どうも、ほんまぐろです。
2023年6月22日に発売された「FINAL FANTASY XVI」
今回はそのストーリーとプレイ感想を、世界観も交えつつご紹介して参ります。
長くなるので、クライヴの年齢に合わせ「少年期」「青年期」「壮年期」の3つに分けて書いて参ります。
【少年期】
【青年期】
【壮年期】
※どの記事もネタバレとなりますので、未プレイ・未クリアの方はご注意ください。
ストーリー
フェニックスゲート跡地での出来事を経て立ち直ったクライヴ。
「人が人らしく生きられる場所」を手に入れる為、正式にシド達の仲間になる。
隠れ家で合流したクライヴはシドから企んでいる計画を聞かされる。
「マザークリスタルをぶっ壊す」
巨大なクリスタルの結晶であるマザークリスタルは、エーテルを生み出すクリスタルとは一線を画す存在。
国家に加護を与え、魔法と恵みをもたらす繁栄の象徴的な存在である。
しかしシドはそう考えていなかった。
「マザークリスタルも要はどデカいクリスタルってだけで、エーテルを蓄え放出する機能は同じだ。ならその放出されるエーテルはどこから来ている?答えは土地、この星そのものからだ」
「マザークリスタルが周囲の土地からエーテルを吸い上げた結果、土地は【黒の一帯】と化した。こいつを破壊すれば黒の一帯は止まり、生まれつき魔法が使えるベアラーの立場も変わってくる」
シドは長年の研究でそう結論付けたのである。
国の象徴であるマザークリスタルを破壊する事がどれほど重大な事かは本人も重々承知の上だ。
その計画に賛同したクライヴはザンブレク皇国の首都・オリフレムへと潜入する。
そこではベアラー達が今まで見てきた差別よりも遥かに酷く、酷い扱いを受けていた。
そんな光景を見てクライヴは改めて誓う。
この行いが、差別無き世界へ繋がる第一歩であると信じて。
マザークリスタルが祭られている神殿への抜け道を進むクライヴ達は、強烈なエーテル溜まりやそれにより変貌した魔物【アカシア】達を退け、遂にマザークリスタルのコア【ドレイクヘッド・コア】へと辿り着く。
一切の攻撃が通用しないコアを破壊する為、シドは召喚獣・ラムウへと顕現する。
強大な一撃の前に遂に崩れ落ちるコア。
これで周囲の黒の一帯化も収まるはず…そう安心した矢先であった。
砕けたコアの背後に謎の空間が発生し、ラムウはそこから放たれた光に貫かれ重傷を負ってしまった。
空間から這い出てきた謎の巨人を見たクライヴは、フェニックスゲート跡地で経験した激しい頭痛と謎の声に再び苛まされる。
巨人がクライヴへ手を伸ばした瞬間、ラムウの放った強烈な一撃が巨人を貫き、空間へと押し戻す。
クライヴはそのまま気絶し、目が覚めると再び謎の空間へと降り立っていた。
巨人はラムウの一撃により満足に動けないままクライヴへと攻撃を仕掛ける。
こんなところで死ねないという強い覚悟が、再び彼の中の炎を燃え上がらせる。
召喚獣・イフリートへと再び顕現したクライヴは、圧倒的な力でティフォンと呼ばれる巨人を蹂躙する。
トルガルの鳴き声で目が覚めたクライヴは現実世界へと戻って来る。
そこで目にしたのは瀕死の重傷を負ったシドであった。
彼の下へ駆け寄るクライヴだが、その背後に再び謎の影が迫る。
クライヴを【ミュトス】と呼ぶそれは、ゆっくりとクライヴへ手を伸ばす。
しかしクライヴの背後にいたシドは最後の力を振り絞ってソレに一撃を加え、クライヴも呼応して一刀両断する。
「器如きが歯向かうか」
そう言い残し、ソレは消えていった。
正真正銘、シドの最後の力であった。
「クライヴ、お前は俺が言えなかったことをあっさりと言ってのけた。【人が人として生きられる場所を作る】という事をな。」
「クライヴ…このクソッタレな世界に居場所を…窮屈なクリスタルの牢獄をぶち破るんだ。」
そう言うとシドは自身のラムウの力をクライヴへと移す。
泣きながら止めるよう懇願するクライヴだが、シドは満足そうに笑うとこう言った。
「いい悪党になれよ、クライヴ」
そしてシドは息を引き取った。
悲しみに暮れるクライヴ達の前に、再び謎の影が現れる。
それが放つ強烈な一撃に飲み込まれ、気を失うクライヴ達。
しかしその瞬間、彼らを燃え盛る炎が包み込む。
現れたのはローブの男。
マルガラスと名乗っていたその男はジョシュアであった。
偽物や幻影などではない。
あの日クライヴによって殺されたと思われたジョシュアは生き延びていたのだ。
「そこにいるんだろう—–【アルテマ】。」
ジョシュアに【アルテマ】と呼ばれたソレは、ゆっくりと姿を現した。
「お前が兄さんを狙っていることは分かっている。」
ジョシュアはそう言うと、クライヴ達の前に立ちはだかった。
ジョシュアは強烈な魔法の数々を放つが、アルテマには一切通用しない。
