どうも、ほんまぐろです。
2021年7月11日にシリーズ30周年を記念した特別番組「鋼の超感謝祭2021」が開催されました。
レジェンド声優・神谷さんと永遠の兄貴・水木一郎さんによるトークやスペシャルライブ等盛りだくさんな内容でしたが、やはり一番の目玉は例の作品。
そう、スーパーロボット大戦30に関する続報です。
今回は一挙公開となった参戦作品の紹介と、今作に対する期待や不安等、雑多な内容を書いていきたいと思います。
参戦済み作品
【超電磁ロボ コン・バトラーV】
派生作品を除けば恐らくスパロボL以来となる10年ぶりの参戦です。
昨今のスパロボはHD画質の対応により作業量が膨大になった影響で「1機体毎の武器数が少ない」という問題があります。主役機でも少ないと3個程度というのもザラです。
そんな中で多い時には十数個もの武装を引っ提げた事もある技のデパートことコンバトラーVがどうなるか、非常に楽しみですね。
【劇場版 マジンガーZ / INFINITY】
前作となるスパロボTにて初参戦となった、マジンガーZの10年後を描く劇場作品。
映画では所狭しと軽快に暴れまわるマジンガーZが非常に印象的でしたが、スパロボでは比較的動きの少ないアニメーションで少し肩透かしだった記憶があります。
最強武器に至っては制服姿の女子高生のほうが目立っていたレベル。
劇場公開からかなり早い段階で参戦していたので、30ではクオリティも熟成されていることを願いたいです。
【機動戦士Ζガンダム】
すっかり常連となったZガンダムは今作も参戦。
以前は通称「アリオスの人」(担当した機体の戦闘アニメーションが明らかに他のスタッフと比べて異次元のクオリティを誇るスタッフ)によって作成されていましたが、今作では別の人になっているようです。
最近のスパロボでは精神的に成熟しまくったカミーユの登場が殆どなので、そろそろ名前を馬鹿にされて切れ散らかしていた頃のカミーユも見てみたい気もします。
【機動戦士ガンダム / 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】
PSPで配信されたOE以来8年ぶりの参戦となったファーストガンダムですが、どうやら今回は機体のみの参戦となるようです。
アムロ達は逆襲のシャアの時系列で参戦し、何かの理由でνガンダムが使えないときに乗るみたいな流れなのかなと考えています。
最早参戦していない作品を探すほうが難しい逆襲のシャアですが、今作では「グラサンの赤い人は裏切りません」と放送で明言されていました。
フルアーマー百式改が参戦しているので、きっと最後までアムロ達と戦ってくれるでしょう。
そろそろメガバズーカランチャーの照準を修理してやれ。
【勇者王ガオガイガーFINAL】
第3次α以来16年ぶりの参戦となりました。
ファーストガンダムと同じく機体のみの参戦となるようです。
メインとなるシナリオは後述する新規参戦作品に譲る模様。
ガオガイガー自体は前作Tにも参戦していましたが、戦闘アニメーションはお世辞にも良いとは言い難く、個人的には結構不満でした。
今作では改善されることを願っています。
【コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道 / 復活のルルーシュ】
こちらも最近のスパロボではおなじみとなっているコードギアス。
今回「反逆のルルーシュ」は機体のみの参戦、メインのシナリオとしては復活のルルーシュとなるようです。
劇場版は割と簡単にルルーシュが復活してびっくりした記憶があります。(もっと溜めて溜めてバーンという登場を期待していました…。)
既にソシャゲで参戦している為既存参戦という扱いですが、CS向けとしては新規参戦となります。
ランスロットSinと紅蓮特式は非常に格好良くて好きなので、従来作品同様パイロットの強さと相まってエース級の活躍を見込みたいと思います。
【真ゲッターロボ 世界最後の日】
ガンダム・ゲッター・マジンガーの御三家はもはやスパロボとは切っても切れない縁なので、今作でも引き続き参戦。
アニメ版が色々な問題で参戦できず、最近ではもっぱらこちらのチェンゲ版が参戦している印象です。
2021年の放送を予定している「ゲッターロボ アーク」関連がサプライズ参戦してくれないかな…と期待し知恵ましたが、まぁ現実は甘くなかった。
【魔法騎士レイアース】
前作Tにて堂々の参戦を果たしたレイアースが引き続き参戦となります。
Tではストーリーの中核を担う存在として大きくクローズアップされ、全裸OPを再現した戦闘アニメーションにも気合が入っておりました。
異世界が舞台となる作品ですが、今作ではどのような立ち位置で登場するのかが注目ですね。
【ガン×ソード】
