ソニック・ザ・ムービー感想

どうも、ほんまぐろです。

6月26日に公開されましたソニック・ザ・ムービー

ゲーマーとして見ない訳にはいかない…!

と言うわけで、仕事終わりに見て参りました。

 

映画公開までの道のり

そもそもこの映画は2019年12月頃に公開される予定だったのですが、とある理由により公開が延期されておりました。

「日本のゲーム・アニメを原作とした実写映画」と言う大変高い地雷率を誇るジャンルということもあり、当初はあまり期待しておりませんでした。

しかし、ここでそんな価値観に風穴を開ける映画が登場します。

そう

名探偵ピカチュウです。

  • 実写とは思えない毛並みを再現したクオリティ
  • ピカチュウをはじめとしたポケモン達のリアルで愛嬌あのる表情・仕草
  • ビジュアルだけで終わらせない、素晴らしいシナリオ

Etc…

誰もが「地雷だな…」と感じたであろう第一印象を見事に払拭した名作のおかげで、ゲーム実写化に対する期待感はかなり高まっておりました。

そして公開されるソニック・ザ・ムービーのPV

 

 

 

 

 

 いいね…

 

 

 

 

 いいじゃん?

 

 

 

 

格好いいじゃん!?

これはいける!!

カフェイン中毒な名探偵ピカチュウよろしくコーヒー片手にPV鑑賞。

 

これなら安心して行ける…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや誰だよ…。

こうして、あまりにも原作からかけ離れたソニックが公開され、全世界は瞬く間に大炎上。

あまりの炎上っぷりに、製作側が謝罪の上ソニックのモデリングを1から作り直すと発表する異例の対応。

そこに新型コロナウィルスの影響も加わり、公開は2020年の6月末にまで延びてしまったわけです。

感想

そんな複雑な経緯を辿った今作の感想ですが…

ハッキリ言わせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃめちゃ面白かった…。

初期の騒動やゴタゴタを遥か彼方に吹き飛ばすレベルの傑作でした。

主人公ソニックに関してはリデザインにより見た目が大幅に原作寄りに。

いつものソニックです。

ここまで作り直すのにどれほどの労力がかかったか想像したくはないですね…。

スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。

また、ソニックといえば目にも止まらぬ超スピードのアクションですが、実写版でもこのスピード感は健在でした。

最初から最後まで、ソニックが所狭しと駆け回ります。

 

ジム・キャリーの本気

ソニックの永遠のライバル「Dr.エッグマン」

今作ではそんな彼をジム・キャリーが演じております。

 

 

 

そんな彼の怪演がギラッと光る…!

「MASK」や「トゥルーマンショー」、「イエスマン」等、その演技力と顔芸で様々な名作を生み出してきた彼ですが、今作でもその演技力は健在です。

映画界でちょっとアレなキャラを演じさせたら、彼の右に出るものはいない。

 

総評

ハイクオリティなCG、圧倒的なスピード感、ソニックと主人公トムとの絆を描いたシナリオ

どれをとっても非常に高いクオリティの名作だと感じました。

ソニックシリーズを好きな方は勿論、ソニックシリーズを知らない人でもソニックの格好よく、そして可愛い仕草を存分に楽しめると思います。

終盤の感想(ネタバレ有り)

以降はネタバレが多分に含まれた内容となります。

まだ映画をご覧になっていない方はソニックの如き速さでお戻りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソニックとの戦いに敗れたDr.エッグマンは、リングの力によって地球とは別の惑星に飛ばされてしまいます。

終始マトリックスかよと言いたくなる衣装だったエッグマンですが、ここで原作でもお馴染みの見た目になります。

そんな彼が言い放つわけです。

 

 

 

 

 

クリスマスまでには戻るぜ

続編来ただろコレ…。

更に映画ラスト、平和になったグリーンヒルズにワープリングが出現。

中から現れたのは

 

 

 

そう

 

 

 

 

 

 

テイルス参上

はい続編確定。

まさかテイルスが現れるとは全く予想していなかったので、ラストシーンは衝撃を受けました。

そしてゲームの実写化には恒例となったゲーム映像風エンディング。

名探偵ピカチュウでもそうでしたが、こういう点で制作側の作品愛が伝わってくるので個人的には大好きな要素です。

というか冒頭のSEGAのロゴが出てくる点からして、SEGAゲームファンにとってはたまらない演出でした。

まさか銀幕で桐生さんを拝むことができるとは…。