オクトパストラベラー2 キャスティ編・第4章 ストーリー感想・評価【ネタバレあり】

どうも、ほんまぐろです。

2023年2月24日に発売された「オクトパストラベラーⅡ

こちらの「キャスティ編・第4章」をクリアしましたので、その感想を書いて参ります。

【前章】

ネタバレ全開となりますので、未プレイの方はご注意ください。

続きの章、及びその他主人公の感想記事も順次更新して参ります。

【エクストラストーリー(最終章)】はこちら

 

ストーリー

エイル薬師団を裏切ったトルーソーを追ってキャスティが辿り着いたのは、華やかな王都「ティンバーレイン」

キャスティが到着すると、既に街には暗雲が立ち込めている。

もう一刻の猶予もない。

偶然居合わせたエドマンドに事情を説明し、住人の避難の為に兵士たちを頼る事にする。

街の酒場にいる兵士たちはそんな事態が迫っている事など少しも考えず、昼から盛り上がっている。

そんな中住人の避難の助けを請うキャスティだが、兵士たちは全く信用しようとしない。

しかし、エドマンドと同じく警備に居合わせたグリフの説得、そしてキャスティの腕に残る毒の名残

そして何よりキャスティの必死の想いに心を動かされた兵士たちは、手分けして住人たちに避難を促して回る。

住人の避難をエドマンド達に任せたキャスティは、一人ティンバーレイン城の屋上へと向かっていた。

最も空に近く、最も毒が飛ぶ風の位置。

トルーソーはそこにいた。

相変わらず目の奥を真っ黒に染めたトルーソーは、歪んだ笑顔でキャスティに教えを説く。

「なぜこの救いを分かってくれないんですか?この方法こそが、世界を食うシミから救う唯一の方法なのに…」

もうトルーソーと分かり合える道は残っていない。

そう思い知ったキャスティは、彼に武器を向ける。

彼を殺す為ではない。

彼に苦しめられる多くの人を、一人でも多く救うために。

毒の雨が降りしきる中、トルーソーは遂に倒れる。

満身創痍になりながらも立ち上がるキャスティ。

だがこれで終わりではない。

毒の雨に対する特効薬を完成させなければならない。

そうしなければ自分も多くの人も死ぬ。

しかしトルーソーによって巻かれた毒は更なる変異を遂げ、多くの症状を併発させる最凶の毒として街に降り注いでいた。

全ての症状に効く薬を造る。

朦朧とする意識の中それだけを考えて立ち上がるキャスティの前に、再びマレーヤの幻影が現れる。

これまで歩んできた旅路の全てが薬に繋がる。

その言葉と共に、キャスティはこれまでの度を振り返る。

カナルブライン水脈の汚染を浄化した「ジョウカソウ」

ウィンターブルームの地主・ローサに希望を与えた「ウロシズメの葉」

サリーを救った「アカタネホ」に「セイリンカ」

そしてマレーヤが死ぬ間際に託してくれた「ユキシズク」

その全てを奇跡的なバランスで調合するキャスティ。

見事に毒は消え去った。

キャスティは遂に特効薬の開発に成功したのだ。

それを見たトルーソーは、天を仰いでこと切れた。

彼が最期に何を感じたか、今となっては誰も分からない。

それよりもキャスティにはすべき事がある。

逃げ遅れた住人達や最後まで非難を手伝っていたエドマンド達が受けた毒の治療を懸命に行っていく。

紫色に染まった雨が透き通り、そして止む。

その頃には、もう既に毒に苦しむ人は一人もいなくなっていた。

エイル薬師団のメンバーから託された技術と記憶、そして想い

そのすべてを使い、キャスティは遂に多くの人々を助ける事に成功したのだった。

その夜、疲労困憊で眠るキャスティの下にエイル薬師団のメンバーが現れる。

決して望んだ形での死ではなかった。

だが、キャスティのみた師団のメンバーはみな満足そうな笑顔を浮かべているように見えた。

こうして全てを終えたキャスティ。

だが彼女の旅が終わる事は決してないだろう。

一人でも多く、救いの手を差しのべる為に。

 

感想

キャスティ編、無事クリア。

非常に良いストーリーでした。

どの章も非常に心温まるシーンが多かった。

特に2章のウィンターブルーム編ラストの「ハッピーバースデー」のところや3章ラストで安眠草を手に入れる演出等、短いながら非常に力の入っている内容だったと思います。

何よりキャスティのビジュアル、声が本当に素晴らしい。

ナース服も巫女服もシスターも似合うとかレベル高すぎだろ…

HD-2Dのドット絵って、ドットの割にコスチュームの細かい所まで作り込まれていて本当に凄いと思う。

ただこのキャスティのコスプレ能力の高さをドットで止めておくには持ったなさ過ぎるので、ぜひイラストに起こして欲しいもんです。

 

そしてビジュアルや声だけでなく、薬師ジョブとしての性能と底力アクションの「素材消費無し」が余りにもインチキすぎる

  • HP全回復
  • SP全回復
  • 状態異常回復
  • BP2回復
  • HPリジェネ or SPリジェネ

 

これを一手でパーティ全員にばら撒けるとかどういう事なの?

全編通してパーティのスタメンとして頑張ってくれています。

ラスボスであるトルーソー戦は毒の雨で徐々に最大HPが下がっていくデバフ演出が凄く鬱陶しくて辛かった。

ただ前述の通りキャスティの介護性能が余りにも高い為、落ち着いて回復をこまめに行えば何も問題ありませんでした。

 

ちなみにステージとなるティンバーレインの城前広場には歴戦の槍の元になる「錆びた槍」の宝箱があり、それを防いでいるNPCがいたのですが

 

 

 

 

お前この大変な時に空気読めよ…

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