どうも、ほんまぐろです。
2023年2月24日に発売された「オクトパストラベラーⅡ」
こちらの「ヒカリ編・第5章」をクリアしましたので、その感想を書いて参ります。
【前章】
ネタバレ全開となりますので、未プレイの方はご注意ください。
その他主人公の感想記事も順次更新して参ります。
【エクストラストーリー(最終章)】はこちら
ストーリー
砂の大国・ク国。
多くの寄り道と出会いを経て、ヒカリは遂に帰ってきた。
全ては無駄な犠牲を強いようとしている兄・ムゲンを倒し、平和なク国を取り戻すため。
決戦に備えク国の下へと集結する一行。
旅路で得た友、そして生き延びていた古き家臣。
多くの賛同者が自分の下へ集ってくれたことに、ヒカリは感謝を述べる。
そしてカザンから作戦が伝えられる。
「鉄壁を誇る正門からの正面突破」
一見無謀に思えるその策を成功させるため、カザンは正門前の峡谷を岩で閉じる。
行き場を失った風が吹き溜まり、岩の解放と共に嵐へと変貌して正門を襲うというのだ。
「我らが雷が見えないが…?」
そう訝しむカザンにヒカリは「必ず来る。だから信じろ。」と告げる。
その言葉を聞いたカザンは、正門前に合図を送る。
轟音と共に岩が崩れ、行き場を失い渦巻いた風が一気に吹きすさぶ。
風は多くの砂と岩を飲み込み、嵐となって正門を飲み込んだ。
遂に戦が始まった。
正門から突入するヒカリ達実働部隊。
市街地では既に熾烈な戦闘が始まっている。
カザンの策が功を奏したとは言え、敵はク国全て。
ヒカリ達は圧倒的な数の兵に囲まれてしまう。
そんな絶体絶命の窮地を轟音と閃光が駆け抜ける。
ライ・メイの槍である。
あの日、ヒカリの声は確かに彼女の魂に届いていたのだ。
メイ家やベンケイに殿を任せ、ヒカリはク国城の内部へと突入する。
ムゲンが座して待つ玉座の間。
その前に立ちはだかったのはリツであった。
かつては同じ志を目指した友と友。
しかし最早その道が交わる事は決してない。
そう悟ったリツとヒカリは、静かに剣を抜き相対する。
激しい剣閃が響く激戦を制したのはヒカリであった。
膝をつき己の死期を悟ったリツは、最後にヒカリに全てを託していった。
もうこれ以上自分達の様に身分の差によって苦しむ人々が生まれないように。
突入した玉座の間を進むと、その先にムゲンが待ち構えていた。
「出来損ないにしてはよくやった。認めてやろう。」
歪んだ笑顔でそう言い放つムゲンに、ヒカリは静かな怒りを込めて剣を抜く。
友の想いを重ねた剣の一閃により、遂にヒカリはムゲンに一撃与える。
思わずよろめき後ずさるムゲン。
ムゲンはヒカリの母・クラを下民の血…「灯火の血族」と呼び唾棄する。
それはク国王家に伝わる闇の血…「暗黒」と対をなす光の血。
その血が混じっているからこそ、ムゲンはヒカリを忌み嫌っていたのだ。
ムゲンは最後の手段に出る。
王家に伝わる宝剣「黒血剣」を掲げると、自身の体を捧げる。
異形の姿へと変貌していくムゲンを止めようとするヒカリだが、そんなヒカリの前に「もう半分の血」が話しかけてくる。
闇の血が誘う破壊と暴力の誘惑に怯えていたヒカリ。
「やっと俺を認めたな!?」
それを見た「もう一人のヒカリ」は満足そうにヒカリの体内に侵入し、その主導権を奪おうとする。
ヒカリを孤独に追い込む絶望の闇。
しかし、ヒカリはもう一人ではない。
多くの友の声と魂を受け、ヒカリは遂に自身の闇の血を克服する事に成功する。
覚醒したヒカリの前になすすべなく打倒されるムゲン。
漆黒の業炎を上げ、ムゲンは塵と化していった。
こうしてク国を奪還する最後の戦が終わった。
「俺たちの勝利だッ!!」
ヒカリの声がク国中に高らかに響いたのだった
それから少し経ったある日。
その日は式典が開かれていた。
ヒカリの皇帝への戴冠式である。
自分を支え共に戦ってくれた友に感謝を述べると、ヒカリは民衆の前へと歩む。
戴冠式で受け取ったのは王冠・
ク国のしきたり・歴史、その全てが受け継がれてきた王冠である。
「重いな…」
そう呟いたヒカリは民衆の前で王冠を投げ捨てる。
ク国の歴史は血の歴史。
他者を虐げ、奪い、呪いを貯め込んできた呪われし歴史。
「これから俺達が作る歴史に、そんなものは必要ない」
他者を受け入れ、他者と共に進む。
そんなク国を造る新たな王が誕生した瞬間であった。
少し離れた英雄の丘。
そこに突き立てられたリツの剣の前にヒカリとリツの妹は並んで佇む。
「リツ、見ているか?これが、俺達の国だ」
感想
ヒカリ編、無事クリア。
キャラ、声優、ストーリー、ジョブとしての性能…
全てが高水準という非常に素晴らしいエピソードでした。
やはり一番大きいのはヒカリを演じた松永さんの声でしょうか。
アシタカ以来久しく聞いていなかったので、本当に嬉しかった。
ストーリーも王道な戦記モノと言った感じで個人的にはGOODです。
ライ・メイちゃんという名前、この短いエピソードで終わらせるには勿体ないくらいいい名前だと思う。
雷鳴とアジアンチックな名前を掛けたセンス、素敵です。
剣士も前作が守備寄りな感じでしたが今作ではより攻撃的になっていて楽しかった。
自分の苦手な武器種や属性・回復等を補える技ストックと言う仕様素晴らしいです。
そしてラスボスですが…
信じられないくらい強かった。
単純に攻撃力が高くて痛いうえにSPへの攻撃や恐怖・気絶等の状態異常をばら撒いてくるいやらしい攻撃
それをアホみたいな手数でポンポン撃ってくるのでちょっと気を抜くと速攻でパーティが半壊or全壊
3、4回は全滅した
2回目くらいで学習してアクセサリーが固めやレベル上げをし直さないのがまぐろクオリティ。
最終的にジョブはウェポンマスターで固定でした。
清々しいほどに物理一辺倒な脳筋アタッカーなので、ウェポンマスターのアビリティやサポアビと相性抜群です。
ちなみにヒカリ編クリア後にずっと閉まっていた五重塔みたいな建物が解放され、そこで最後の上級ジョブ・祈祷師が解放されます。
こいつを獲得する為のボス連戦がまた面倒くさいのよ…
なんで既存ボスのコピペじゃないのよ…そこは手抜きで使いまわしとけよ…(無茶苦茶)
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