レイアース同様前作であるTからの続投となります。
携帯機作品であるK以来の参戦となったTでは戦闘アニメーションがかなり簡略化・質素化・モッサリ化してしまっており、正直かなり残念でした。
携帯機作品のKの方が遥かにクオリティ高いとさえ、個人的には思っています。
公開されたPVではカットインの追加はあるもののTの戦闘アニメーションが流用されていた為、クオリティアップはあまり期待できそうにないですね…。
【機動戦士ガンダムNT】
ソシャゲにて参戦済みですが、CS向けとしては新規参戦となります。
UCの1年後を描く作品ですが今作にはユニコーンは未参戦、しかも逆襲のシャアは参戦というよくわからない感じになっています。
PVではA装備状態のナラティブガンダムが確認できます。
CS向け新規参戦となる為、ストーリー的にもかなり優遇されそうな気がしますね。
フェネクスの戦闘シーンも非常に気になるところです。
【重戦機エルガイム】
ファーストガンダムと同じくOE以来の参戦となる作品。
主役機・エルガイムの白をベースとした百式っぽい見た目は非常に格好良く、とても30年以上前のデザインとは思えません。
太陽系外での物語という世界観的にガオガイガーやレイアース等と相性がよさそうですね。
【機動戦士Vガンダム】
携帯機作品であるスパロボD以来、実に18年ぶりの参戦となります。
今回は「○年ぶりの参戦」となるケースがかなり多く、新規参戦と共に既存ユーザーの掘り起こしにも注力しようという30周年記念としての力の入れようが伺える内容だと思います。
VガンダムやVダッシュガンダムをはじめシンプルながらも格好いい機体が揃っているVガンダムは個人的にすごく好きです。ストーリーは置いておきます。
最新技術で頭身が上がりまくったV2アサルトバスターを早く拝みたい…!
【銀河機攻隊 マジェスティックプリンス】
復活のルルーシュ、ガンダムNTに続くCS向け新規参戦作品。
そして個人的に待ちに待った待望の参戦作品でもあります。
原作アニメでは気合の入りまくった戦闘アニメーションで衝撃を受け、「スパロボでグリグリ動くザンネン5が見たい…!」と切望していましたが、念願かなって堂々の参戦と相成りました。
今作でも同じくらい暴れまわって欲しいです。
とりあえず現時点で既にフル改造&エースパイロットまで育成させる気満々
劇場版である「覚醒の遺伝子」ではイズルのレッドファイブ以外のアッシュも完全覚醒していましたが、今作でそこまで入るのか気になるところです。
新規参戦作品
【ナイツ&マジック】
いきなり知らん作品来たこれ…
調べてみると所謂「なろう小説」と呼ばれるジャンルの作品だそうです。
なろう小説は大抵が「トラックに轢かれて異世界にいって何故か言語も生活様式も同じな世界でたまたま持っていた才能がヒットして無双する」という金太郎あめみたいな内容だと思っていたので、このようなビジュアルバッチリなロボット作品があるとは知りませんでした。
何事も食わず嫌いはいかんですね…。
異世界という事もあり、レイアース組との絡みがどうなるか気になります。
【マジンカイザー INFINITISM】
知ってるけど知らん作品きたこれ…
こちらは従来のスパロボシリーズにも参戦してきた「マジンカイザ-」ですが、劇場版 マジンガーZ / INFINITYの世界観に合わせる形でリデザインされたマジンカイザーとなります。
マジンエンペラーGの登場を始めスパロボV以降マジンガーに関するサプライズが多く仕込まれるようになってきたスパロボシリーズですが、本作でもこういう形でサプライズをもって来てくれました。
この圧倒的重厚感・ゴテゴテしさ
まさに鉄の城と呼ぶに相応しい機体ですね。
【勇者警察ジェイデッカー】
エクスカイザー、ガオガイガー、マイトガインに続く新たな勇者シリーズ。
日本の警視庁が誇る超AIロボット勇者軍団が遂にスパロボの舞台に登場します。
作品の舞台が2020年の日本であり、いつの間にか夢にあふれた勇者世界を夢のない現実世界がブチ抜いてしまったというショックはありますが、こうしてまた我々の前に姿を見せてくれて非常に嬉しい限り。
昨今のスパロボシリーズにおけるマイトガイン参戦等、勇者シリーズ参戦に関する版権問題がスムーズに動いているように見えます。
このままゴルドランやダグオン等も参戦させ、夢の勇者戦隊をいつしか組んでみたいものです…。
しかしブレイブポリスの面々からしたら黒の騎士団なんて一発アウトの即逮捕モノな気がしますが、どう絡んでいくか楽しみですね。
【SSSS.GRIDMAN】
君を退屈から救いに来たんだ。
90年代に放送された特撮を原作とした新作アニメから、夢のヒーローがスーパーヒーロージェネレーションと間違えて堂々の参戦!
