どうも、ほんまぐろです。
皆様は「Fit Boxing」というゲームをご存じでしょうか。
「リングフィットアドベンチャー」と同等かそれ以上の知名度を誇るニンテンドーswitchのフィットネスゲームになります。
コロナ禍に入ってめっきり運動量が減ってしまった自分がある日ふっと鏡を見て「えっ誰このお腹出てる人…」となり、一気に不安になって始めたのがこのフィットボクシング。
最初は罪悪感から逃れるための気休め本格的なフィットネスの為の慣らし程度の気分で買った本作ですが、実際にプレイしてみるとまぁ凄いゲームです。
リングフィットアドベンチャーも試しましたが、個人的には圧倒的にこちらの方をお勧めしたい。
そこで今回は、このフィットボクシングシリーズの魅力と特徴、そして各タイトルの違いやおすすめポイント等をご紹介して参ります。
フィットボクシングとは?
ニンテンドーswitch専用ソフトとして発売されているフィットネスゲーム。
BGMに併せて画面に流れてくるシンボルをパンチで打ち、高得点を狙う事が主な目的です。
基本となるステップに加えてジャブ、ストレート、アッパー、フック、ダッキング、スウェー等のボクシングの動きを連続して行っていく、まさに「ボクササイズ」そのものなゲームになっています。
フィットボクシングの魅力
【お手軽さ】
何といってもこれが最大の魅力です。
始めるまでの敷居が非常に低く、誰でも気軽にボクササイズを始める事が可能です。
例えば現実世界で言えば
- 着替える
- ジムへ行ったりランニングしたりする
- 帰る
- 着替える
と、非常に面倒くさい。そんな事する暇あるならポテチ喰ってゲームしてます
更に同じフィットネスゲームである「リングフィットアドベンチャー」も
- ソフトを起動
- ハンドルにJoy-Conをセット
- リストバンドにJoy-Conをセットして足に巻く
- 片付ける
と、結構手間が掛かります。
しかしフィットボクシングは
- ソフトを起動
- Joy-Conを手に持つ
- Joy-Conを戻して電源を切る
これだけ
小学生どころか下手したら赤ちゃんでもできるお手軽さです。
更にswitchを携帯機として使用すればテレビでドラマや映画、アニメを見ながらボクササイズが可能。
「ながらプレイ」であれば運動中の苦しみも激減です。
気が付いたら30分や1時間なんか平気で経っています。
このように、好きな時に・好きなところで・好きなだけボクササイズを楽しむことが出来るのが一番の魅力です。
【ちゃんとした運動量】
「所詮ゲーム」と侮るなかれ、運動面で見ても「しっかり疲れる」のがもう一つの魅力。
勿論お手軽コースで軽く運動する事も可能です。
しかし中級コンビネーションや上級コンビネーションともなると1回のプレイで15分、110~140kcal程度消費出来ます。
2回やれば30分で約250kcalものカロリーを消費になります。
体重60kgの自分がこの250kcalを別の運動で消費するとなると
- ウォーキング90分
- ランニング40分
- 水泳45分
この程度になります。かなり辛い。
引用:1日250キロカロリー消費するにはどのくらいの運動が必要か体重別の一覧
上記のような時間も着替える手間も必要な運動を、家にいながらパンイチ普段着ですぐに消費する事が出来るのです。
続いて、それぞれのタイトルの特徴をご紹介致します。
Fit Boxing
記念すべき第一作目。
【おすすめポイント:元祖お手軽ボクササイズ】
おすすめポイントは上記の通り、「非常に簡単に始められるお手軽さ」と、それとは裏腹に「しっかり疲れる事が出来る運動量」です。
個性的な6人のインストラクターから一人を選択し、その人物と共にボクササイズを行います。
担当声優は大塚明夫さんや田中敦子さん、早見沙織さん等非常に豪華。
そんなインストラクターが運動中に励ましの言葉を掛け続けてくれるため非常に愛着が湧きやすい。
パンチの種類やコンビネーションコース等、「フィットボクシングシリーズ」として既に完成されており、とりあえずこれを買っておけばフィットボクシングを120%楽しむことが可能です。
【注意ポイント:飽きやすさ】
初代という事もあり特別なモードやコースと言ったものはなく、ただ淡々と毎日のボクササイズをこなすだけのゲームになります。
良い言い方をすれば「堅実で単純明快」、悪い言い方をすれば「飽きやすい」です。
自分で目標を作り、それをコツコツと進める事が出来る人であれば全く苦にはならないでしょうが、他のゲーム等に目移りしがちな飽き性の方は続けるのが若干苦しいかもしれません。
それは運動というもの全般に言える事ですけどね…
Fit Boxing2 リズム&エクササイズ
第2作目。
基本的な要素は初代と同じです。
