【FF16】ファイナルファンタジー16 ストーリー(壮年期その4)とプレイ感想・評価【ネタバレあり】

どうも、ほんまぐろです。

2023年6月22日に発売された「FINAL FANTASY XVI」

今回はそのストーリーとプレイ感想を、世界観も交えつつご紹介して参ります。

長くなるので、クライヴの年齢に合わせ「少年期」「青年期」「壮年期」の3つに分けて書いて参ります。

【少年期】

 

【青年期】

 

壮年期】

※どの記事もネタバレとなりますので、未プレイ・未クリアの方はご注意ください。

 

ストーリー

ダルメキア王国のドミナントであるヒューゴ・クプカを打ち取ったクライヴ。

彼らは一度隠れ家へ戻り、長きにわたる因縁に終止符を打てた事を【先代シド】へ報告する。

 

各々がシドとの思い出とこれまでの旅路を振り返る。

 

だが、思い出に浸っている暇はあまりない。

ダルメキアのマザークリスタルを破壊した今、残るは海を隔てた先にあるウォールード王国、そして大陸の中心に存在するクリスタル自治領の2つのみ。

次なる標的をクリスタル自治領へと決めたクライヴは、自治領に首都を移したザンブレクの動きを確認すべく自治領への潜入を画策する。

そこには既に先代シドに負けずとも劣らない、一人のリーダー【シド】がいたのであった。

 

同刻—

クリスタル自治領・ザンブレク首都

皇国王子にして召喚獣・バハムートのドミナントであるディオンの下へ火急の知らせが飛び込んでくる。

神皇である父・シルヴェストルが王位をオリヴィエへ継承したというのである。

耳を疑ったディオンは父の下へ乗り込むと、真意を問い詰める。

しかしシルヴェストルはディオンの問いには耳を貸さず、停戦協定を結んだダルメキアへの更なる追撃を命じる。

 

このまま追撃をかければ、追い詰められたダルメキアは最後の攻勢に出るはず。

そうなれば民への被害は甚大なものになる。

 

「民なら生んで増やせばよい。建物ならまた立てればよい。」

 

そう言う神皇の言葉に愕然とするディオン。

「貴方は変わられてしまった…。それはかのもの【アルテマ】の影響にございますか?」

そう問い詰めるディオン。

 

少し前、突然現れたジョシュアから、戦争の裏で暗躍する謎の存在【アルテマ】の事をディオンは教えられていた。

 

しかしシルヴェストルは何も分かっておらず、操られている気配も感じない。

神皇が下がった後、不服そうな顔をするディオンへアナベラは余裕の笑みを浮かべてこういう。

「恨むなら自分の生まれを恨む事です。下賤の血が混じった分際でバハムートを宿している時点で汚らわしいというのに…。」

 

ディオンは確信する。

このアナベラこそ父を歪ませた元凶であると。

このままではアルテマの前に身内の闇でザンブレクが沈んでしまう。

ディオンは遂に蜂起し、アナベラを打ち取る事を決意するのであった。

 

後刻—-

クリスタル自治領への潜入に成功したクライヴは、そこで城から火の手が上がっている光景を目の当たりにした。

更に城を攻撃していたのは、ザンブレクが誇る召喚獣・バハムートである。

 

なぜバハムートが自らの領地を攻撃しているのか。

理解できず混乱するクライヴは、更に信じられない光景を目の当たりにする。

突如出現した巨大な火の鳥—召喚獣・フェニックスがバハムートへ戦いを挑もうとしていたのである。

 

紛れもない弟・ジョシュアである。

必死に叫ぶクライヴだが、その声が2匹の召喚獣へは届かない。

徐々に劣勢を強いられるフェニックス。

2匹の召喚獣の戦いの余波により、自治領のマザークリスタルは蕾上の物体への変貌を遂げる。

 

変貌の余波で崩壊した城をクライヴは進む。

王宮の最深部で、クライヴは遂にアナベラと再会する。

必死でオリヴィエを守ろうとするアナベラに、クライヴは「なぜロザリアを裏切ったのか」と聞く。

アナベラは言う。

 

「エルウィンはロザリアという【国】を守る事に尽瘁し過ぎた。」

「【国】なんて入れ物に価値なんてない。ましてや民草を守る事など無価値。」

「真に守られるべきはそれを統べる者!そしてその【高貴な血】だ!」

「その為に私は国を裏切った!バハムートを生むルサージュの血をも取り込み、この地上に君臨する【最も高貴な子】をこの手で生むためにな!」

 

そんな事の為に…とその場にいた誰もが憤る。

「お前さえフェニックスを宿していれば…!!ジョシュアが死ぬこともなかった!!」

絶叫して糾弾するアナベラを、クライヴは信じられない目で見つめる。

「貴方は本当に何も見えていないんだな…!?ジョシュアは生きて、そこで戦っているのに!!」

そう言った瞬間、王宮の壁が砕けボロボロのフェニックスが飛び込んできた。

 

驚愕するアナベラ。

背後に迫るバハムートを見たクライヴは力強く前に進む。

もう二度と弟を失わない。

決意を業火に代え、イフリートへと顕現する。

力の影響で蕾から花弁に形を変えたクリスタルに二匹は降り立つ。

 

召喚獣の王と、異質の召喚獣

二柱の大いなる存在は互いの死力を尽くしてぶつかり合う。

イフリートの渾身の一撃がバハムートを捉え、勝負はついた…かに見えた。しかし、突如舞い降りたマザークリスタルのコアがバハムートを包み込む。

バハムートはより巨大、より強大な存在として再びイフリートへと向かってくる。

劣勢に苦しむイフリートだったが、そこへフェニックスが加勢に現れる。

 

