ライブアライブ【最終編・オルステッドサイド】 ストーリーと感想・評価【HD-2Dリメイク】※ネタバレあり

どうも、ほんまぐろです。

7月22日発売となったswitch用ソフト「ライブアライブ HD-2Dリメイク」

こちらの最終編をクリアしましたので、感想を書いて参ります。

最終編のうち、オルステッドを主人公とした場合のルートです。

ネタバレとなりますので、未クリアの方はご注意ください。

その他の編は随時更新して参ります。

 

ストーリー

勇者と魔王の伝説が残る地・ルクレチア。

しかし、この世に魔王などいなかった。

この世界にいたのは勇者のみ。

いや、勇者とそれに依存する傲慢で自分勝手で醜い人間のみ。

それを思い知らされたオルステッドは絶望し、自ら魔王オディオとなって人間を消滅させる事を決意する。

オディオは7つの石像が安置されていた部屋まで引き返す。

今は亡き3人の仲間だった人間と共に横目で見るだけだった石像。

だが今ならわかる。

彼らは様々な時代に存在する「人間に敗れた者たち」。

自身と同じ「オディオ」の名を関する者たちなのだと。

 

–お前たちは「悪」ではない–

–ただ敗者故に、悪にされてしまっただけだ–

–ならば私がお前たちを勝者へと変えてみせよう–

–そして、愚かで醜い人間たちの歴史を終わらせて見せよう–

オディオはそう言うと石像の前に立ち、人への絶望と憎しみを込めて語り掛けた。

 

オディオは「お~でぃ~お~」へ語り掛ける

–お前が敗れねばはびこりはしなかったろう–

–愚かなる人間などという生き物は–

–改めて非力な人間どもに見せつけてやるのだ…!–

–野生の純粋なる力を!–

–歴史が変わる–

 

オディオは「尾手 院王(おで いおう)」へ語り掛ける

–混迷する乱世において未来を築くのは–

–理想などという戯言であってはならない–

–魔の力にその魂を捧げてでも–

–己の道を信ずる者であるべきだ!–

–歴史が変わる–

 

オディオは「オディワン・リー」へ語り掛ける

–己の肉体を厳しく鍛えし者よ–

–勝利すべきは形のない心などに流される者ではない–

–最後に笑うのは…–

–全てを捨て強さを追求する者なのだ!–

–歴史が変わる–

 

オディオは「O・ディオ」へ語り掛ける

–戦にて敗れし魂達よ–

–お前達の願いを阻む権利を持つ者などいはしない…!–

–さあ、無法の世にその力で…–

–新たな歴史を造るのだ!–

–歴史が変わる–

 

オディオは「オディ・オブライト」へ語り掛ける。

–平穏なる時代において戦いの道を選び、一度は最強の座についた者よ–

–敗れたのは時の運だった事を示すため…–

–今一度!最強の座に返り咲くのだ!–

–歴史が変わる–

 

オディオは「大隠呼像」へ「御出居(おでお)」として乗り移り、語り掛ける。

–人と人の同化を目指した者よ–

–目指すべきは同化などではない–

–圧倒的な破壊をもって、汚れた人間達の蠢く世を…–

–浄化するのだ!–

–歴史が変わる–

 

オディオは「OD-10」へ語り掛ける。

–無から生まれし者よ–

–いや、お前もまた人間の手によって生を受けたのだ…–

–人間の勝手な都合で–

–同じ「作られた者」に負けたのだ…–

–さあ、戦うのだ…!今一度!–

–歴史が変わる–

 

 

 

 

–思い知ったか人間どもよ…–

–勝者は我らだ–

–我ら「憎しみ」の名を関する者達が–

–真の勝者なのだ…!–

 

ありとあらゆる時代で活躍する「人」

全て打ち倒したオディオは、世界でたった一人となった魔王城で高らかに笑い声をあげた。

 

人への憎しみと、僅かな悲しみを込めて–

 

感想

虐殺エンド。

自分の手で道を切り開かせ、成長させてきた主人公達をボスを操作して倒させるという行為。

本当にエグイです。

ブレスオブファイア4のバッドエンドに似た気持ちを味わいました。

同時にラスボスの力で勇者たちを蹂躙するという新鮮な楽しさも味わいました。

ボスサイドは基本強力なので、普通に戦っていればまず負けません。

唯一おぼろ丸だけはかなり苦戦させられました。砂塵の術でまぁ削られること…!

毒フィールドと吸血で持久戦に持っていく事で辛うじて勝利しました。

一番印象に残ったのはオディ・オブライト。

こいつの「骨法鉄砲」は遠距離+高確率回転攻撃なので、一方的に主人公を回転嵌めでボコるというラスボスの風上にも置けないチキン戦法で戦えました。

まぁ主人公側も浴びせ蹴り連発による回転嵌めでボコってたのでノーカン。

お前ら本当に格闘家か!?

 

ボス側のHPが少なくなると逃げるコマンドが「ハルマゲドン」というコマンドに変化したので使ってみると…

 

 

 

 

まさかの爆発オチ。

次元を超えて世界は炎に包まれました。

ドリフのBGMが聞こえてくる…。

 

全ての主人公を倒すと見事クリアです。

「BAD END」ではなく「SAD END」なのが印象的でした。

最後のオディオの笑い声も純粋に喜んでいるだけではない、悲しさとか虚しさみたいな虚無感が籠った特徴的な笑い声で、本当に声優さんって凄いなと改めて思いました。

いよいよ真のエンディング攻略開始です!

 

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