特撮の頃からグリッドマンのファンだったので、アニメ化が決まった時は狂喜乱舞していました。
そのアニメも原作愛にあふれた素晴らしい作品だったので、参戦してくれて本当に嬉しいです。
「ロボットじゃねぇじゃん!!」という突っ込みもわかりますが、もはやそんなのは小さい問題なんです。
勇者パースで相手をぶった斬り、Gの文字をバックに合体すればもうそれはロボットなんです。
教科書にもそう載っています。
ビームも撃てれば更に加点。
敵役として登場したアカネちゃんも「もうただのロボットじゃん…!」と激怒絶賛していたので問題なし。
コンピューターワールドという異世界とは一味違う世界観をどう落としこむのか、非常に楽しみです。
【覇界王 ガオガイガー対ベターマン】
久しぶりのガオガイガーFINAL参戦で喜んでいたファンに更なるサプライズを最後に持って来てくれました。
ガオガイガーFINALの続編として公開された小説および漫画作品のまさかの参戦です。
主役機となるガオガイゴーは恐らく本作が初の映像化となります。
彼らがメインならFINALが機体のみの参戦となってしまうのもうなずけます…。
同じ世界観のベターマン側がどうなるかも気になるところです。
スパロボZにおけるフルメタルパニックのレーバテイン初映像化と言い、スパロボのこういうサプライズ本当に好きです。
オリジナル機体
【ヒュッケバイン30】
スパロボを象徴する機体・ヒュッケバインが主役機を張ります。
OGに登場したアッシュを彷彿とさせる全身のテープとバイザー部分のXXXが非常にダサい印象的ですね。
主役機にヒュッケバイン、ライバル機に大張さんデザインのロボットと、まさにスパロボ30周年を飾るのに相応しい機体となっています。
主人公の声優に杉田智和さん、ライバルは中村悠一さんと声優さんもよく見るセット非常に豪華です。
ブリットは虎龍王に帰れ。
気になる点
参戦作品に関しては非常に良いと思いますが、個人的に気になったのは販売方法。
まず今回は従来のようなオリジナルサウンドエディションは販売しないそうです。
共通の通常版を購入し、別途オリジナルソングセットのDLCを購入する事でようやく原曲をBGMとして遊ぶことができるそう。
DLC自体は構わないのですが、あの従来の集合イラストとは異なるパッケージは非常に気に入っていたので個人的には残念です。
また、このサウンドDLCに限らず今作はDLCを含む販売方法が非常に複雑です。
通常版やデジタルDXエディション、デジタルアルティメットDXエディション、超限定版など多岐にわたり、一見して「どれを買えばどれが付いてくるの?」というのが非常に分かりづらい。
スマホの料金プランか何かと見紛うレベルで目が滑りまくります。
- フィギュアとデジタルサントラが欲しい場合は超限定版
- DLC一式(追加ミッション+追加機体)が欲しい場合はデジタルアルティメット
- DLC一式とカスタムサントラ(デジタルサントラとは別物で、ゲーム中のBGMを原曲に変更できる機能)が欲しい場合はデジタルデラックス
- DLCはいらないので本編だけ欲しい場合は通常版
といった感じでしょうか…。
それぞれのDLC(追加機体を入手できるシーズンパス、追加ミッション、カスタムサントラ)は別途単品で購入できるので、本編のみ購入後自分の好みに合わせて別途DLCを購入するのもいいかと思います。
自分はDLCに関しては追加機体次第なので様子見する予定ですので、「パッケージ版+DLC(カスタムサントラ)」で購入予定。
この複雑っぷりは今までのスパロボにはない感じ…。
課金要素とバンダイナムコという絶対に混ぜてはいけない要素が混ざり、核爆発並みの化学反応が起こりそうな気がしますね…。
スパロボ初となるDLCによるプレイアブル機体の増加も個人的には歓迎ですが「最初から入れとけよ」とぼやく人の気持ちも理解できます。
「30周年だから多少ぼったくってもファンは買うだろ」程度の認識ならバンナムは光になれ。
30周年を盛大に楽しもう
いつもの作品や参戦を望まれてきた新規作品、過去作を楽しんだプレイヤーが思わず反応するような既存参戦作品等、あらゆる作品をバランスよく取りそろえた理想的なラインナップだと思っています。
シリーズを楽しんできたファンの方
シリーズから離れていたけどこれを機にやり直そうと考えている方
新規参戦作品に釣られて始めようとされている方etc…
どんな人もオールオーケー!
スパロボ30周年を盛大に楽しみましょう!
ちなみに
以前別の記事で自分が望む参戦作品として下記の作品を挙げていましたが
- マクロスΔ
- ジェイデッカー →参戦!
- マジェプリ→参戦!
- シンカリオン
- ゼノギアス
- グリッドマン→参戦!
俺の占いは5割当たる!!!
妄想という名の願望の先制攻撃だべ。
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