どうも、ほんまぐろです。
1月12日に発売となったRPG「ワンピースオデッセイ」
こちらの「ワフルド編」をクリアしました為、そのストーリーと感想を書いて参ります。
序盤感想、及びその他のエピソード下記の記事をご覧ください。
【序盤感想】
【アラバスタ編】
【ウォーターセブン編】
【マリンフォード編】
【ドレスローザ編】
ストーリー
航海の途中、漂流した島「ワフルド」で麦わらの一味は海賊嫌いの少女リムと出会う。
島を襲われると勘違いしたリムは島を守るべく、自身の力により一味の力をキューブに変え島中へと飛散させる。
一味は奪われた力を取り戻すべく、誤解を解いたリムと共に取り戻したキューブを通じて過去の冒険を追体験し、力を再習得していく。
キューブの世界「メモリア」を冒険するうちに
- ワフルドがかつて空島として存在していたがある時戦争により青海に落下した事
- ワフルドで出会った冒険家アディオはかつてワフルドに住んでいた人の子孫である事
- アディオの目的がワフルドを覆う嵐の結界を破壊して、散った子孫たちを迎え入れる事
- リムはそんなアディオに説得され、結界を守る巨象を破壊する手伝いをしている事
である事を知る。
全ての巨象を壊し、全ての力を取り戻すことに成功した麦わらの一味。
これでワフルドでの冒険も終わり、アディオの一族も無事故郷に帰る事が出来る—。
そう思い現実世界に降り立った瞬間、一味を待っていたのは異様な光景だった。
海を埋め尽くす無数の軍艦。
それを薙ぎ払うように荒れ狂う落雷の嵐。
これこそがこのワフルドに秘められた大いなる力—「神の息吹」と呼ばれる天候すら自在に操る兵器。
麦わらの一味達によってその存在が暴かれる事を恐れた世界政府はワフルドへの「バスターコール」の招集を決定したのである。
この嵐を操っているのはアディオ。
コテコテの実の能力により掴んだものを操作できるアディオは神の息吹を操り、海軍達を蹴散らしていたのだ。
そんなアディオの下にリムと麦わらの一味が追い付く。
真意を問いただすリムにアディオは真実を語る。
「子孫を集める気など最初からない。本当の目的はかつて先祖を滅ぼし、故郷を地に落とした海軍–世界政府への復讐だ。」
「その為には神の息吹がいる。だが巨象を破壊したものは敵とみなされ神の息吹に辿り着く事は出来ない。だからリム、お前を利用して麦わらの一味に巨象を破壊させたんだ。」
そう言い、アディオはリムに銃を向け、そして引き金を引く。
アディオはそのまま海軍が集まる海岸へと飛び去った。
崩れ落ちるリム。
「アディオは一人だった私の傍にいてくれたたった一人の家族。」
撃たれても尚、アディオの身を案ずるリムは彼を頼むと告げた後、光となり、キューブとなってしまった。
リムの正体はかつてのワフルドで神の息吹に捧げられた巫女の少女—
その少女が作り出した「メモリア」だったのである。
キューブになったリムを抱え、海岸へと向かう麦わらの一味。
そこでは海軍を蹴散らすアディオがいた。
このまま神の息吹で世界政府や海賊の様な歯向かう者を根絶やしにするとうアディオ。
「海賊王になってやる」と言うアディオに、ルフィは激昂する。
激突するアディオと麦わらの一味。
神の息吹、そしてアディオのコテコテの能力が繰り出す猛攻に打ちのめされるルフィ。
だが彼は絶対に倒れない。
何度倒されても立ち上がってくるルフィにアディオは焦りを隠せない。
仲間を、家族を蔑ろにするアディオに怒りをぶつけるルフィ。
その拳は遂にアディオを捉え打ち倒すことに成功する。
「仲間を大切にしないお前に負けるわけねぇだろ。」
そう言うルフィにアディオは吠える。
しかしチョッパーは気が付いていた。
アディオがリムを撃った時、急所を外して撃っていた事に。
無意識なのかは分からない。
だが、アディオも気が付かないうちにリムを家族として大事にしていたのだ。
「お前は一人じゃない」
そう言われたアディオは遂に負けを認める。
ボロボロになった体で神の息吹に乗り込むと、どこかへと飛び去って行った。
そんなアディオを見送る一味の前に、リムと同じ見た顔、違う色の瞳をした少女が現れる。
神の息吹が倒された事により、捧げられていた巫女も解放されたのである。
巫女の力により急所を外れていたリムのキューブは無事に光を取り戻す。
激闘から翌日。
五老星達は神の息吹が消え去った事実を聞いて安堵していた。
ワフルドでは麦わらの一味が出向に向けて最後の準備を整えていた。
神の息吹やバスターコールによる影響で何もかもが破壊されてしまったワフルド。
しかし、アディオはきっと戻ってくる。
そう信じてワフルドに残る事を決意した巫女とリムは、麦わらの一味の出向を見送る。
この島での冒険を忘れることはない。
そう胸に刻んだ麦わらの一味は、少女たちに見送られながら島を後にするのであった。
感想
無事クリアしました。
正直最初はそこまで期待していませんでしたが、最後までクリアすると思っていたよりも遥かに満足感のある出来でした。
巨象との戦いやアディオとの決戦等、まさに「劇場版ONE PIECE」をゲームとして遊んでいる感じです。
「劇場版ONE PIECE FILM 【ODYSSEY】」
名前も凄くそれっぽい
アディオやリムと言ったオリジナルキャラクターもいい味出していました。アディオは裏切るの丸わかりでしたが
特にリムのビジュアルは個人的にかなりツボ
ワンピースのオリジナルキャラの中ではトップクラスに素晴らしいビジュアルではないでしょうか。
個人的にはウタよりも好きです。
過去編の追体験も「二年後の一味があの場面を体験したら」というファンが妄想するようなif要素を体験することが出来て、個人的には凄く新鮮で楽しかった。
そして何より「コマンドRPGとしてワンピースを楽しめた」というのが一番大きい。
序盤の感想記事でも書きましたが、技が大量に出てくるワンピースとコマンドRPGは相性が良い。
ただ、勿論気になるところもかなりあります。
一番気になったダッシュの遅さは結局最後まで改善されることが無いままでしたし、キャラクターやストーリーのカットも非常に多い為、「完全再現」を期待しているとガッカリします。
記憶という曖昧なもので構成された世界だからストーリーや登場人物はバラバラですっていうバンナムの言い訳を最初に受け入れる必要があります。
戦闘バランスも序盤・中盤はかなりシビアに設計されていて歯ごたえがありますが、終盤になると味方の強さがインフレして作業ゲーと化すのも問題。これはコマンドRPG全般に言える問題ですが
とりあえず覇王色の覇気うっときゃOK
とまぁ、気になる点もありますが個人的には買ってよかったと思います。
73点くらいのクオリティかなと。
- ワンピースの世界観でゲームがやりたい
- ワンピースのコマンドRPGが遊びたい
と言う方は、買って損はない内容に仕上がっていると思います。
気になった方は是非手に取ってみて下さい。
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