どうも、ほんまぐろです。
7月になり、一気に暑さが本格的になりました。
そんな蒸し蒸しする暑い夜、皆さんはどうやって乗り切りますか?
ゲームを愛するゲーマーの方々は、もちろんホラーゲームで肝を冷やされているだろうと思います(断定)
今回は自分が肝を冷やすのに重宝したホラーゲームの名作を紹介します。
ホラーというジャンル上、キツい画像が結構出てくるので苦手な方はご注意を。
SIREN
- 怖さ:★★★★☆
- シナリオ:★★★★☆
- システム:★★★☆☆
昭和78年の日本、羽生蛇村という架空の村を舞台としたアクションホラー
様々な理由でこの村を訪れる主人公達を操作し、異形の存在「屍人」と化した住民達から逃げるのが主な内容です。
基本的に操作する主人公達は非力で、バイオハザードに登場するゴリラクリス達のように火器で敵を薙ぎ倒しながら進むことができません。
「屍人と出会う=死」という恐怖感の中操作するのは凄まじい緊張感を伴います。
登場する屍人の不気味さもそんな緊張感を倍増させる要因の一つ
また、このゲームをプレイする上で欠かせないのが「視界ジャック」というシステム
屍人達は生前の記憶を元に普段の生活を行いながら村中を徘徊していますが、その視界をテレパシーのように覗き見ることができるというシステムです。
これにより画面が近くの屍人の視点となり、何処にいるか、どういうルートを動くか等を把握できるようになるわけです。
ろくな武器を持たない主人公達が生き延びるための唯一無二の手段であり、これをいかに使うかが生存への鍵となるわけです。
ただ、ジャックした屍人の視点に自分が映った時などは言うまでもなく恐怖。
複雑で練り込まれているが救いようがない事も多いシナリオ、対抗手段が少なく非常に高い難易度、怖過ぎて放送中止になったCM等…
「どうあがいても絶望」のキャッチコピーにふさわしい作品となっています。
BIOHAZARD 7 RESIDENT EVIL
- 怖さ:★★★★☆
- シナリオ:★★★☆☆
- システム:★★★☆☆
CAPCOMが誇る人気ホラーアクションの最新作。
「そこを歩く、という恐怖」のキャッチコピーに相応しい恐怖演出で人気を博したバイオハザードですが、シリーズ化されるにつれ徐々にゴリラ化アクション方面へ注力されるようになっていき、5や6が出た頃には派手な銃撃戦や肉弾戦がメインの立派なゴリラアクションゲームとなっていました。
が、7で大きく原点回帰。
歩くだけで怖いと思える空気感を持ったホラー作品へと生まれ変わりました。
既存のゲームエンジンからRE ENGINEへと変更され、元々ハイクオリティだったグラフィックが更にグレードアップ。
視点もTPS(三人称視点)からFPS(一人称視点)へと変更され、ゲームへの没入感が段違いに上がりました。
薄暗く陰鬱とした屋敷内の探索は非常に怖く、久しぶりに「そこを歩く、という恐怖」を存分に味わえます。
また、特記すべきはVRへの対応。
PSVRを接続する事で、ただでさえ怖いバイオ7の世界をリアルに感じ取ることができます。
どれほど怖いかというと、振り返った先に居たクリーチャーにびびって絶叫して仰け反り、VRの配線を引っこ抜いてしまうレベル。
更にいうと絶叫した声で近所からクレームが飛んできたレベル。
このゲームを120%楽しみたい方は、ぜひPSVRでのプレイをお勧めします。
自分は二度とやりたくない。
DEMENTO
- 怖さ:★★★☆☆
- シナリオ:★★★☆☆
- システム:★★★★☆
バイオハザードと同じくCAPCOMが手掛けたホラーアクション。
元々は往年の名作クロックタワーシリーズの続編として制作されましたが、急遽新規タイトルとして発売されました。
作中のイベントシーンを作成するアートディレクターを俳優の竹中直人氏が務めた事でも有名な作品です。
閉じ込められた屋敷内を探索し、迫る追手から逃げたり隠れたりしながら屋敷にまつわる謎を追っていく、というのが大まかな流れ
