【FF16】ファイナルファンタジー16 ストーリー(壮年期その6)とプレイ感想・評価【ネタバレあり】

どうも、ほんまぐろです。

2023年6月22日に発売された「FINAL FANTASY XVI」

今回はそのストーリーとプレイ感想を、世界観も交えつつご紹介して参ります。

長くなるので、クライヴの年齢に合わせ「少年期」「青年期」「壮年期」の3つに分けて書いて参ります。

【少年期】

 

【青年期】

 

【壮年期】

 

ストーリー

ウォールード王国近海でバルナバスの駆るアインヘリアル号とクライヴの乗るエンタープレイズ号が激闘を繰り広げている間、他の地でも動きがあった。

バイロンはクライヴ達と別行動をとり、単身ダルメキアへの協力を取り付けに向かった。

 

そして瀕死の重傷を負いながらも辛うじて生き永らえた召喚獣・バハムートのドミナント・ディオンも目覚め、己が引き起こした惨劇を目の当たりにする。

 

同刻—

アインヘリアル号との激闘を制し無事にジルを奪還したクライヴは、一度態勢を立て直すべく隠れ家へと帰還する。

目指すはウォールード王国首都にある最後のマザークリスタル【ドレイクスパイン】の破壊。

最期までシドの遺志を貫く決意を新たに、クライヴは再び旅立つ。

 

理不尽な運命に翻弄されながらも、クライヴは必死に戦ってきた。

彼の周りにはいつの間にか、支えてくれる多くの人が出来ていた。

 

そんな人たちの為にも負けられない。

その覚悟の元、クライヴはウォールード王国首都・ストーンヒルを目指す。

 そんなクライヴの前に、突如オーディンが現れる。

 

「かの地に来臨された御方に、今のままのお前をお見せする事はできん。」

「ストーンヒルへ向かいたく場、我が下へ参じよ。」

オーディンはそう言うと天高く斬鉄剣を掲げる。

無数の巨大な剣がストーンヒルを囲むように刺さり、不可侵の結界を作り出す。 

 

マザークリスタルを破壊するにはオーディンを倒すしかない。

覚悟を決めてオーディンが待つ【幻想の塔】へと向かう。

 

幻想の塔—

フェニックスゲートの遺跡と同じ機構を持つその塔の最上階へ辿り着いたクライヴ。

 

バルナバスはそこで待っていた。

「なぜそうまで人であることに固執する?」とバルナバスは問う。

  

「人など己と異なるを憎み、己と同じとみるや徒党を組んで排する愚かな者でしかない。」

「そんな醜い人の世から、凡愚な者どもを救済する事こそ御方のお望み。」

「差別も迫害も、分断も対立も、人の自我が作り上げた【悪意】に他ならないであろう。」

「貴様自身、その【悪意】によって道を歪められた者だろうに。」

 

しかしクライヴは真っ向から言葉を返す。

 

「どんな道だろうと、どんな決断だろうと、全てが俺の生きた証だ」

 

「自我があるからこそ、人は想いを寄せる。」

「貴様がやろうとしているのは救済じゃない。人を見捨てる事だ。」

どちらも「人が人らしく生きる世界」を目指している事に変わりはない。

しかし、互いの思想が相いれない事を悟った二人は決着を付ける為に剣を構える。

 

絶世の覇者・バルナバス。

ある時は猛烈な剣閃を浴びせかけ、ある時は召喚獣・オーディンへと顕現し巨大な斬鉄剣を振るう。

 

神の僕と神の器、両者の戦いは壮絶なものとなった。

しかし、多くの人の想いと遺志を引き継ぐクライヴは徐々にバルナバスを追い詰める。

 

クライヴの一撃を受け、遂にバルナバスは崩れ落ちる。

 

「俺たちの世界は神によって生かされるものじゃない。ただそこにあるんだ。」

そう言って踵を返すクライヴの足をバルナバスが掴む。

 

バルナバスは最後の力を振り絞り、召喚獣・オーディンの力をクライヴへと与える。

 

「これでようやく貴方の下へいけます…母さん。」

そう言い残すと、バルナバスは満ち足りた目を閉じて灰と化していった。

 

残されたクライヴの下にアルテマの声が響く。

「神の力に満ち満ちた気分は良いだろう。」

アルテマはいよいよドミナントの力に満ちたクライヴの肉体を依り代とするべく動き出す。

そんな虚空を見つめながら、クライヴは吠えたのであった。

 

感想

オーディン「ぎにゃああぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

まさかここで斬鉄剣返しの系譜を拝めるとは思いませんでした…。

サイファーとバルナバスって似てますよね…格好良く決めたのに無様な醜態を晒すところが

バルナバスさんは最初何を考えているか分からない底知れない感があって凄く存在感を放っていていたんですが…

結局のところ「人の意志のない真の平穏に包まれた世界を造るんだ!」っていう陳腐な王道なRPGのボス思考でちょっと拍子抜けでした。

あの強さと不気味さがよかったのに…マザコンだけど。

 

ボス戦としてのバルナバスは中々に強烈でしたね。

序盤こそ楽々だったものの、中盤~終盤にかけての猛攻は捌くのが結構大変でした。

何が大変かってエフェクトがモリモリ過ぎて画面が全然見えないところ。

最早これ斬鉄剣じゃなくてライザーソード波動砲でしょ…。

ストック・効果共にフル改造したポーション達を全部使いきってようやく勝てました。

あと肝心の召喚獣戦がほぼ完全にQTEイベントに扱いになっててかなり不満です。

空中を騎馬で駆けるダイゼンガースタイル独特のスタイルとどうやって戦えるのか凄く楽しみにしていたのにほぼムービーにしちゃうとかさぁ…

そこは妥協せずに頑張って欲しかった。

 

バルナバス以外のキャラとしては、いよいよジョシュアの死亡フラグが強くなってきてちょっとビクビクしてます。

ジルは我慢…

ジルは我慢か…

今ものすごく最低な単語が頭に浮かびました。

イフリートとフェニックスが合体した姿が本来の神の器の姿とか、最終決戦でどうにかなっちゃう気配しかしないんですが…

 

アルフォンスみたいなセリフ言わないよね…?

いやでも「立てよド三流」はの流れは熱いのでアリっちゃアリか…?

いよいよアルテマも登場し、最終決戦も近づいて参りました。

クライヴさんの生き様、見届けたいと思います。

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