ライブアライブ【近未来編】ストーリーと感想・評価【HD-2Dリメイク】※ネタバレあり

どうも、ほんまぐろです。

7月22日発売となったswitch用ソフト「ライブアライブ HD-2Dリメイク」

こちらの近未来編をクリアしましたので、感想を書いて参ります。

ネタバレとなりますので、未クリアの方はご注意ください。

その他の編は随時更新して参ります。

 

イントロデュース

少年・田所 晃は幼少の頃町の警備隊長だった父を何者かに殺された。

それに深く傷ついた晃は行く当てもないまま孤児院「ちびっこハウス」に引き取られる。

人の心を読む等の様々な能力を使いこなす超能力を持つ晃は、それが原因で荒れ喧嘩の日々を送る。

ある日孤児院に帰る途中だった晃は街を暴走族・クルセイダーズに襲われ拉致されそうになる。

連中の拉致行為は、街で頻発している失踪事件と関係があるのだろうか—

 

ストーリー

襲い掛かるクルセイダーズを迎え撃とうとしたとき、派手なバイクに乗った大男が現れる。

晃の兄貴分でもある無法松であった。

無法松と協力してクルセイダーズを撃退した晃。

ちびっこハウスへ帰ると、妹のカオリが飼っているミドリガメ・タロキチが瀕死になってしまっていた。

意気消沈するカオリ。

見かねた晃は近所の骨董屋・寿商会の藤兵衛に相談を持ち掛ける。

藤兵衛はタロキチを液化させ、自製のメタルスーツに搭載させた「タロイモ」として復活させたのである。

タロイモを作り出した藤兵衛に驚く晃だったが、彼には更に驚くべき秘密があった。

(タロイモの技術を応用すればアレを動かせるかもしれん!)

心の中で興奮する藤兵衛の心を読んだ晃は彼の後を追う。

そして寿商会の地下へと進んだ晃が見たものは、見上げるほどに巨大なロボット・ブリキ大王であった。

古代バビロニアの遺産であるブリキ大王。

この存在は強大な念動力で動く、と聞いた晃は起動を試みるが、ブリキ大王はびくともしない。

お前でもダメか…と落胆する藤兵衛。

悔しさを滲ませながらちびっこハウスへと帰る晃の耳に、姉代わりである妙子の悲鳴が轟く。

ハウスの一員であるカズがクルセイダーズに拉致されたのである。

それを追う晃と無法松。

たどり着いた埠頭でクルセイダーズを倒しカズを開放することに成功する。

テレパシーで彼らの心を読んだ晃は事件の背景に陸軍、筑波研究所が関与していることを知る。

激昂した無法松は単身研究所へと乗り込み、晃とタロイモも後へと続く。

たどり着いたのは研究所の最奥、極秘ラボ。

そこには謎の培養液が大量に並んでいた。

訝しみながらもソレに近づく晃。

すると、なんとソレから「心の声」が聞こえてきたのだ。

彼らはタロイモと同じく液化された人間。

「液体人間」という悪魔の研究に反対し、口封じも兼ねて実験台・燃料とされた研究員達だったのである。

人を人とも思わない所業に晃達は激怒。

陸軍総本部、総帥であるヤマザキのもとへと乗り込む。

ヤマザキは液体人間の研究統括者であるシンデルマン博士、そして御出居寺の住職・雲竜と組んで極秘の計画「人間液体化計画」を企んでいた。

計画の一端として研究員やハウスの子供の親達すらも液体人間として燃料にさせられていた事に晃は怒るが、分が悪いと無法松に諭され一時撤退する。

シンデルマン博士達は大量の液体人間を使用して御出居寺の仏像を最強の兵器に変貌させる。

クルセイダーズが大量の人間を拉致していたのはこの為だったのだ。

最早止める手立てはただ一つ。「ブリキ大王」だけである。

しかし晃、そして無法松も起動させることは出来ない。

トドメを刺すべく、クルセイダーズはちびっこハウスに火を放つ。

自分の病気が重いことを悟ったカオリは自分を液体人間にし、ブリキ大王を動かす動力にして欲しいと頼み込むが、晃は頑なに拒否する。

そんな二人を見た無法松は、劇薬物である「マタンゴ」を大量に服用し精神を増幅させて再度ブリキ大王の起動を試みる。

「無茶を通して道理を蹴っ飛ばす!」

強靭な無法松の意志に呼応して、遂にブリキ大王の目に火が灯る。

並み居るクルセイダーズ達をなぎ倒す無法松だが、その代償は大きかった。

大量のマタンゴを服用した副作用で激しく衰弱する無法松。

言葉を発する事もできなくなった無法松は、心の中で語りだした。

自分がかつてクルセイダーズのリーダーだったこと。

反体制グループとして活動していた当時、警備隊長だった晃の父親を手に掛けてしまったこと。

謝っても許されることではない。激しい後悔の念に苛まれ続けた無法松はずっと晃達を陰から見守ってきた。そして最後まで、自分の命が尽きるまで晃達を守る事を選んだのである。