「お手軽さ」と「運動量」に関しても同じ。初代と同じ感覚で遊ぶ事が出来ます。
【おすすめポイント:飽きさせない工夫】
初代の単調さを解消すべく、様々な改善が図られています。
まずは「インストラクターの増加」
初代では6人だったインストラクターが9人に増えております。
担当する声優さんも石田彰さんや鬼頭明里さん等、初代に負けず劣らずの豪華さです。
そして最も大きな工夫が「追加要素」
今作では様々な追加要素が配信されています。
例えば「インストラクター」が無料アップデートで2人追加されております。
担当声優は緑川光さんに森川智之さんと、無料でいいのか?と言いたくなる豪華さ。
更に待望のBGM追加が実現。
収録済みの基本となる洋楽集に加え、「90年代邦楽集」や「アニソン集」等のBGMパックがDLCで配信されています。
引用:フィットボクシング2 追加コンテンツ
自分のお気に入りの曲であればやる気の入り方も段違いですよね
更に最近では「アイドルマスター Side M」とのコラボも実現しており、現段階で最も要素が充実しているタイトルになっています。
【注意ポイント:金銭面】
様々なDLCやコラボ等が発表されて充実しておりますが、言い換えればそれらを買うのに追加で費用が掛かるという事です。
一つ一つは微々たる金額ですが、調子に乗ってあれもこれもと買うとあっという間に数千円になる為、余計な出費を抑えたいという方には注意が必要かもしれません。
Fit Boxing北斗の拳~お前はもう痩せている~
第三作目にしてまさかのコラボレーション
お前はもう痩せているなら買う意味ねーだろというツッコミは野暮
基本的なゲーム性は1・2と殆ど同じです。
【おすすめポイント:北斗の拳】
それ以上でも以下でもありません。
清々しいまでに北斗の拳にまみれています。
楽曲、インストラクターは全て北斗の拳由来。
ボクササイズ終了時のデイリーパンチ(パンチでスタンプを押す)が今作では北斗残悔拳になっている等、隅から隅まで北斗の拳仕様となっています。
更に特記すべきは「激闘モード」の存在。
これは「雑魚敵をボクササイズで倒していき、最後の待ち受けるボスキャラを倒す」という所謂ストーリーモードです。
原作に登場するボスと戦い、見事撃破するとインストラクターとして使用可能になります。
ボクササイズで敵を蹴散らし、ボスにダメージを与えて倒す…
Fit Boxingと北斗の拳の世界観が相性抜群すぎてヤバい
これほどまでにきれいにかみ合ったコラボ作品はあったでしょうか…。
【おすすめポイント2:運動量が凄い】
基本的なゲーム性は1や2と同じですが、個人的にはそれらよりもかなり運動量が多いと感じます。
特に足腰を使用したボディパンチ系の動きが多く、それらをコンビネーションの中で連発されるとかなりキツイ。
更にバトルモードのラストでは原作お馴染みの「北斗百裂拳」を撃つ必要がある為、腕の筋肉がゴッソリ持っていかれます。
自分は現在進行形で遊んでいますが、一日30分~1時間程度のボクササイズで疲労困憊です。
消費カロリーは約420kcal
1時間本気のランニングをするのと同等の運動を家のなかで、テレビを見ながらできると考えると本当に凄い事だと思います。
【注意ポイント:北斗の拳である事】
注意点としてはおすすめポイントと全く同じ「北斗の拳である事」です。なんじゃそら
北斗の拳のファンであったり世界観が好きな人でなければ全くハマりません。
ナレーションで千葉繁さんが喋っているのを聞いて笑える人間でないと、このゲームを続けるのは難しいと思います。完全ながらプレイ用に買うのであれば問題ないとは思いますが
手軽に体を鍛えよう
以上が各作品の簡単な紹介になります。
どれも細かな点で異なりますが、大まかな点では
- 気軽に有酸素運動が出来る
- switchの携帯性能を活用してながらプレイで楽しめる
と同じです。
なのでどれを購入してもやる事は変わりませんが、強いて言うなら
- 単純にボクササイズを続けたいなら「1」
- コラボやDLC等、追加要素を楽しみたいなら「2」
- 北斗の拳の世界観を楽しみたいなら「北斗の拳」
と言った形で選ぶのがいいと思います。
ただ、個人的にお勧めしている買い方があります。
それはDL版を買うという事です。タイトルはどれでもいい
仮に別のゲームをやっている場合、いちいちゲームカードを差し替えて起動させるのってなかなか煩わしいものです。
なので是非DL版を購入し、いつでも起動できるようにしておくのが意外と重要です。
何よりDL版なら「一度買ったらもう売れないし一生やるしかない」と、自分の逃げ道を完全に断ってくれますしね。
皆さんもぜひ素敵なエクササイズライフをお過ごしください。
コメントを残す