二匹の火の召喚獣は一つの大きな炎となり、バハムートを打倒す。

しかし、更に力を暴走させたバハムートは天高く舞い上がり、必殺の一撃を放とうとする。

「このままでは地上が壊滅してしまう…ジョシュア、俺達がやるしかない!覚悟を決めろ!」

そう叫ぶクライヴの意志に呼応するジョシュア。

 

フェニックスとイフリート。

本来ありえないはずの「2匹の火の召喚獣」はお互いの意志と肉体を束ね、一つの召喚獣「イフリート・リズン」へと転生する。

 

2体の召喚獣の異次元の戦いは大陸の遥か上空を越えた星の海にまで広がる。

イフリート・リズンは勝負を決める為、力を解き放つ。

 

それは無窮の闇に浮かぶ恒星が如き熾烈な閃光となり、バハムートをマザークリスタルのコアごと貫く。

 

こうして4つ目のマザークリスタルは砕け散り、星の海へと還っていった。

 

地上へ帰還したクライヴとジョシュアは遂に再開を果たす。

互いの無事に喜び涙する二人。

 

その傍らには力尽きかけているディオンがいた。

ディオンは目を覚ますと目の前に立つアナベラの—すぐ隣に浮かぶ【アルテマ】へと槍を投げる。

【アルテマ】—オリヴィエは槍に貫かれ、光となって消滅した。

 

力尽きたディオンを保護すべく、クライヴはその体へ手を伸ばす。

その瞬間、ディオンから光が溢れ出し、クライヴを包む。

それは召喚獣・バハムートの力と、ディオン自身の記憶であった。

 

クライヴはディオンの過去を垣間見た事で知った。

蜂起した直後、オリヴィエを狙った一撃を庇った父を、不本意とは言え殺めてしまった事。

 

オリヴィエこそが全ての元凶である【アルテマ】に連なるものであった事

その事実により精神に限界をきたしたディオンはバハムートへ顕現し、城を無差別に襲っていたのだという事を。

 

元凶であったオリヴィエを失ったアナベラは発狂。

ジョシュアの気遣いも虚しく、自身の手で人生に幕を降ろしたのであった。

 

こうしてクライヴの全てを奪ったザンブレク皇国は壊滅した。

瓦礫の山の上に【アルテマ】が佇んでいた。

 

ソレが手を掲げると、世界は暗雲へと包まれていったのだった。

 

感想

コーチの

 

コーチの

 

コーチの心が、籠ってるんだからああぁぁぁぁ!!

 

 

 

バ ス タ ー ビ ー ム

 

2匹の火が合わさって炎になるとか胸熱でした…。

クライヴとジョシュアでトップを狙っちゃう勢いでしたね。

ストーリー前の幕間では相変わらずのサブクエ処理でしたが、今回は溜まっていたリスキーモブも片っ端から処理していきました。

記念すべき最初のS級リスキーモブも無事撃破です。

C~Bの木っ端リスキーモブは簡単でしたが、やはりS級ともなると動きの熾烈さ、攻撃力の高さ、HPのタフはかなりのもので、レベル差が20近くある事も合わさって一苦労でした。2回くらいゲームオーバー。

それでもアクションの腕さえあれば何とか出来てしまうのがアクションRPGの素晴らしさですよね。

無事撃破です。白か…

サブクエもより力入っててよかった。

オットーとシドとの関係性を示すサブクエはメインストーリーに組み込んでいいレベルのクオリティだった。

おっさんの涙はずるいっすよ…(涙)

 

ストーリーとしてはザンブレクの皇子・ディオンにスポットが当てられた章でした。

バハムートである以上ストーリーとしてはボスになってしまうのは分かっていましたが、敵ながら非常にキャラが立っていて良かった。

 

 

 

 

 

立ちすぎてるけどね

いや別にいいんですよ、多様性の時代と叫ばれている世の中ですし。

でももうちょっと段階踏んで行きましょうよ。

 

なんでいきなりタヨウガとかタヨウジャくらいの魔法にしちゃうのよ。

バハムートの格好良さと強さは本当に良かったから、まぁいいけども…。

そしてクライヴとジョシュアの再会・共闘は非常に嬉しかった。

イフリートとフェニックスが合体というのは個人的に想像だにしていなかったので、イフリートリズンのビジュアルも操作感も非常に好きです。

ゴテゴテした悪魔みたいなビジュアルなのに綺麗な羽が生えてるとか、もう心の中の厨学2年生が興奮のあまりブレイクダンスしています。

ドストライクでした。

遂にFF16ユーザーの中でのヘイトトップであろうアナベラ母さんを「解らせる」事に成功。

ガッツポーズしちゃった。

思想がキメラ=アントの女王と同じなので早めに詰んで正解でしたね。

もっとも最期は自刃で倒れるという何とも釈然としない終わり方でしたが…。

そこはバハムートに取り込まれてワグナスみたいな異形のアレになった後にイフリートリズンのつらぬけー!破ー!で風穴空けられるくらいやって欲しかった。

オリヴィエはよく分からんまま暗躍して、よく分からんまま退場していきましたね…。

ていうかアルテマさん、思念体とは言えホイホイ具現化しすぎでしょ。

必死こいて封印してるジョシュアバカみたいじゃん…。

 

宿敵の大半を撃破できたので、ストーリーも佳境に入ってきそうなので、このまま一気に駆け抜けていきたいところです。

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