【ネタバレ無し】零~月蝕の仮面~ のストーリーや世界観・おすすめポイントを語る【評価・感想】

どうも、ほんまぐろです。

2023年3月9日にPS5・4やswitch、Xboxで発売予定の「零~月蝕の仮面~ リマスター」

今回はこのリマスター作品発売に向けて「零~月蝕の仮面~」のストーリーやおすすめポイント、評価等をネタバレ無しで書いていこうと思います。

「そもそも零シリーズとは?」という方は下記の記事をご覧ください。

 

ストーリー

舞台は本州の南に位置する島「朧月島(ろうげつとう)」

その島では十年に一度開かれる「朧月神楽」という祭りが最大の行事であった。

「器」と呼ばれる女性が面をつけて舞を踊り、「奏」と呼ばれる五人の少女が同じく面をつけて楽器を奏でる。

例年通りに開催される「朧月神楽」だが、ある事故が起きる。

奏である少女達が神楽の最中に神隠しに遭ってしまったのだ。

とある事件を追って島を訪れていた一人の刑事により少女達は無事発見されるが、当時の記憶の全てを失っていた。

 

それから十年の月日が経った頃、五人の少女のうち「十萌」と「毬絵」の二人が相次いで亡くなったという知らせが入る。

それも顔を手で掻きむしり、この世のものとは思えない形相で。

なぜ十萌と毬絵は亡くなったのか?

二人の死の真相と失われた自身の記憶を探すべく、五人の少女のうち残りの三人

「水無月流歌(みなづきるか)」

「麻生海咲(あそうみさき)」

「月森円香(つきもりまどか)」

は再び朧月島へと赴く。

 

八年前、全ての住民が謎の死を遂げた無人の朧月島へと—。

 

主要登場人物

水無月流歌(みなづきるか)

朧月島に古くから存在する良家の娘。

父は面打ち師として朧月神楽に使用する面を打っていました。

十萌と毬絵の死を聞き、自身の失われた記憶を求める為に再朧月島へ向かうところから物語は始まります。

 

【麻生海咲(あそうみさき)】

朧月神楽の奏の一人。

霊感が強く、射影機(後述)を作った異界研究者・麻生邦彦博士の子孫。

失った記憶を今も求めており、二人の訃報を聞き、真相を解き明かす為朧月島へと向かいます。

 

【月森円香(つきもりまどか)】

朧月神楽の奏の一人。

神隠し後に朧月島を離れた後は海咲の家に引き取れらていました。

海咲が再び朧月島へと向かう事を決めたため、仕方なく彼女について島へ向かう事になります。

 

【霧島長四郎(きりしまちょうしろう)】

私立探偵。

元々は刑事で、十年前の朧月神楽で神隠しに遭った奏の少女たちを発見・保護した張本人でもあります。

流歌の母親である小夜歌の依頼により、流歌達の助けとなるべく再び朧月島を訪れる事になります。

 

キーワード

【朧月館】

本作品の舞台となる施設。

元々は朧月島で経営されていた病院で、今は廃墟となってしまっています。

通常の病気に加え、精神疾患や記憶障害を治療する為の専門施設でもあります。

8年前の住民集団死亡を境に現在は廃墟と化し、中は怨霊と化した患者や医師達がそこらじゅうを彷徨っています。

 

【射影機】

零シリーズを通じて重要なアイテム。

幽霊や怨霊等、「この世にありえない存在」を写す事が出来る特殊なカメラ。

怨霊をフィルムに写すことで除霊が出来る為、流歌達のような非力な一般人にとってこの射影機こそが怨霊達と対等に戦える唯一の武器となります。

 

ゲームの流れ

プレイヤーは流歌や海咲達を操作して朧月館を探索。

パズルのような仕掛けを解いたり各所に散らばった日誌や記録などのキーワードを集めたりして、自分たちの失われた記憶や朧月神楽にまつわる謎・真相を探っていきます。

道中では怨霊達が出現するので、前述した射影機を使用して除霊。

この探索・戦闘・収集が今作の主な流れになります。

舞台となる朧月館は和風の廃病院雰囲気バッチリで非常に怖い。

更に探索する館は精神病院…。

患者の部屋や残された手記はどれもエキセントリック極まりなく見たり読んだりしているだけで精神がゴリゴリ削れて行きます。

この非日常な和風ホラーの世界を探索できる楽しさ・恐怖感こそ本作の醍醐味だと思います。

更に零シリーズの恐怖体験は

  • 扉を開ける時ゆっくり開けるので途中で何か出てこないかビクビクする。途中で何かが襲って来るかも…?
  • アイテムを拾う時はボタン押しっぱなしで手を伸ばして入手する為異常に怖い。途中で何かが襲って来るかも…?

と、より丁寧に作られています。ふざけんな。

 

更に更に、キモとなる射影機を使った戦闘は他のホラーゲームでは味わえない恐怖感を味わうことが出来ます。

「カメラで狙って写真を撮る」以上嫌でも怨霊達を直視し続ける必要がありますが、零シリーズには「フェイタルフレーム」と呼ばれるシステムが存在します。

これは決定的瞬間…つまり怨霊が襲い掛かって来る瞬間等に合わせてタイミングよくシャッターを切る事で連続して撮影ができるコンボシステムです。

つまり

怨霊達がにじり寄って、更にはおどろおどろしく襲い掛かってくる直前までず~っとレンズ越しに見続けなければならないという苦行。

このシステムを考えた人は天才で変態

これらのシステムは他作品では味わえない、まさに零シリーズ特有の怖さ・楽しさなのです。

 

リマスター版の特徴

リマスター版である今作の最大の特徴

それは何といってもグラフィック向上でしょう。

最早それだけだし、それだけでいい。

元々はWiiの作品であるため、画質やポリゴンのカクカク感が結構気になる作品でした。

しかし、リマスター版となった今作ではそのグラフィックが大幅に向上。

 

はっきり言って比べ物になりません。

谷間にしか目が行かない

ホラーゲームにおいて画質向上はそのまま恐怖体験の向上に直結する為、リマスター化の恩恵を最大限に受けられる作品だと思います。

更に最近はやりのフォトモード搭載

怨霊に群がられる美女やおっさんなど、ホラー映画のキービジュアルさながらの写真を撮ることが出来ます。

だから谷間にしか目が行かない

 

以上が「零~月蝕の仮面~」に関する簡単な紹介になります。

零シリーズの中でも屈指のキャラクター人気を誇り、ストーリーも非常によく出来ています。

最初はホラー要素と美少女要素目当てだったプレイヤーも、そのストーリーにグイグイ引っ張られ最後は感動すること間違いなしです。

そんな「零~月蝕の仮面~ リマスター」は2023年3月9日発売予定!

2件のコメント

零って昔からそのスタンスは変わらないんですが?
ゲームを非難したいのか、何を伝えたいのか解釈に悩みますねw

ご覧いただきありがとうございます。
別に非難したいとは微塵も思ってませんよ。
単にシリーズをプレイされたことが無い人に向けたご紹介の記事なので!

ほんまぐろ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)