コクピットの中で息絶える無法松。

一方、御出居寺では大量の液体人間を取り込み、更に彼方より飛来した邪悪な意思「御出居」をも取り込んだ仏像は「大隠呼像」へと変貌した。

世界が終わりを告げる中、コクピットに横たわる無法松の亡骸を静かに見つめる晃。

自分の兄貴分であり、仇であり、恩人でもある無法松。

命を懸けて自分たちを守り通した無法松の意志に応え、晃は爆発的に溢れる感情を解き放つ。

ブリキ大王の目に、再び火が灯る。

 

黒鉄の城・ブリキ大王…それは神にも悪魔にもなれる「大いなる遺産」

向かってくる戦車や戦闘機を片っ端から蹴散らし日暮里へ向かう晃。

シンデルマン博士はそんな晃に問いかける。

「争いも憎しみもない世界を実現するには、こうして我々人類が肉体を捨てて一つになるしかない!この理想を、液体人間の素晴らしさをなぜ理解できない!?」

妄信に憑りつかれた博士達を見て晃は言う。

「ふざけんなよ…。そんなカッコにならなくてもな…人間は一つになれるんだよ…」

「なぁ…。」

「そうだろ、松!!」

友の想いをこの身に刻み、無限の闇を光に変える。

解き放たれた閃光は、大隠呼像に風穴を開ける。

大隠呼像は、その醜い野望と共に崩れていった。

呆然とする博士達を肉体を奪われた大量の液体人間が取り囲む。

例え肉体を失おうと、心は人間そのものなのである。

大量の液体人間はブリキ大王をも取り込もうと暴走を始める。

こんな所じゃ死ねない!

そう思った晃は、持てる力を振り絞って解き放つ。

それから数日。

街には平穏が戻っていた。

あれからブリキ大王は動かない。

日常を取り戻した晃は、公園でたい焼きを焼いていた。

隣を見ても無法松はいない。

大切な存在と引き換えに手に入れた平和な世界の水平線を、晃はずっと眺めていたのだった。

 

感想

もともと好きなシナリオだったのですが、リメイクにあたってより好きになりました。

80年代のロボットアニメをオマージュしたシナリオですが、主人公役に赤羽根健治さん(マジンガーZ:兜甲児役)を起用したことにより、もうぐうの音も出ないぐらい完璧にマジンガーしていたからです。

 

コッテコテの主題歌(なんと影山ヒロノブさんの歌+OPムービー付き)

 

湖を割って発進するブリキ大王

「鋼の鉄拳!」

「神か悪魔か!この姿!」

「壊せ蹴散らせ!悪の基地!」

 

「ハロゲンッ!レーーーザーーー!!」

 

 

 

販促反則なんよ…

もうセリフもイントネーション兜甲児そのもので笑いました。

終盤のブリキ大王戦はビジュアル・強さ共に大満足の出来。スパロボ参戦はよ

覚醒してから「そうだろ、松ッ!!」までの流れはスーファミ版でも人気の高いイベントでしたが、HD-2D+声優さんが追加されたことにより更に熱く燃える展開になってましたね…!

 

戦闘に関しては主人公がスーファミ版と比べて非常に使いやすくなっていて楽でした。

スーファミ版はダメージ低いわ溜めるの遅いわで、ローキックやエルボーばっかり使うプロレスラーみたいな扱いでしたからね…。

高火力の「フレームイメージ」や広範囲魅了付与技「マザーイメージ」、全体睡眠の「ヘヴンイメージ」等使い勝手のいい技に昇華されていて非常に有能です。

ブリキ大王起動失敗イベント後から行える藤兵衛のアイテム改造は装備品やタロイモに技を追加できるアクセサリー等を作れるため、こっちは相変わらずの有能(というかほぼ必須)でした。

失敗してもアイテムは減らないので、積極的に改造するといいと思います。

特に防具をして手に入る「獣神シャツ」、アクセサリー系改造の「ライダーベルト」、ナパーム弾等の武器を最終改造して手に入る「昭和ヒヨコッコ砲」は非常に強力なので、ぜひ作っておきたい所。

特にヒヨコッコ砲は末永く使える超絶有能アイテムなので、絶対に1つは作っておきましょう。(できれば主人公用とタロイモ使用分の2つ)

 

昭和のロボットオマージュだけあって、サラッとグロい演出が多かったです。

爆弾液体人間とか。

HD-2Dでリアル感が増したせいで培養液を筆頭に余計にグロかった。

よくよく考えたらタロイモも瀕死とはいえ問答無用で液化させられててどうなん??

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