オクトパストラベラー2 パルテティオ編・第4章 ストーリー感想・評価【ネタバレあり】 

どうも、ほんまぐろです。

2023年2月24日に発売された「オクトパストラベラーⅡ

こちらの「パルテティオ編・第4章」をクリアしましたので、その感想を書いて参ります。

【前章】

ネタバレ全開となりますので、未プレイの方はご注意ください。

続きの章、及びその他主人公の感想記事も順次更新して参ります。

【エクストラストーリー(最終章)】はこちら

ストーリー

中つ海に佇む孤島「ロック島」

大富豪ロック・ブリリアントが経営するロックカンパニー本社があるこの街に、遂にパルテティオは辿り着いた。

世界中の夢と力になる蒸気機関を買い取る800億リーフの小切手を携えて。

「蒸気機関の登場により世界は一変した。」

ちょうど島の奥ではロック社長が新聞記者に向けて演説を行い始めた所であった。

「そしてこれから先、世界は更なる核心を遂げるだろう。」

そう言ってロックが見せたのは、量産が可能となった新型の蒸気機関。

ロックはこの新型蒸気機関を世界中の富豪や大企業のみに販売すると宣言した。

こうする事で更なる利益が生まれ、それを担う自分の権力は絶大になる。

夢にまで見た「世界を支配する力」を手に入れ満面の笑みを浮かべるロックの前にパルテティオが現れる。

大富豪・アルロンドの小切手を見せるパルテティオにざわつくマスコミ。

しかしロックは不敵に笑う。

「その小切手が現金化できる保証は?そのものが本当に800億を有する保証は?絶対と言い切れるか?言い切れないのなら話にならん。私は現金での取引以外は認めない」

ここまで来て現金での取引にのみ応じるというロック。

予想外の一手にマスコミも、そしてパルテティオも言葉を失う。

これで全て終わった。パルテティオがそう諦めかけた時

彼の声を上回る大きい声が会場に響き渡った。

はるばる海を越えてアルロンドがやって来たのだ。

現金800億リーフが詰まった麻袋を携えて。

想像だにしなかったアルロンドと現金800億の登場に、パルテティオも含めたすべての人が驚きを隠せない。

それを見たアルロンドは確かな意志を持って言い放った。

「ここまでする価値がパルテティオにはある。断言しよう!彼は800億に値する男であると!」

どよめきと歓声に包まれるロック島。

その中心にいる男パルテティオは改めて断言する。

茫然自失としていたロック。

しかし彼は諦めなかった。

「800億などただのはした金!蒸気機関は将来更なる富と権力を生む!こんなところで手放してなるものか!この取引は無効である!!」

一方的なロックの態度に一斉に詰め寄るマスコミ。

しかし、足早に去ったロックの後ろから大きな音が響き渡ると、危機を察知したパルテティオにより呼び戻される。

直後、閉ざされた門を吹き飛ばして現れたのは鋼鉄の塊。

ロックが全てを賭けて作り上げた蒸気機関による装甲車であった。

逃げ惑う人々の中、ただ一人装甲車と対峙するパルテティオ。

ここを越えなければ世界をまたにかけた商売なんて夢のまた夢。

気合を入れ直したパルテティオは蒸気装甲車へと立ち向かう。

激闘の末、パルテティオは見事装甲車の破壊に成功する。

ロックの夢と野望は、装甲車と共に砕け散っていった。

「これからは君の時代だ」

そう言い残し爆発する装甲車と運命を共にしようとするロック。

しかしパルテティオはそれを遮り、こう言う。

「俺の時代なんかじゃない。俺は多くの人と仕事をしてきた。そいつらは懸命に自分の足で立って、前に歩こうとしている。俺はそれを支えているだけだ。だから、皆の時代だ。勿論その皆にはあんたも含まれてるんだぜ。おやっさん」

 

それからしばらく経ったオアーズラッシュ。

パルテティオの活躍により蒸気機関は世界中に供給され、多くの人が仕事に勤しんでいた。

それはここオアーズラッシュも同じ。

活気が戻った街を眺めるパップの傍らにはロックがいた。

彼はパルテティオが新たに設立した会社「パルテ&ロックカンパニー」の相談役として、この街に戻ってきたのだった。

そんなロックの目にはもうかつての闇は存在しない。

あるのは人と働く事の喜びだけ。

一方パルテティオはクロックバンクを訪れていた。

始めて蒸気機関を知った街。

そしてロックの敷いた税制に苦しむ少年・ウィルと知り合った街。

ウィルによって世界中を幸せにすることの意義を見出した街。

世界を夢見て汗水たらして働くウィルに、パルテティオは商談を持ち掛ける。

こうしてパルテティオ達は新たな世界へと旅立つ。

パルテティオが買い取った世界。

人々が心のままに働き、幸せを繋いで行ける新たな世に。

 

感想

パルテティオ編、無事クリアです。

一冊の本を読み終えたような、清々しい読後感を味わえるストーリーでした。

ただ最後の当たりは結構ガバガバでしたね。

契約書に「現金のみとする」って書いてなかったらロック社長、終わりですよ!

あとアルロンドさん、800億を現金は絶対数えられないと思います。

ちなみに「800億リーフ現金一括」って、本当に船に詰めるんでしょうか?

仮に1リーフ=メープルリーフ金貨1枚とすると、1オンス約31g

つまり800億枚という事は31×80,000,000,000で2,480,000,000,000g

 

約248万トン…!!であってる?

 

石油タンカーの積載量が約13万トンなので、タンカー約20隻分の金貨を詰めるという訳です。

その船を売れ

 

終盤のロックから800億リーフで契約書を買い取るシーンにフィールドアクションを連動させた演出は個人的に素敵だと思いました。

あ、待ってやっぱり蒸気機関要りません

このお金で拡散剤と増強剤をありったけ買わせてください。

ロックを1リーフ銀貨で「雇う」って演出もグッときます。

得意技が「無し」なのはデータ設定上なのか「0から始める」って意味合いを込めているのか…

どちらにせよ弾避けになってもらいましょう。

 

ラスボスのオブシディアン戦はかなり楽勝でした。

なぜなら推奨レベル45に対して70くらいで挑んだから。

攻撃箇所の多さと本体のシールド量に最初はビビり散らしましたが、落ち着いて対処したら各部位は全然強くなくて肩透かしでした。

回復をこまめにしつつ。落ち着いて各個撃破を目指すと楽です。

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