が背負った過酷な運命。
そこに導かれるように集まったエリス、ザンティスとともに
シアンは運命に抗う旅に出る。

3人なら運命も変えられる。
そう信じて

 

 

調和の神、混沌の神、それぞれの神から選ばれる戦士、戦士達の代理戦争…

 

 

完全にディシディアファイナルファンタジーじゃないか?という突っ込みは置いておいて、いかにも90年代っぽいフワッとした感じです。

個人的には無駄に拘らずにこれくらいシンプルな方が自分で考える余地が増えるので好きです。

 

システム

ジャンルとしてはアクションRPGに分類されます。

 

全8種類存在する武器を「リングチェンジ」で瞬時に切り替え、敵との相性を考えながら戦っていくスタイル。

往年の聖剣伝説を彷彿とさせるアクションRPGのような感じでしょうか。

 

また、コンボ攻撃の強化や付与効果の強化・選択等も自分で可能みたいなので、戦闘のカスタマイズ要素はかなり高そう。

自分の理想的な戦い方に向けて試行錯誤しながら冒険していくのは、個人的にはかなり楽しそうです。

 

公開された情報を総合すると、確かに90年代のアクションRPGを彷彿とさせる懐かしい感じがふんだんに使われているように見えます。

初見の感想

情報を見た最初の感想としては

 

ショボい

です。

あまりにもグラフィックが貧弱すぎる…。

マップ内のスカスカ感木々のコピペ感等

随所に「うっ…これは…」となる点が見えてしまっています。

 

下手したら10年以上前のPSPソフト「空の軌跡」よりも劣っているように見えます。

 

これがまだ3,000円~5,000円程度のコンパクトなゲームであればいい。

 

でもこれ

 

 

 

8,580円(税込)ですよ?

フルプライスのゲームでこのクオリティは流石にちょっと無いんじゃないでしょうか。

あと少し足せばエルデンリングが買えちゃうって考えるとどうしても…。

 

もちろんゲーム性も方向性も全く違うので一概には比べられません。

 

片や最先端の技術で作られた最高峰のアクションRPG

片や「90年代のRPG黄金期」を意識した古き良きアクションRPG

 

でもねフリューさん

これは

 

「古き良き」とは呼べないと思います。

今「古き良き」と呼ばれる作品は、当時のスタッフの人々が持てる力を結集して作り上げたからこそ、十数年経った今遊んでも「楽しい」と感じられるんです。

技術もなく、お金もかけず、外見だけ昔っぽく作ってもそれは「昔っぽいゲーム」なだけであって、決して楽しくはないんです。

「古臭い」なんです。

昔のビジュアルを今の技術で作りこんでこそ、「古き良き」が楽しめるんです。

「スマホでポケベルが体験できるアプリ」があったら「新鮮!面白そう!」ってなるけど、

じゃあ実際ポケベルで生活して下さいって言われたら不便すぎて無理でしょう?

それと同じだと思うんです。

マルチプレイがローカル限定であるという部分なんか特にそう。

「あの頃は友達とゲーム機を持ち寄って遊んでたから、今作でもそういう懐かしさを味わわせたら楽しいだろうな」という考えなのでしょうが…。

 

それは単に不便なだけであって、オンラインマルチが当たり前時代には全く合っていません。

 

令和の時代に「古き良き」を楽しませたいなら、当時のままではダメなんです。

特に最近はトライアングルストラテジーという「古き良き」のお手本のようなゲームが出ているので、更に見比べてしまいます。

 

 

勿論、スクエニとフリューを単純に比べてはいけないという事は分かっています。

持っている技術や企業規模なんかも全然違いますから。

でも

「あの頃のRPG復活」を掲げている以上、見比べられるのは分かっている筈。

それを踏まえて尚このクオリティのゲームをトライアングルストラテジー以上の価格で売るのであれば、どういう反応が返ってくるか分かっているはずです。

 

一言物申したい

以上がトリニティトリガーの初報をみた率直な感想です。

正直な話、現状のクオリティであればこれは「古き良き」ではありません。

発売元がフリューであるという点や、開発が悪名高い「牧場物語-オリーブタウンと希望の大地-」を手掛けたスリーリングスであるというのも絶妙に不安を煽ります。

 

勿論まだ初報を見ただけなので、実際に操作すれば凄く楽しいとか

思った以上に画質は綺麗だったとか

いい意味で裏切られる可能性は十分にあると思います。

でもこのままでは「古き良き」というガワを被せた手抜き低予算アクションゲーとして評価せざるを得ません。

 

これがまだ名も無いインディーRPGであれば良いんです。

ただ、仮にもある程度知名度のあるメーカーが、業界内でも抜群の知名度を誇る人物達を集め、「90年代の王道RPGを現代に蘇らせる」という題目を高らかに掲げているのであれば話は全く違います。

 

「90年代のRPG」

「古き良きRPG」

「あの頃のゲーム」

 

これらは

10年前のクオリティしかない低予算ゲームを作っていい免罪符ではない。

 

あんまり「古き良き」を軽々しく使わないでほしい。

ただまぁ、発売してすらいないゲームをのっけから批判ばっかりするのも開発側には失礼な話です。

とりあえず盛大に手のひらを反す準備は出来ているので、まずは体験版を遊んでみようと思います。

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