白猫プロジェクトのインフレ・キャラと共に振り返る挫折までの道-後編- —

どうも、ほんまぐろです。

前回はコロプラが運営するスマートフォン向けアプリ「白猫プロジェクト」の回顧記事を書きました。

今回はその後編となります。

インフレ、破壊、そして…

【深海からの侵略者】

前回の記事ではシャルロットやツキミ等、白猫における人気キャラクターが多数生まれた最も勢いのある年代を紹介しました。

シャルロットに始まりテトライダー、そしてツキミと地表・上空両方からインフレという名の蹂躙受けた白猫プロジェクト。

空、陸と来たら次は海でしょ!!と言わんばかりに新たなインフレの波が押し寄せます。

その名はノア。

低燃費で強力なクラゲ型ファンネルを飛ばしまくるスキル1、周囲のものを破壊しながら自由に移動できる凶悪なスキル2、そしてスキル2によって付与できる自動反撃バリアが特徴のキャラクターです。

おっとりとした性格とは裏腹に、自ら破壊するのは勿論のこと触られても破壊するという異次元のキレやすさを見せたノアちゃん。

抜群の安定感を誇る性能ですが、個人的には同時実装されたネモの方がお気に入りでした。

機械の龍を操り、スキルを発動させれば巨大な銃身へと変形させビームをぶっ放す…。

 

 

 

うーん、浪漫だ(鼻息)

 

【異世界からの甘い侵略者】

こうして陸・空・海の全方位からインフレという名の侵略を受けた白猫プロジェクト。

度重なる蹂躙に疲弊しきった白猫でしたが、その世界に救いの手が差し伸べられます。

お菓子メーカー・グリコとのコラボレーションです。

コラボキャラとしてアーモンドプレミオ(画像右)、アーモンドピーク(画像左)の2人が白猫へと派遣されました。

天使のような微笑みでお菓子を配る二人に白猫プロジェクトも束の間の平穏を味わう

 

 

 

事もなく

プレミオは操作可能なビームのスキル2、ピークに至ってはスキル1の時点で自動追尾するビーム

そのまま胸ぐらを捕まれたうえでインフレという名の拳でメッタ打ちにされてしまいました。

 

【そのインフレは現実へと影響を及ぼす 超絶怒涛のバレリーナ】

陸・空・海・次元…

ありとあらゆる全てを破壊し尽くされ、袋小路に入ってしまった白猫プロジェクトはここで起死回生の一手を試みます。

煮詰まった環境を打破する為の新難易度協力プレイ追加、そして新職業追加です。

新たにスキルを使用する事で変身する変身士のパルメとエイジが登場しました。

 

このパルメが(現実では)順風満帆だった白猫に影を落とします。

 

超火力・超安定・低燃費と揃いも揃った別次元のぶっ壊れ性能と、ここだけ見ればいつもの白猫インフレですが今回はそれだけでは終わらなかった。

前述した新難易度の協力プレイは従来のステージとは一線を画す難易度で、極限まで育てたヘビーユーザーの歴代のインフレキャラ達をもってしてもクリアすら困難という極悪難易度でした。

しかしその難易度のステージに登場するボスたちの耐性や行動、能力にパルメの能力が見事に合致

数年掛けて培ってきたヘビーユーザーの屍の横を始めて3日くらいの新規ユーザーが操るパルメが楽々抜けてクリアしていくという驚天動地の地獄絵図が繰り広げられてしまったのです。

この惨状に既存ユーザーは激怒。

今までのインフレの積み重ねや過去キャラの軽視等、少しずつ溜まっていた運営に対する不満に今回の接待のお手本のような変身士の実装で一気に荒れに荒れ大炎上。

既存ユーザーは一気に減少し、株主総会ではパルメ登場以降の収益が大きく減少している事が経営側から説明されるという異常事態。

それを受けて株価まで大暴落するというかつて無い現実世界にまで影響を及ぼす大騒動になってしまいました。

これら一連の騒動は「パルメショック」とユーザーから揶揄され、以降飛ぶ鳥を落とす勢いだった白猫プロジェクトはその勢いを弱体化させて行くことになります。

 

ソシャゲの負の面

以上が自分のプレイ歴となります。

端的に申し上げますと、自分もパルメショックによって心をポッキリ折られたのが原因です。

念の為申し上げておきますが、白猫プロジェクトというソシャゲ自体はとても完成度の高いゲームです。

同じくらいのクオリティを持ったスマホ向け3Dアクションゲーム2021年になった今でも早々ないと思います。

ただ、繰り返し書いてきた通り本当にインフレが酷い。

最初5000ダメージで興奮していたのに50000ダメージになり

気が付けば10万ダメージになり、いつの間にか100万ダメージになり、1000万ダメージになり

自分が辞めることろには1億に手が届きそうなレベルでした。

調べてみると2021年現在じゃ数十億~百十数億が当たり前になっているようです。

 

ジンバブエドルか???

ソシャゲという媒体である以上どうしても新しいキャラクターは既存キャラよりも強くしないと誰もガチャを回してくれません。

なのでインフレする事自体は理解できます。

しかし白猫はそれを加味した上でもインフレが酷すぎた印象でした。

 

白猫の今後

白猫プロジェクト関連で今話題になっている事と言えば任天堂との訴訟問題ですね。

訴訟内容自体は下記のサイトに詳しく書かれているのでそちらをご参照ください。

今年4月に任天堂が訴訟請求額44億円を96億円に倍プッシュしたのも記憶に新しいです。

白猫のインフレをなぞる様な倍プッシュっぷりに正直笑いそうになりました。

現時点ではコロプラ側がのらりくらりとかわし続けている印象ですが、いつまで保つのかが心配になります。

任天堂側も勝算があるからこそ倍プッシュしたんでしょうし。

 

全盛期を楽しませてもらった身としては今後の裁判の動向を気にしつつ、暖かい目で見守っていこうと思います。

ちなみに白猫ゴルフはやりません。

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