「無駄な事はするな。」とアルテマは呟く。
「【理】たるお前を倒せるなんて最初から思っちゃいないさ…だけど、僕の炎を何だと思っている?」
そう言うとジョシュアはアルテマをフェニックスの「転生の炎」の檻で閉じ込め、そしてその炎ごとアルテマを体内へと吸収した。
ジョシュアは生きていた。
自分達の為に戦ってくれた。
クライヴは薄れゆく意識の中必死に手を伸ばし、そして眠りに落ちて行ったのであった。
感想
シ…
シッどーーーー!!!(´;ω;`)
オリフレム潜入前の長セリフだったりジルの「あなたの為に緩めておいたわ」と言わんばかりの板踏み外しやら死亡フラグがバキバキだったのでこりゃアウトだな~とは思ってましたが…。
言い散りザマでした…。
シドの名はFFにおける名物みたいなもんですからね。
やはり主人公と同等の扱いをしてくれると個人的には嬉しい。
「いい悪党になれよ」ってセリフめっちゃ格好いいですよね…。
自分も今度コンビニで会計終わった後に言ってみよう。
ただシドの考え方はどうなんでしょうか。
マザークリスタルを破壊して黒の一帯が止まるっていう確証がないままぶっ壊したら世界滅びました☆とかにはならないんでしょうか…。
そして「普通の人が魔法を使えなくなるがベアラーは使える」という状況は、より一層ベアラーが迫害の対象になってしまう気もしますが…。
その辺のフォローも今後してくれると願いたい。
オリフレム潜入前後は恒例のサブクエやらお使いメインイベントが続いたのですが…
スクエニは娼館好き過ぎでしょ
歓楽街でソワソワしてるジルちゃん可愛かったです。
中世の世界観で困ったらとりあえず娼館出しとけばいいとか思ってるでしょ君…。
その通りだよ!!
もうスタッフのお偉いさんの中に〇〇〇とか〇〇〇が大好きな人がいて、その人がごり押ししている風にしか見えません。
そうなんだろスクエニ!おい!
〇〇〇好きなのか!この〇〇〇〇〇が!
そんな事しちゃ〇〇〇〇〇〇だろ〇〇〇〇〇〇!!
この〇〇〇〇〇〇〇〇!!!!
≡〇)`Д゚).・;’∴
マダムのお使いクエの最中に立ち寄ったムーアの街は「ベアラーの扱い特に酷いよ」って言われてたけど、想像の5倍くらい扱い酷くてメチャメチャ胸糞悪かったです。
少女の方はベアラーが死んだことを理解して泣いてはいましたけど要はペット扱いしてるだけじゃんって感じだし、貴族親子の方はもう論外です。
バラバラのコナゴナのツブツブのサラサラになるまでボコってやりたかった。
こいつらぶっ殺して「いい悪党」になるしかねぇよクライヴ!いったれ!
って思ってたら勝手に死んでて笑いました。
親「やめろお前…ぎゃぁぁぁぁ!!」
子「パパー!痛いよ!あぁぁぁぁ!!」
ぼく「ッッッッシャオラ!!!」
こういう胸糞モブを放っておかずにキッチリお仕置きする展開ってなかなか珍しい気がします。
クリスタル神殿では再びイフリートを操作する召喚獣戦が遊べました。
しかも今までのムービーとQTEに毛が生えた程度のなんちゃって格闘戦ではなく完全に自由操作できるタイプの戦闘。
ただ、正直思ってた感じと違いました。
勿論ド迫力ですしエフェクトモリモリ過ぎで格好いいんです。
でもなんて言うか、デカブツVSデカブツ特有の鈍重さというか重量感というか
その類のものが感じられなくて少し軽い気がしました。
クライヴがイフリートの着ぐるみ着て動いてるだけというか…。言葉で形容するのが難しい。
この手の演出で個人的に満点だったのはやはり地球防衛軍6のバルガ(巨大ロボット)戦ですかね。
鈍重なボディをぶん回してぶん殴るあの重い感触が本当に堪りません。
まぁ現実の空間じゃないのでスケール感が出しずらいからそうせざるを得ないのかもしれません。
今後現実世界でクライヴがイフリートへ自由に顕現できるようになれば、素晴らしい重厚感のド突き合いが楽しめるのではないでしょうか。楽しめますよね?(威圧)
見た目が気持ち悪すぎるティフォン戦の後に唐突にアルテマと呼ばれる見た目が気持ち悪すぎるおっさんが出てきてちょっとびっくりしました。
本作は世界観や用語の説明が生き字引のおっさんコーナー頼りで作中で殆ど説明されないのが難点です。
アルテマに関しては今後少しずつ明かされていくんでしょうけど、それ以外にもベアラーの説明だったりアカシアの説明だったりがないので何も考えずに長いムービーだけ見ていると置いていかれそうになります。
ラスボスと思わしき存在も登場し、ミュトスやら器やらいよいよクライヴさん自身の謎に迫る展開になりそうでワクワクしています。
個人的に現状細かい点で気になる部分こそあるものの、全体的に見れば十分に楽しめていますので、今後も楽しんでいきたいです。
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