この作品の一番の特徴は相棒のヒューイの存在
そう
犬です
ヒューイに指示を送る事で仕掛けを解除したり遠くのアイテムを取ってきたり、追跡者を攻撃させる事で逃げることが可能。
自分を狙う悪意に満ちている城の中で、最後まで主人公フィオナの横に付き助けとなります。
そんなヒューイが可愛すぎる
犬好きには堪りません。
また、ただ犬が可愛いだけのゲームというわけではなくホラー要素もしっかりとあります。
フィオナを追う追跡者はどいつもこいつも厄介な奴らばかり
醜い見た目と動きで生理的にキツい巨漢・デビリタス
淡々とした動きと時々発狂した時に見せる動きで精神的にキツいメイド・ダニエラ
竹中直人の風貌でフィオナの命と【自主規制】を狙う色々とキツいおっさん・リカルド
彼らの追跡を逃れる際にクロゼットやベッドの下に隠れると自分を探し回ってうろうろしているのが隙間から見えるのが非常に怖い。
ジリジリと追い詰められる恐怖感や犬が好きな方と恐怖に怯える巨乳の女の子が好きな方には是非ともお勧めしたい作品です。
零〜刺青ノ聲〜
コーエーテクモが送る和風ホラーの金字塔・零シリーズの第3作。
婚約者を交通事故で亡くしたカメラマン・黒澤怜はある日、自身が撮影した写真に死んだはずの婚約者が写っているのに気づき、それ以来夢で日本家屋を彷徨う夢を見出します。
その夢の中の日本家屋を攻略していく和風ホラーゲーム。
和風ホラー特有のジットリとした不気味さ、急に出てくる怨霊達などが非常によく再現されています。
また、零シリーズの特徴として射影機と呼ばれるカメラが登場します。
このカメラで怨霊達を撮影することでダメージを与え、除霊することができます。
ファインダー越しに観察しつつ撮影する性質上、恐ろしい怨霊達をじっくりと見続けなければならないのが非常に怖い。
今作は夢の中が舞台なのですが、ストーリーが進行するにつれ怜の住む家(現実世界)にも怪異が影響を及ぼし始めます。
夢の中から帰還した安心できる家に怪異が出没した瞬間の絶望感は計り知れない。
ただ怖いだけではなく、婚約者を残して生き残ってしまった怜の苦悩等、3人の主人公達によるシナリオは非常によく作り込まれています。
今作「刺青ノ聲」は「零〜ZERO〜」から続く3部作の最終作に当たる為、前作や前々作をプレイしてからだとより楽しむことが出来ます。
登場する主人公も1の主人公、2の主人公の血縁者であり、それぞれの物語のその後を知ることができます。
プレイされる方は1からプレイすると、より零の世界観を楽しむことができるのでお勧めです。
THE 大量地獄
【画像自主規制】
- 怖さ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- シナリオ:★☆☆☆☆
- システム:★☆☆☆☆
D3パブリッシャーが送るSIMPLEシリーズの一つ
ゾンビのような人外が襲ってくるわけでもなく、怨霊のような人智を超えた存在が襲ってくるわけでもないこの作品。
この作品に登場するのは大量の害虫
虫や蜘蛛、節足動物や黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつなど…
ありとあらゆる害虫が大群となって主人公を襲ってきます。
純粋な不快感のみでゾンビや怨霊を遙かにぶっちぎる恐怖感を与えてくる作品です。
文字にするだけでも不快なので、あまり細かい点は記載しません。
そういった要素に耐性のある方、人生に疲れていて何でも良いから刺激が欲しい方のみ、ご検索ください。
以上になります。
これから梅雨明けとともに更なる猛暑になるそうです。
皆さん体調に気をつけて、様々なホラーゲームをお楽しみください。
自分も楽しみたいと思います。
ぼくのなつやすみ
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