どうも、ほんまぐろです。
7月22日発売となったswitch用ソフト「ライブアライブ HD-2Dリメイク」
こちらのSF編をクリアしましたので、感想を書いて参ります。
ネタバレとなりますので、未クリアの方はご注意ください。
その他の編は随時更新して参ります。
イントロデュース
遥か遠い未来。
宇宙船コギトエルゴスム号の船員・カトゥーは一体のロボットを製造した。
名前は「キューブ」
キューブは学習機能を搭載し、カトゥーやほかの船員を交流を重ねていく。
順調に航海を続けていたが、ある日通信設備が故障、それを修理しに向かった船員も事故により死亡してしまう。
更に厳重に保管されていた地球外生命体「ベヒーモス」が脱走。
キューブ、そして船員達は恐怖とパニックに包まれたコギトエルゴスム号から無事生還することはできるのだろうか—
ストーリー
カークの死、ベヒーモスの脱走。
衝撃的な出来事の連続により、ある者は平常心を失い、ある者は憎しみを募らせ、ある者はただ何もできずに傍観する。
そんな不穏な空気に包まれた船内に、船長からカークを弔うよう通信が入る。
宇宙葬を行うべく準備を進めるクルー達だが、突然カークの遺体が忽然と姿を消す。
カークの恋人であるレイチェルは、カークを失った事実を受け入れることができず、彼の亡骸を自室まで運び込んでいたのだ。
そんな彼女の暴走はある連絡によりエスカレートする。
死んだはずのカークからメールが送られてきたのである。
明らかに何者かによる工作。
しかし彼の死を受け入れられないレイチェルは、自分との恋仲を巡ってカークと争っていたヒューイの説得を真っ向から否定し、1人ハッチへと向かう。
もちろんハッチには誰もおらず、あわやカトゥー達の命まで奪われそうな事態にまで発展してしまうが、伍長の説得により事なきを得る。
落ち着きを取り戻したレイチェルと一向だったが、船内を徘徊するベヒーモスが近づいてきた事を知り再度パニックへと陥る。
カークを弄ばれまいと飛び出したレイチェルとそれを追うヒューイ。
2人はベヒーモスの手にかかり重傷を負ってしまう。
残されたカトゥーと伍長。
2人と1体はこんな状況に陥ってもなお平然と通信を送ってくる船長に不満を投げつける。
しかし船長は変わらず返答を返してくる。
「何?それは本当かね!?それは…気の毒に…」
「何?それは本当かね!?それは…気の毒に…」
まるで壊れた録音再生のように同じ事を繰り返す船長を不審に思った伍長は彼の部屋へ乗り込む。
そこには既に何者かに殺害されている船長の亡骸が横たわっていた。
カトゥーは伍長に疑いの言葉を吐く。
異種生命体であるベヒーモスの観察・実験のために伍長が船員の命をも実験台とした極秘任務についていた事を、ロボットが調べていたのである。
対立する2人。
迫るベヒーモスの足音。
極限の緊張感に包まれる中、キューブは自身と同じ姿をしたもう一体のロボットがカトゥーを襲う瞬間を目撃する。
こいつこそがカークを事故に見せかけて殺害し、ベヒーモスを操り、レイチェルの心を利用し、船長を亡き者にした犯人だったのである。
ロボットは自身の意志を持っておらず、その口から発せられたのはそれを操る黒幕の言葉だった。
「OD-10/コギトエルゴスム」
真の黒幕は、この輸送船コギトエルゴスム号の中枢を担うAI「OD-10」そのものだったのである。
OD-10により追い詰められるキューブとダース伍長。
しかしカトゥーの残してくれたアドバイスと、カークが愛用していたオフラインのゲームデバイスを利用して、逆にOD-10にアクセスすることに成功。
背後にベヒーモスが迫る中、伍長は叫ぶ。
「人間を舐めるな!!」と
カークが残してくれたゲーム「キャプテン・スクウェア」の中でOD-10を撃破するキューブ。
OD-10は消滅の間際にこう言った。
「私の任務はこの船内に平和を維持し、任務を完遂させるサポートを行うこと。しかし人間達はそのために必要な協調を自ら破壊し、私の任務を妨害しようとする。だから排除した。」と。
そして流れてくる船員達の船内記録。
そこには互いを信じ合えず、広い宇宙でひたすらに狭い争いを繰り返す人間の醜い言動であった。
理解不能。
そう言って消滅したOD-10は、人間そのものだった。
ベヒーモスを退け、息も絶え絶えのまま生還したダース伍長は言う。
「所詮ロボットも人間も同じ。生きていくには誰かの手を借りなければならないし、借りようとして来る人を無碍にしていい訳もない。自分の為に人を勝手に傷つけていいわけがない。」
そうして一息ついたダースはキューブにコーヒーを淹れるよう頼む。
キューブが生まれて初めて学習したコーヒーの淹れ方。
人を殺す機械ではなく人を助ける為に生まれ、人と同じようにまだまだ練習が必要な、苦いコーヒー。
多くのクルーを失いつつも、そこに生まれた新たな「心」とコーヒーに、ダースは深く安心を覚えたのだった。
感想
まず初めに驚いたのが声優さんに関して。
HD-2Dリメイクにあたりキャラクター達にはCVが付いたのですが、それぞれ
- カトゥー: 石田 彰(ガンダムSEED:アスラン、エヴァ:カヲルなど)
- ヒューイ: 佐々木 望(幽遊白書:浦飯幽助、閃光のハサウェイ:ハサウェイなど)
- レイチェル: 甲斐田 裕子(ペルソナ4:マーガレット、ガンダムUC:マリーダなど)
- カーク: 井上 和彦(名探偵コナン:白鳥警部、ガンダムAGE:フリットなど)
- ダース: 内田 直哉(DRIFTERS:織田信長、ガンダムUC:オットーなど)
- 船長: 稲田 徹(∀ガンダム:ハリー、グリッドマン:アレクシスなど )
めちゃめちゃ豪華です。
驚異のガンダム率100%
SF編が超しっくりきます。
どの声優さんも洋画の吹き替えでお馴染みな超ベテランばかりで、まるでSF編ではなくSF洋画そのもののような気持ちで見ることができました。
ラスボス以外戦闘がないのもそれを助長してます。
短いながらも人のドロドロした感じとか、そういう嫌な部分が感じて取れる秀逸なシナリオだったと思います。ベッタベタですけど。
戦闘がない代わりにベヒーモスが船内を彷徨いていて、見つかると追っかけてくるのが非常に怖かった。
HD-2DでMOTHER3の究極キマイラステージみたいなやつはダメなんですよ…やっちゃ…。
終始無音だったり、SFC版と違ったSEの凝りよう(船内のゴウンゴウンやダクトの音等)なんかが恐怖を倍増していました。
そして最後のラスボスは唯一強制戦闘である代わりにかなり厄介でした。
適当に攻撃しているとすぐに回復されジリ貧になってしまいます。
コツとしては
- 開幕速攻のスピンドライブでマザーKOMを1マス後ろに吹っ飛ばし、画面手前の一列を安置にする事。
- 手前の安置からスタビライザーを片っぱしから倒す。
- マザーKOM1体になったら更に横に1マス吹っ飛ばして横に安置を作った後、反撃で回復されないマインドハックでひたすらに攻撃
- スピンドライブの一撃で倒せるくらいまで削ったら、システムリカバーを使われる前にスピンドライブで倒す
といった感じで撃破。
位置取りや向き、行動順、技の種類等…
「ライブアライブの戦闘」を存分に楽しめる瞬間だと思います。
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